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200文字

200文字 傍観者

作者: 沖田 光海


 願うだけでかなうと思ったら大間違い!

 そう言って僕は必死に神へと祈りをささげる人間を嘲笑った

 下らない、くだらない!

 君たちはいったい何がしたいのさ?

 神様なんて助けてくれるはずないのにね

 だって、そうじゃないか?

 誰も彼らの姿を見たことがないんだから

 君が、神に助けられたと思っているのは、すべて君の力か全くの偶然なのに、なぜ君たちは神に祈るのかなあ?

 彼らは単なる傍観者にすぎないと、知らないで……さ

 ばっかみたい

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