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MEGEofLUVORATORY  作者: はーるんぱ
九州統一編

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第3章第3話〜入隊試験・VS松本榛名〜

遅くてごめんね?

あれから1週間、俺は筋トレ走り込み射撃訓練を学校終わりの後に行い、それなりに力も体力もついてきた。そして今日の昼が入隊試験の時間だ、幸い休日だったので射撃訓練を1時間ぐらいしていると榛名が射撃訓練部屋にはいってきた。

「気合い入ってるね冬也、それはそうとルールを説明するね、まず対戦相手は私、使用武器は自分が使いやすいと思った武器…冬也の場合はピストルの中にBB弾を入れて戦う、試験の時間は1時間でその間に私の攻撃でダウンしたらまた1週間後に試験、耐え切ったら合格」

成る程、合格できなくても諦めずに挑戦し続ければいつかは合格して入れるってわけか、つまり勧誘の場合は強制なんだろうなうんきっとそうに違いない。とにかく俺は用意をする為道場の控え室に移動して準備をした。本当に弾はBB弾なんだな…そうこうしているうちに時間となった為控え室から道場に移動すると、既に榛名がレイピア状の木の剣を持って待機していた。

「ん、待たせたか?悪い」

「ううん、そんなに待ってないから大丈夫、それじゃ始めようか」

そう言い榛名はレイピアを構え、それに呼応するように俺もピストルを構える。剣の間合いに入られたら一瞬で負けるのは目に見えている。だから初撃の位置は鼻から決めている。榛名がスタートを切ろうとした時だった、俺は榛名の足元を目掛けて発砲した。予想通り榛名は後方にバックステップで回避した。当たらないのは分かっていたが榛名は瞬時に俺の懐まで接近し、剣先を突き出したがなんとかピストルでガードした。すぐに距離を取らないとまたやられると考えている間に既に榛名は俺の懐を侵略しており、俺はピストルを数発撃つものの榛名はそれを軽く交わしてきた。

「はっ!ふっ!はぁ!」

榛名は手を止めることなく刺突を何度も繰り出してくる、なんとかギリギリで躱わせてはいるがそれももう限界に近い、だとしたらどこかで榛名と距離を置かないといけない。

「ちぃっ!」

首元に出された刺突を受け止め力を込めて押し出すと榛名は圧に押されて後ろへ下がった途端、俺は再び榛名の足元に照準を合わせ発砲し、距離を置くことに成功した。

(こっから巻き返せる)

次に瞬時に榛名の持っている剣の柄に狙いを定め発砲し、命中した。予想通り榛名は剣から手を離した。俺は剣を取りに行こうとする榛名と剣の間を狙って発砲し拾おうとするのを阻止し続ける。

(このまま耐える)

そう思いながら撃ち続けていると榛名はこっちに標的を変更し接近し、迎え撃とうとした俺の右手に足蹴りを当て俺はピストルを落としてしまい剣を拾わせてしまい連撃を躱わすしかなくなってしまった。

(まずい…!)

武器を落としてしまっては躱す以外の方法がない、体術は榛名の方が圧倒的に上だ。となるとどうにかしてピストルを拾うしかない…。

「流石に武器を落としたら厳しいんじゃない?」

榛名はほんの少し余裕な表情を見せる、しかし事実今有利なのは榛名であり、俺は躱すこと以外で抵抗ができない。

(と…思ってんだろ?榛名…)

俺は懐から一つの小さな球体を取り出し床に叩きつけると白い煙が俺を中心に広がり互いの視界を奪った。

「なっ!?」(ここで目眩し!?)

俺はピストルの落ちている位置まで走り抜ける、事前に視界のギリギリまで入れていたおかげでこの白煙の中を走り抜け、ピストルを手に取ることができた。

そして煙が晴れ上がり俺は榛名に向けて既に銃口を向けていた。

「煙玉使うとは思ってなかった」

「一応ルールに違反はしてないからね」

時計の鐘が鳴り響き1時間終了の音が鳴った。

「はぁ…なんか腑に落ちないけど合格だよ」

ため息を吐かれながらも合格の烙印を押された俺は晴れてよりハンターになることができたのであった。


入隊試験の概要をさらっと

・使用武器は自分に合った武器(サブウェポンを持つのは任意)

・試験受ける側は1時間耐えきるか試験相手を戦闘不能又は戦意喪失させることで合格

・爆発物の使用は不可、しかし煙玉の使用は双方可能

・試験不合格となっても任意で再試験を受けることができる

・試験者がマナを扱うことができるのであれば試験相手もマナの使用制限を無効とする


大体こんな感じかな?基本これをベースに書いてる


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