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支配された世界の英雄は仲間の不幸に涙する  作者: ラード
1章 マナ編
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1章7話 マナとのお祭りデート

 マナに連れられ村に近づくと村はやけに賑やかで師匠とデートしたあのお祭りを思い出して胸が痛くなった。


「何しけた顔してるのよ!」


「いや…昔師匠とお祭りに行ったことを思い出して…」


「……そっか…あんたの中では師匠との思い出なのよね…ほんとあんたは師匠師匠師匠師匠…あんたがそんなにウジウジしたって師匠は帰ってこないわよ!それにもう何カ月も経ってるのよ!もう帰ってこないんじゃない?……なんで目の前に……」


「.....................」

 

 マナのその言葉を聞いていて俺の中の何かが壊れた気がした。


「うるさい…うるさいうるさい!なんなんだよ!師匠が帰ってこないって!なんなんだよ!うるさいんだよ!お前!変なこと言うなよ!」


 そして俺はその場から逃げた、目からは大粒の涙が出ていたがそれを拭うこともなく俺は師匠との思い出の家に逃げ込むと藁にもすがる気持ちで師匠の寝ていたベットの中で丸くなり泣き続けた


「もう…匂いすらしない……」

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