全員集合、そして
小早川を撃破した翔。
地上に出てみると他の仲間たちも集まっていた。
地下から出ると4人の男女が立っていた。
『じゃあ自己紹介しよう!』
小早川さんが全員に言った。
『まずは俺だな!』
『あっ!』
『翔!おめでとう!』
『はい!』
『亘 直人。光の能力を使える。』
『おおっ!』
『次は俺だな。』
『ああっ!』
『鮫島 靖。毒の能力が使える。』
『次は私ね!』
『さっきの!』
『桐野江 七海。草の能力を使えるわ。』
『次は俺だな。俺は風岡 大夢。炎の能力を使える。』
『次は私ね!松下 茜。水の能力が使えるわ。』
『最後に俺だ!小早川 準。闇の能力を使える!最後は、お前だ!』
『俺は木野瀬 翔です!えっと…。太陽の能力らしいです。』
全員が自己紹介をした。
『これで全員、揃ったな。』
『???』
小早川さん以外の全員が分からなかった。
立て続けに
『この7人で悪魔を倒しに行く!』
『・・・。』
小早川さんとの闘いで忘れていたが俺は悪魔を倒しに行くのを忘れていた。
『たぶん、この7人が揃えば悪魔を倒せるだろう。』
『あのー。』
『なんだ?』
俺は、どこに行くのかを聞いていなかったので疑問に思った事を聞いてみた。
『悪魔はドコにいて、ドコに倒しに行くんですか?』
『悪魔には悪魔の巣がある!そこに行く!』
『!!!』
『悪魔を倒さなきゃ殺された人を幸せに出来ねぇからな!』
『はい!』
と言う事で、小早川さんの案内で悪魔の巣に行く事になった。
『悪魔は強いんですか?』
『強い奴もいれば弱い奴もいる。悪魔の強さはマーラと言う単位で決められている。』
『マーラ?』
『ああっ!悪魔と言う意味だ!それが高いほど強くなる。そしてオーラも濃く強い!』
『なるほど…。』
『因みに200マーラまでの悪魔は、一般人が倒した。』
『はぁ。』
『でもなぁ。一般人じゃ、それ以上は無理だったんだ。闘いに行った全員が殺された。』
『・・・。』
『悪魔も殺す気だから全員、気を引き締めろ!』
『はい!』
そんな話をしていると真っ黒に染められた黒い鳥居が見えてきた。
『よし!あそこが入口だ!全員、最後まで生きろ!』
『はい!』
これから俺たちは悪魔の巣に入って行く事になった。
悪魔の事は、あんまり分かんないけど、取り敢えず死なないようにしないと。。。
全員の自己紹介が終わり、そのまま悪魔が住む、悪魔の巣に向かう翔たち。
真っ黒に染まった鳥居の向こうは悪魔の巣。
そこから俺たちの冒険が始まる。