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rainbow〜悪魔大開戦〜  作者: 記井一幸
3/9

再会、そして。

サタンに圧倒的な力の差で負けた翔。

治療をしてもらい、出会った主治医は鮫島さめしま やすしは何故か夢の事を知っていた。

勢いよく、夢で喧嘩した相手である小早川こばやかわ じゅんと再会する事に。

鮫島から小早川は怖いと聞いていた翔は、めちゃくちゃビビっていた。

『翔!退院おめでとう!』

『あ、ありがとう。』


姉ちゃんにハッキリ言う事にした。


『姉ちゃん、あのさ。。。』

『何??』


俺は悪魔の事や、不思議な夢を見た話を真剣にしてみた。


『って事なんだよね…。』

『そっかぁ。』

『やっぱり逢いに行くのは反対だよね。ごめん。姉ちゃん!』

『行っておいでよ!』

『えっ?!』


俺は何故、姉ちゃんが受け入れてくれたのか不思議だった。


『私の彼氏と同じ事、言うからさ。信じてあげるよ!』

『えっ?!』

『俺は悪魔を倒さなきゃいけないんだよ?根性ないのに。』

『だから、行っておいでよ!』

『???』


俺は意味が分からなかった。でも良く話すと姉ちゃんの彼氏も、俺と同じ体験をして悪魔と闘ってると話してくれた。

俺は初めて姉ちゃんの彼氏に感謝した。


『じゃあ、彼氏を呼んであげるよ!』

『えっ?呼ばれても。』

『良いから、良いから!』


姉ちゃんは彼氏に電話を始めた。

何か急展開すぎて俺には付いていけない。

しばらくすると。


『沙希ー!!来たぞ!!』

『はーい!』


姉ちゃんは彼氏に逢いたいだけだろ。って俺は感じていた。


『翔、久しぶりだな。』

『はい。』


俺は、この人が苦手すぎる。

でも姉ちゃんが間に入って話してくれた。

そこで理解したのか。


『今から行くぞ!』

『はい!』


緊張からか、また返事をしてしまった。

姉ちゃんの彼氏の車で行く事にした。


『翔に自己紹介してなかったな。』

『はぁ。』

『俺の名前はわたり 直人なおとだ。これから逢う小早川さんには注意しろよ?』

『なんで?』

『めちゃくちゃ強いからだ!』

『。。。』


俺は下を向いて言葉を無くした。

着くまでの間、亘さんは姉ちゃんと話していた。

しばらくすると。


『着いたぞ!』

禅霊寺ぜんりょうじ?』


階段を登ると夢で喧嘩した小早川さんがいた。

目が合うなり。


『お前か!』

『はい。夢の中では、すいませんでした!』


俺は頭を下げて謝ったのだが…。


『よし、どれだけ強いか相手をしてやる!』

『えっ?』

『いくぞ!』


また、小早川さんとバトルする事になった。


『うごっ!!』


小早川さんの早いボディブローが腹に決まる。


『どうした!』

『うっ!!』


次は右ストレート。


『はぁ、はぁ。』


俺は、また負けてしまった。


『これが太陽の能力を持った奴の力か。情けない。』

『た、太陽??』


俺は何の事か分からないで倒れていると。


『よし、修行を付けてやる!覚悟しろ!』


ニヤリと笑いながら倒れてる俺を見下ろした。


『待って!』

『なんだ?姉ちゃん?』

『翔は私に取って大事な弟!』

『だから何だ?』

『私が翔に変わって相手になる!』

『おい、沙希!』

『良いだろう!』


亘さんが止めに入るも2人は俺をかけて闘う事に。


『小娘がぁ!』

『はっ!』


小早川さんの右ストレートを交わした姉ちゃんが空手の縦蹴りをしようとした瞬間、小早川さんはもの凄いスピードで姉ちゃんの後ろに行ってプロレス技のスリーパーホールドをかけた。


『女だからって容赦しねぇぞ!』

『沙希を離して下さい!!』


亘さんが土下座をして瞬時に勝敗が決まった。

姉ちゃんは意識が朦朧もうろうとしていた。


『翔を頼みます。』

『あぁ。必ず強くする。』


姉ちゃんは頭を下げて泣きながら頼んでいた。

俺も、あんなに強い姉ちゃんが負けるとは思いもしなかったし、いつか小早川さんを倒したいと思った。


『さてと。』

『えっ?』

『修行だ!!』

『ひぃぃぃ。』


ここから俺は1年間、必死に修行する事になった。


『姉に逢いたかったら強くなれ!1年間、修行だ!』

翔は修行する事になった。

次に姉と逢えるのは1年後。


翔は、どれだけ強くなっているのか。

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