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解説

それなりのネタバレを含みます。ご注意ください。

・刀編


太刀・和太刀わだち︰神伐の血を用いて生み出されたモノだが、詳しい作者は不明。一般的な太刀と変わらない見た目をしており、平常時の切れ味は平凡である。だが、主人の心が乱れたときにその本領を発揮する。殺意、憎悪、悲哀、憤怒など、主人の心を狂わせる感情を吸収することで剣撃の威力が増す。ただし、主人の精神力が弱ければ激しい感情の起伏に耐えきれず、心を失くし廃人へと成り果ててしまうこともあるという。また羽衣の例のように、負の感情のみを喰らうのではないため、いくさの勝利で歓喜に酔いしれる場合も気をつけるべきだろう。


大刀・夜叉之骨割やしゃのほねわり︰鬼の末裔、はざまの骨と血を用いて生み出されたモノ。同族殺しの罪により間の里を追放された慶雲けいうん作。ただひたすらに重いということに特化した刀。受けた刀を粉砕するに留まらず、その刀の主人の骨まで破壊する威力を有している。しかしあまりの重さゆえに、並の人間には構えることさえできず、また自重により地に沈んでしまうという欠点もある。むろん、羽衣にも持ち上げることはできなかっただろう。


懐剣・羽衣はごろも羽衣ゆいが禊の家で打った最後の刀。天女の羽衣さながらに非常に軽い。いわゆる退魔の刀であり、得体のしれない父の仇を討つ覚悟を込めて生み出された。普通の人間の眼には映らず、そして相手に認識されていなければいくら斬ろうと傷を負わすことはできない。だが一太刀でもあびせられたならば、刀傷は灰へと代わり、やがて霞にまぎれてはらわれる。


大太刀・血錆けっしょう︰禊の初代が先祖から受け継いだ伝説の吸血刀。七尺を超す大太刀で、過切との決戦までは錆びたなまくらだった。意志を持ち直に触れた者の意識を乗っとる、何度折れようと血を喰らうことで蘇る、使用者は不死の力を得るなど、様々な言い伝えがある。


双刀・緋翠ひすい︰神伐の何者かが打ったあかみどりの一双の小太刀。緋色の小太刀は肉体のみを斬り、精神を活性化させる。翠色の小太刀は心を斬り、外傷を治癒させる。同時に斬った場合は身体能力が著しく上昇し無尽蔵の体力と不屈の精神を得るが、四半時足らずでその効果は切れ、代償として一生の半分の寿命を失う。既に半生を過ぎている者は死を迎える。


太刀・白神しらかみ羽衣はごろもと過切の魂が結びついたことで生まれたモノ。この刀の主人は未来を予知する力を得る。ただし不確定な事象が発生した場合、少しばかり予測を修正する時間が必要となるため、完全に未来を見通せるというわけではない。



羽衣ゆいと緋翠編


 第三話から第四話にかけて登場した緋翠という小太刀。過切の得物であったが、この刀の能力が羽衣の勝利に少なからずかかわっている。

 第三話にて羽衣の喉を貫いた『翠』は、羽衣の感情の一部を斬りとる。そうして生まれた心の隙間から、『血錆』は精神を侵して羽衣の自我を奪い、『血錆』の能力により羽衣は致命傷を受けようと死ななくなった。その後、第四話で國丸の投げた『緋』により羽衣は意識を取り戻す。

 だが傷口からの出血に加え、『血錆』に多量の血液を与えたことで羽衣の消耗はひどく、刀などの能力で回復できる状態ではなかった。『血錆』の力を持ってしても、羽衣の延命つまりは現状維持が限界だった。

 羽衣は勝った。しかし、折れた『白神』に血を奪われて力尽きた。『白神』の能力に吸血はなく、まさに過切の強い執念が生み出した結末だろう。

 明けましておめでとうございます、白木 一です。

前回投稿より一年以上が経ちました。去年の夏の終わり? 秋頃? に三話目を投稿したときには今年(平成二十九年)中に書き上げたいなどとほざいていたにもかかわらず、年が二度も変わりました。

 普段はメモ帳で話を作っているので、このサイトにも全くログインしてないことになりますね……。自分のゆるっゆるな精神を再確認できた一年だったのではないでしょうか。


 さて、完結できました。痛々しさ全開の時代小説風の妄想です。初回掲載が二〇一六年の三月とあるので、およそ三年越しの完結となります。このように表現すると超大作!! という雰囲気がしますが、内容はいたって普通の『中二病をこじらせた高校生の妄想』だったものを長い時間をかけて文章化した小説の形をした何かです。

 ちなみに一話を投稿したのは高校二年生と三年生の境目くらいの頃です。もう二十歳になりました。おボーナスなるものももらえています。自分のお金で四十インチの液晶テレビも買えました。年を取りました……。


 小説についてですが、いつも通り楽しく書けました。そして相変わらず後書きだけはすらすら書けるのに、本文はナメクジ並の速度です。本人は楽しく書いているのですけれど、ナメクジ並の速度でしたね。

 一話目の半ばから終わりと最終話(解説除く)の決戦が、当時高校生だった私に浮かんだこの物語のイメージでした。ハッピーエンドともバッドエンドとも言いづらい、中途半端な終わり方。それが思いついたときの気持ちでしたし、(私にとっては)面白いからそのまま書こうかなと。

 頭に浮かんだシーンをうまく表現できずに悩んだり、すりよってくる欲望に抗えず何も書かない日が続いたり、遊んだり寝たり食べたり寝たり……。書き終わった今となっては楽しかったからいいやと開きなおっています。

 そして続編をほのめかす、というよりあらすじに『』で強調しておりますが、のちのち書く(予定)の作品にこの物語の設定がかなり登場します。その時になって、なんだこの中二病の塊みたいな武器は、のような解説を作るのが面倒なため『この物語を読んでください♡』と手抜きするためのほのめかしです。あまり深く考えないでください。プレッシャーになってしまうので。


 最後になりますが、ここまで飽きずに駄文を読んでくださった神のような方がいらっしゃいましたら、深く深くお礼申し上げます。

 楽しいので執筆活動(もどき)は続けていきます。これからも流し目程度でよろしいので見守ってくだされば嬉しいです。今後とも脳内お花畑、恋愛脳の痛い気100%な私と、私の妄想物語をよろしくお願いします。

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