ランクアップ
ブックマークが20件を越えていた(゜ロ゜)
自分でも驚きです。
今回からは1話投稿の予定です。
よろしくお願いいたします
僕達は、冒険者ギルドに魔石を売りにきた。
ギルドの門をくぐり、昨日の受付嬢の所まで行った。
「ユーヤさんにマイアさんですね。今日はどうしましたか?」
「今日は魔石を売りに来たんですが、売れますよね魔石?」
「はい、売れますよ」
僕は確認の為に、もう一度聞き、次元魔法で収納していた魔石を出した。
「数が多いですね」
受付の人が、僕が出した魔石の量に驚いていた。
「偶々、魔物の群れに遭遇しましてね」
「大変だったものね♪」
実際は、ワンサイドゲームだったけど、大変だったのは確かだ。
「少し時間を貰いますね。これだけの数は、流石に多すぎるので」
「構いませんよ」
多少時間が掛かろうが構わなかった。
……何故って?ステータスとかの確認で時間を潰すからだよ。
舞亜が、誰に説明してるのって目を僕に向けてきた。口には出してないが、舞亜との以心伝心が互いの目を見て、解るレベルにまでなっていた。
……隠し事が出来ないな。
「レベルの事も聞いとかないとな」
「そうね。今のレベルでも十分だけど、もしもに備えて、ステータスは上げていたいわね」
そうこうしてる内に、魔石の鑑定と換金が終わったらしく、受付嬢さんがきた。
「魔石の換金が全て終わりました」
「どんな感じですか?」
「はい、今伝えますね。ゴブリンの魔石が34個で金貨1枚に銀貨70枚になります。オークの魔石が30個で金貨金貨2枚に銀貨40枚になってます。最後にオークキングの魔石が1個で金貨4枚です。合計で金貨8枚と銀貨10枚の換金になります。よろしいですか?」
「はい、構いません」
「結構、私達は稼いじゃったのね」
「そうだな」
ノート売った代金もあり現在の所持金は金貨10枚に銀貨が73枚だ。かなり金は貯まったが、武器や防具を買ったら、だいぶ消えるんだろうな。今、稼いだ金………、はぁ~
「それでなのですが、お二人のギルドランクをFからEにランクアップ出来ますが、どうされますか?」
ん?今、ランクアップと聞こえたが?っと思い、舞亜の方を見たが、舞亜も少し思考を停止させていた。
「何故でしょうか?僕たちは、まだ依頼を1つも受けていませんが?」
「はい、その通りです。今回のランクアップは、オークキングを討伐されたからですね。普通はオークキングの討伐だけでも、ソロならCランクは必要なんです。パーティーでもDランク二人以上が必要です」
なるほど、最低でもDランク二人が必要な所をFランク二人が討伐したから、その二人のランクを上げるってことか!
「さらに言いますと、ゴブリンやオークの群れがあったので、戦闘能力はBランクが無いと無傷なんて不可能ですから」
これも異世界召喚による、チートかね?
「実力がBランクなら、上げるのはDかCじゃ駄目なの?」
舞亜が疑問を受付嬢さんに聞いた。・・・そう言えば、そうだな。
僕は疑問も感じずに流そうとしたが、確かに、それならCや低くてもDランクにするのが妥当だな。
「はい、確かにお二人にはDランクになれるのですが、・・・最低でも依頼を1つでも受けていただかないとDランクには出来ませんので」
「そういう訳ですか。分かりました」
「確かに、ギルドカードから討伐記録を見れても、依頼を1つも受けてない人にランクを上げるのは難しいのね」
ギルドの受付嬢さんが少しうつむきながら、「……はい」っと答えてくれた。
「なら、先にランクを上げてください」
「そうね」
僕たちは、ランクアップをすることにした。これで晴れてEランクだ。
「後、聞きたいことがあるんですが」
「はい、何ですか?」
「レベルが5から上がらなくなったんですが、分かりますか?」
「そうなの。理由が分からなくて困ってるの」
「お二人は《能力解禁》を飲んで無いんですか?」
「「はい?」」
僕達は揃って返事を返した。受付嬢さんが驚いていたが、すぐに表情を戻し、話してくれた。
「人は魔物等を倒したりしたら、レベルアップをします。ですが、神によってレベルに制限がかけられています。5は最初の制限になっています」
異世界から召喚された僕達でも、その制限は適応されているのか。
「それでレベルの制限を解くには、どうしたらいいんだ?」
「道具屋でも売っていますが、《能力解禁》を買えば大丈夫ですよ」
「その制限は1回だけなの?それとも、何回かあるの?」
舞亜が聞きたい事を聞いてくれた。
「そうですね。最初はレベル5で、次は30、その次は70の3回までが現在判明している所ですね。うちのギルドマスターがレベル70を超えていますので」
「へー」
「そう」
鑑定を使って見て知ってるけど。
法則性が無いな。それとも、そのレベル制限の地点が一般と兵士との区別の為なのか?
「それにしても、まだレベル5なのにオークやゴブリンの群れを潰し、オークキングまで倒してしまうなんて、お二人は凄いです!!」
レベルが止まった謎も解けたし、依頼を受けにいくことにした。
そして、僕達は依頼の紙が貼られてる場所で何を受けるか考えていた。
「何にするかな?」
「色々あるね♪」
ランクE
薬草採取
《赤嶺の花》の採取 10束を集めて持ってくること。増量の場合、報酬額のアップ有り
報酬 銀貨1枚
ランクE
実験協力
ギルドが作った試作の薬の効果を試してもらう。少し危険があるかもね♪
報酬 銅貨20枚と試作の薬を二つ進呈
ランクE
討伐依頼
ゴブリンを3体討伐してくる。証明の為に魔石を回収してください。
報酬 銀貨15枚
等々があった。って言うか、試作の薬の実験かよ!しかも、危険があるとか書きながら最後の部分が軽いな、オイ!
「どれ受ける?」
舞亜も依頼表を見ながら聞いてきた。
「どれも普通にこなせる依頼ばっかだしな。何を受けるかな」
ここは、異世界の定番の討伐系を受けるか!
僕は、ある依頼の紙を取り、受付に向かった。
「面白そうね♪」
舞亜も、ニシシと笑いながら、僕の隣を歩いている。
さっきとは違う受付の人の所に行き、依頼の紙を見せた。
「こちらの依頼でよろしいですか?」
「はい」
「えぇ」
僕と舞亜は、同時に返事をした。
僕達が受けた依頼は、これだ。
ランクE
討伐依頼
カントウサノビの討伐。
報酬 銀貨20枚
どんな魔物かを受付の人に聞いた。このカントウサノビは、鼬のような見た目であるが、好戦的で特有の魔法を使う厄介な魔物らしいが、冒険者達の最初の壁と言われている。
「では、お気をつけください」
僕たちは、ギルドから出て依頼の場所に向かった。




