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その5

 朝の気分ってのは気まぐれだ。


 ちょっとしたことで、ほんとーにちょっとしたことで、気分が浮いたり沈んだりする。


 靴箱を開けると、そこにはいつもある上履きだけでなくて、一通の封筒も入っていた。

 私は落ち着いて上履きを下に降ろしながら封筒を鞄に押し込んだ。


 トイレに入ってから封筒を確認してみると、一枚の写真と一枚のカードが入っていた。


 多分告白ではないんだろうなと一安心してちょっぴり残念ながらも写真を見る。


 おそらく昨日の私だ。下のほうから撮られている。私以外にあそこには誰も居ないと思っていたのに。不覚だ。


 入っていたもう一枚のカードのほうには、「綺麗だったので取ってみました。一枚差し上げます」とのこと。


 「一体誰が?」という疑問は出てくるが、わざわざこうやってきたということは、何か悪いようにはされないだろう。気にしないに限る。



 これ以上気にしても仕方がないのでトイレを出る。

 とても気になるのだけれど。


 教室へ向かい、私の席へ座る。



 体育でもないのに、一人だけジャージ姿の馬鹿が居た。


女視点です。

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