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第24話 異世界行ったら平和ボケした件

工業の国グレイヘイブンは北に行けば行くほど裕福に南に行けば行くほど貧しくなる、

ほんでオレはユウマと南の方にいるわけだ

ヴァレティナのやつ、自分だけ北の方行っていい思いしたな、

レグルスは中間地点で連絡係とかなんだとか言ってた


ユウマ「美岬先輩、彼女できたら異世界ってマジっすか?てか共学行きたかったってことは女子校で?」


こいつオレが同じ世界出身って知ったらまるでキャラ変わったぞ、塵の勇者のくせに


「いや、オレは男子校っつってんの」


ユウマ「見た目的にほら、あとユウキってどっちもいける名前ですよね、いやすみません多様性っすね」


「違うわボケ、転生したら女だった件しただけだわ」


ユウマ「いやぁそうなんすかね?あ、美岬先輩、オレオレ言ってちゃあダメっすよ、お互いここで身元割れたらまずいんで、ちゃんと私って言わないと、俺達孤児の姉弟って設定なんで」


そう、オレたちは今養貧院に来てる、

そして、早速だが家に帰りたい、

なんだここ、部活の合宿かよ、

毎朝早く起きては工場の機械動かされて、飯はよく分からん調合のお粥で、

魔竜討伐の旅の方が断然よかったわ


ユウマ「ほら、そう言ってるうちにもう飯っすよ」


なんでこいつはこんなテンション高いんだ、

まぁレグルスが次の目的地決まるまで待機って言ってたし、てかオレがこのユウマ護衛クエストに巻き込まれてるのもよく分からんが、


子供A「このわらの束から1本ずつ引いて、1番長いの引いたやつは飯少ないって文句言おうぜ」

子供B「いいぜ」

子供C「わかった」

子供O「うん」


なんかやってんなあそこの子供の集団

子供A「お前が1番長いな、行ってくるんだ」

子供O「えぇ、」

子供B「はよせやボケ」


選ばれた子供は明らかに嫌がっている、もし文句言いに行ってここを追い出されたらその子供はもう食べる宛が無いかもしれない、に対してオレなら天使補正でほぼどこ行ってもタダで食べられる


じゃなくてただただここから出たい!


「私に任せなさい、くれぐれも窃盗団とは関係を持たず、とっとと優しい紳士に引き取られることね、少年」


ユウマ「何やってんすか?」


最悪断られても武力行使を


「お願いします、もっとください」

院長さんよォ、断っても結果は変わらないぜ


院長「こいつもっと欲しいだの抜かしてやがるぜ」

副院長「もっとだとォ!?」

院長「クソガキが身の程をわきまえろ!」


そういう感じね、第2スキル発、


ユウマ「先輩、そりゃまずいっすよ、身元が割れます、あなた一応結構有名なんですよ」


まぁ確かに、


院長「こいつら2人地下室にぶち込んどけ!」


ユウマ「て、俺もっすか!?」


で大人しく地下室に入れられるに至る


ユウマ「先輩短気すぎません?」


「やれやれだわ」


ユウマ「先輩ここでもうそのキャラ続けても意味ないんすよ!」


時止めで何回か外を見てきた結果、オレたちを引き取ると1000ブロンズもらえるらしい、「へっへっへ2人分の飯代より1000ブロンズの方が安いわァ!」とか言ってたな、


院長「おい出て来い、葬儀屋がお前たちを1000ブロンズで引き取るらしい、」


そうして葬儀屋にオレたちは引き取られた


葬儀屋「やあ今日はいい日だね」


金髪ロン毛の葬儀屋がオレたちを出迎えた

少年Oはその後優しい紳士に予定より断然早く引き取られました、今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

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