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第16話 最後の刺客 猛毒の爪②

主人公系伏線がわかりやすすぎて今回でもうある程度わかる人もいそうでちょっと心配、

セリフィスの足はまるで身体中の骨をぐちゃぐちゃにするような音のする蹴りを飛ばした

セリフィス「1人、これでリタイヤ、なぜ毒だけが脅威だと錯覚した?毒をくらっているから私にこれ以上ダメージをうけることはない、そうとでもおもったのか?」


グランツ「ギロム!」


飛び出して行ったグランツをかばったギロムはセリフィスの攻撃をモロに食らった

「ギロムお前!」

ギロム「ユウキさん俺のことはいいっす、大丈夫っす」

「わかった!」

後になってふりかえると、ギロムは身体中関節のないはずのところが曲がり、出血していた、そしてその傷口からまた更に毒が回って紫に変色し、到底大丈夫ではなかった


アリシア「この状況、実にまずいな」


ファルク「なら、俺がダメージ全てを肩代わりするッ!いくらダメージをくらってもいい!敵を倒してくれ!」


ファルクのスキルはダメージの肩代わり、だが安全を保証するためにダメージの肩代わりは7割の制限があったはず、、


その時オレは体に禍々しいエネルギーの流れが入ってくるのを感じた、そして何故かいきなりスキルゲッツ時のホログラムが出た、

共鳴完了、新スキル ロック 敵に3秒触れたら1分相手のスキルを封じる


「頼んだ、ファルク!」


いきなりのスキルだったが、そのスキルかは何故か安心させる懐かしさを感じた、だからかオレは迷わずセリフィスへ突っ込んだ、勝利の条件はすでに分かっている!

やつのスキルを無効化しアリシアに必殺を打ち込んでもらう、

近接モード発動!


セリフィス「ルシファー様、なのか!?」


「それはどうかな」オレも知らん


時よ止まれッ!

残り5秒、たった2秒触れればいい、

残り4秒、もう少し、

残り3秒、触れたッ!

残り2秒、まずい、手が紫色に、毒をくらった

残り1秒、だが、スキルは封じた!


「セリフィス!お前のスキルを封じた!」毒やだ、オレは本当に毒だけは無理なんだ、、


セリフィス「そのスキル、まさか私は裏切られたのか、」


「アリシア!必殺技を!」


今なら近距離で打ち込めるはず、あれ、手の色が戻ってきて、


アリシア「ルクス・ヴェレタ!」


セリフィス「な、」


猛烈な光が視界を照らした、

建物の崩れる音がした、


セリフィス「やったk?」オレは急いでそのセリフを止めた


セリフィスは地面に無気力に倒れていた、


グランツ「おい、ギロム!!大丈夫か!」

オレはそのときギロムの状態を思い出した、


あれ、いや、ギロムは、元気そう、?


カリーナ「ファルクさん、私の治癒じゃこのダメージを直しきることなんて、」


「ファルク!」


ファルクはほぼ全身が紫色になっていた

そうかファルクは全員分のダメージを肩代わりした、ギロムが受けた分の物理ダメージはカリーナが治癒してても毒は治癒が不可だ


セリフィス「る、ルシファーさ、ま」


セリフィス、今ファルクがこうなったのお前のせいだからな?


セリフィス「いや、どうやらアストレインが正しい、お前はルシファー様ではない、天使ミサキ・ユウキ、お前の仲間のためにも受け取ってくれ」


どういうことだと混乱してると、なにか自分の中に力が流れてくるのを感じた、


共鳴完了、新スキル 猛毒の爪 自由に出し入れできる毒の触手を1本獲得


セリフィスの6本の触手の一つをもらったのか?


セリフィス「お前が得たその毒爪から毒を解析し、治癒してやれ、死ぬのだけは避けられるはずだ」


「セリフィス、、」


「ありがとうな」そう言った時にセリフィスはすでに息絶えていた、一体彼は何がしたかったのか、その時のオレには分からなかった、彼は今までの旅の中で1番強く1番仲間たちを傷つけたいわば憎むべき敵である、なのにどこか昔の仲間にでも再開したかのような気持ちをその時オレは感じた。


その後セリフィスに言われた通り毒を解析しカリーナにそのデータを渡してそれをもとに治療してもらう、

ファルクから毒は引いた、

だがそれで終わりではなかった


「ファルク、肩貸すよ、」


ファルクはなぜか腕を差し出さなかった、


ファルク「それはありがたいんだが、どうやらもう、」


彼の左腕はもう機能を失っていた


✱✱✱


魔竜の(アパート)には地下室があった

そこにいるのは元々一国の王者であり守護者だったアストレイン、

だが今となっては(アパート)のたった一室の王者であり守護者、つまりは自宅警備員


だが果たして本当にそうなのか?

魔竜アストレインは引きこもっただけか?


アストレイン「感じるぞ、ずっと待っていたぞ」


主人公の事を待っていたかのように言っているが彼が待っていたのはピザの出前だ、少しは序盤の最初のボスとしての自覚を持って欲しいものである、


アストレイン「オレが自ら迎えに行こう!」


アストレインは高く飛んだ、地下室の天井を突き破り、地上へと出た、


だがそこで彼が見た者達はピザを持っていなかった


アストレイン「先程感じた気配はピザではなかったか、」

家にいるまま食べ物届けてくれるのって本当にありがたいですよね!今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

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