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第9話 スピード

今回は主人公が異常に頭いいです。

いま再び列車に戻った、

まずこの列車が目的地にたどり着くことは無い

可能性として5%で旅パ全滅、80%で少なくとも誰かは死亡、全員死ぬというなら単にその刺客が強いのではなく爆弾以外にも仕掛けがあると考えるのが自然、

情報源もなにも分からないが、異世界なら未来をあらかじめわかる人が居てもおかしくない


車窓から見る景色に違和感はない、


レグルス「どうしたんだ?探しに行かないのか?」


「いや、もしかしたら死体がこっちに“来る”んじゃないかって」敵がこちらに来ない可能性も十分にある、だけど爆薬がもう仕掛けられてるなら、特定の場所に敵はオレたちを誘導しないといけない、


子供「確かに!」


この子供は敵にそこまでオレたちを誘導するために、某映画みたいにここらに死体があってそれを見つければゴールドが貰えると騙され、刺客のひとりとして前日のクラーケンみたいに登録された、さらには最悪オレたちが子供の方が本当に刺客だと疑い排除して安心した時に背後から、というシナリオも有り得る、卑劣な敵だな、


カリーナ「こんにちは、アリ、?、いえ、初めまして、アリシアさん、私がカリーナです」


アリシア「ヒーラーの人か、ありがとう、ファルクに回復魔法をお願いしたい」


子供「それじゃ“死体”をさがそう!」

なるほど、死体っていうのは爆弾のことで、一人一人殺すためにひとつずつ用意してるから“四つの死体”だったのか、


アリシア「ユウキ、攻撃はすでに始まっていた、」

やっと名前覚えてくれた、感動回、、いや違う、どうしたんだ、


アリシア「わたしたちは、この車両から出られない、」


「なんだって!?」


レグルス「ここは5車両目、4車両目への扉は5車両目への扉になっている、逆に6車両目への扉も、5車両目への扉になっている、」

レグルスも焦るなんてよっぽどじゃ、この5車両目から出られないなら、どうやってオレたちを爆弾まで誘導するつもりなんだ?


カリーナ「ミサキさん、どうやら“死体”は4つともこの車両にあったみたいです」なんだって、それじゃ4つある意味がないじゃあないか、


レグルス「いいや、違う、4人の少年が死体を探す話、知ってるか?」

レグルスがなんで知ってるのか逆に聞きたい


レグルス「死体はどこにあった?」


「そうか!」線路沿いだ、そして4という数は死体を探した少年の数、4体の死体、ミイラ取りがミイラになるってわけか?爆弾は線路沿い、列車の外にある!起爆スイッチを持ってる本人はきっと起爆時は降りるはず、降りるまでにそいつをぶっ倒せば、


カリーナ「しかし悪魔さん、この車両から出られないうちはどうしようにも、」

カリーナさん、甘いね、


レグルス「いや、天使はすでに攻略法を見つけたみたいだ」


「そういうことだ!オレの尊敬するホラゲ実況者の人がいてね、その人はいつも、ゲームの製作者側からものを考え、バグが存在する場所を探し当てた、この場合は?これがゲームだったら?窓は対策されてないんじゃないか?」


カリーナ「ミラクルなアメを食べてから数分は頭が良くなるって本当だったんですね、普段のミサキさんなら、あれ?この話誰に言われたんでしたっけ、」


カリーナさん?今シンプルに悪口いったよね、誰に聞いたってさっき言ってた同期の、あれ、なんて人だっけ、


アリシア「なるほど、窓から車両外に出て、ほかの車両に侵入するんだな、ならわたしが窓を割ろう、」


「アリシア、素手だとガラスの破片で怪我するよ、」


アリシア「癒術師のカリーナさんがいるじゃあないか、」


カリーナ「私ってもうそんな便利キャラに!?」


「ここは、オレとレグルスが行く、オレは前の車両に行くから、レグルスは後ろへ」


レグルス「了解した」


よしスキル発動!ルシファーのなんちゃら!

弓を持ち替え短剣2本!


レグルス「天使、お前、セレーネの妹だったのか、」

そんな悲しそうな顔されても、


アリシア「レグルス、そうすると、セレーネは近、、、、近所付き合いが、いいのだな」

はい?アリシアさん?


レグルス「まぁ、後で鏡でも見るといい、」


お、おう


まぁ行ってくるか、短剣を列車の壁に刺して移動!

映画とかで見て1回やりたかったんだよな!

なんかバキバキ音してるけど、

レグルス素手で列車の壁突き刺して進むの!?


てか、このための新スキル、ルシファーのなんちゃら、、、なのか?


まぁけどたしかに敵の元まで行けなかったらそのまま線路沿いに爆弾が配置されてる場所にこの車両が差し掛かった時爆破されて終わりだもんな、それともオレの頭数分良くするためだけにあのアメ食べされられたのか?


さて、無事4車両目入場、なんだここ?ラウンジみたいな?アルコールの瓶がたくさん高級感あるカウンターに並べられてる、あ、鏡、

ガチで悪魔みたいな見た目だな、

まぁルシファーって悪魔だもんな、


誰もいない、次だな、隠れてるのは3車両目か?

一般人A「例の魔王か!?」

一般人B「いや、短剣からは水が、」

一般人C「だからなんだよ、2本の短剣持ってんだろ、」

騒々しいな、まぁ、武器没収されんのに短剣持ってたらそうなるか、

一般乗客の中に紛れているのか、

どうすれば見つかるんだ、このなかからどうやって、


レグルス「天使、1人ずつ死なない程度に殴れ、ヒーラーがいる、死ななければ大丈夫だ、」


レグルスって遠距離でも思考で話せるんだ、

て、それ天使のやることじゃないぞ、出来るか!?そんなこと、


レグルス「鏡は見たか、今のお前は悪魔そのものだ、絵面的には問題がない」


一般人D「悪魔の魔王が何故ここに?」

一般人E「悦楽の魔王姫、なんで、」

一般人F「炎属性に毒属性を持っていると聞く、少しでもかすったら死ぬ!」


レグルス「やつらにはお前が某悪魔としか見えてない、」


なるほどな、やるか、


「ここに5車両目におかしなギミック作ったやつはいるか?出てこい、」


シーンとしてるな、もういっちょ!


「出てこないなら、1人ずつ死なない程度に、」


一般人G「おい、妙ないたずらしたやつ誰だ!」

一般人A「俺達は死にたくない!」

一般人B「巻き込むな!一人で死んでくれ!」

一般人C「お前さっきから何も言わずに怪しいな!」


計画通り、、


???「魔王!勝負しろ、僕はこれでも勇者!」


は?なんてこった、オレ弱いぞ、


???「人々に危害を加えるところを黙って見て、」

まずい、動く!時よ止まれ!

1秒経過、とにかく新スキルで乱打だ!

2秒経過、勇者と言うからには強いはず、

3秒経過、だが、動く前に仕留めれば、

4秒経過、全て無駄よ、

5秒経過、いやまて、‘’これでも‘’って言わなかった?

時が再び動いた、


一般人D「勇者様が、塵の勇者様が!」

一般人E「一瞬のうちに、」

一般人F「いや、一瞬もなかったぞ、」

一般人A「命をはって戦ってくれたと言うのに、」


まて、オレは悪役じゃない、

レグルス「天使、窓からそいつを投げろ、俺が癒術師のところに連れてく」

わかった、レグルス、一旦窓からこの人を

「レグルス、頼む、」


一般人G「レグルスって、あの上級悪魔、」

一般人B「勇者様を外に放り投げたぞ、」

一般人C「慈悲もないのか、念入りに殺すか、」


むしろ誤解深まった!?

混乱に乗じて容疑者が逃げるかもしれないな、

「動くな、誰一人として、(倒置法)」


いや、まだだな、もう一押しかな?


「そこの君、慈悲がないと言ったね、私にも慈悲はある、キルする予定があるのは容疑者だけだ、それも読心術で誰かとっくに分かってる、そいつが自分で出てくるかどうか、それ次第では1人しか犠牲にならない、だが分かるだろう?私にとってどっちだっていいということを、どっちにしろ容疑者は死ぬのだから」


一般人D「おい、出てこいよ!」

一般人E「わざわざ人を巻き込むな!」

一般人G「5車両目にワープホール作ったやつ出てこい!」

一般人F「くそ!やっぱりお前が怪しい!」

一般人G「魔王様!こいつです!」


容疑者を特定した、レグルス、3発ほど援護射撃をお願い、前から3列目、左の通路側、


レグルス「了解」


「バカは見つかったみたいだな」

自分からワープホールって言うなんてアホか、

あのふしぎなアメ食べた方がいいな、



てかやべ、あいつ窓から逃げやがった、

とりあえず、

「みんなありがとな!」

誤解解ければいいけど

追うか、


残り体力21.6%、簡単だな

時止めはクールタイムに入ったが


走ってる車両上に登るってなんか映画みたいだよな、


そして、屋根の上まで追い詰めた9人目の刺客は、

一般人G「ま、まて、ま、まってください、俺は武器など持っていない!抵抗する術もない!もう、降参だ、」

膝をつき、両手を上にあげてる、


「で…?」

恨みもないし、殺す気も毛頭ないけど、とりあえず言ってみた、


けどその時、突然アラームがなった、


一般人G「5車両目が地点Xに差し掛かった!とっとと俺にトドメをささなかったのが運の尽きよ!5車両目に残ったお前の仲間だけでも爆薬でぶっ飛ぶがいい!」

まずい、早くスイッチを、

「…」


一般人G「…」


「おい、なにもおきないじゃないか!」


一般人G「いやそんなはずは、まさかあいつ、俺諸共吹っ飛ばす気か?おい、あんた、この列車自体が爆弾だ!」


そのとき、その男が看板に頭を強打して気絶した、


「レグルス!もう一人投げる!」


レグルス「了解した」


目の前には白い紳士服を着たいかにも怪しい男がいた


紳士服「時速50マイル以下の速度になると、この列車はまるごと爆発します、私はその前にグッバイするとしましょう、巻き込まれたくはありませんから」


それって、次の停車駅でまるごと爆破されるじゃないか!?


そうして、オレは10人目の刺客と対峙した

どうしても映画の要素入れたかった、けど実はあとの展開の伏線だったり?今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

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