第1話 リア充目指したら転生した件について
思いついたこと書いてみました、誤字とかツッコミどころとか沢山あるかもですがよろしくお願いします、
オレの名前は美岬悠希、高校二年生。成績は中の上、運動神経は普通よりいいくらい。容姿はまあまあ、強いて言うなら身長がもうちょい欲しいが、クラスの女子が「悪くないよね」って言ってくれる程度だと思う、そう、もし女子いたらな、
そう、男子校ってのが唯一の誤算だった。
人生って、そういう1つの小さなミスで変わるんだよ。
オレは部活のエースでもなければ、クラスの中心でもないけど、だいたいどこに行っても友人がいてそこまで退屈はしない、ペア組む時も「一緒にやろうぜ」って自然に誘われる、そんなポジション。どこにいても馴染めるし、気楽だし、悪くない。
……でも、彼女だけはいなかった。
男子校って、本当に女っ気がない。まじで文化祭でも女子が来るのが都市伝説レベル。だからオレは、ちょっとズルした。
某SNSで、近所の女子校の子と知り合った。
名前は綾野結月。オレと同じく共学じゃないが故に非リア生活をおくっている、会って話してるうちに気が合って、しばらく経ったら付き合ってた。
そして、その日はカラオケでいい感じの雰囲気になった、オレはまじかファーストキスってやつ?って内心めちゃくちゃわくわくしてた。
「悠希、でどうする?」結月が近づく、いやこれはまさか、そんなことを思ってた、
そしたらそれは起こった。
視界がいきなり真っ暗になった。
「え?結月?え、えぇ!?いやなんでぇ?」
その後なんかオレは宇宙の真ん中で浮遊してるような感覚に陥った、何も見えず聞こえず動くことも出来ない、とりあえずオレは考えるのをやめた。
心を無にするとか考えて瞑想もどきをしてたら、
思考を放棄した数分後突然なんか言われた
「やぁ、ユウキ、君が異世界へ行く前に何個か言わないといけないことがある」金色の髪の毛の女性が何か言ってる、ていうか、
え、オレ異世界行くの?展開がおかしいだろ、いきなり?彼女といい感じだったのに?
ガチで言ってる?
「まぁ落ち着いてくれ、いつか同じ時刻に戻れる、かも?だし、あと普通に話せるぞ」
「あ、ほんまや、じゃなくてお前どうしてくれんだよ?タイミング考えてくれよタイミング、」
「いや、それは本当にすまない、わたしが上手くやれなかったばかりに、あなたが、」
「ああ、そうだな、タイミングとか」
「いやそういう意味じゃないんだけどな、とにかくわたしはとある天使と“傲慢“故の失敗を重ね、この世界に生み出してはならないものを生み出した、」
「なるほど?」なんかRPGの伏線でもはってんのかな
「確かに分からないよな、わたしが君なら今頃この人RPGの伏線でもはってるのかってなる、でも君ならきっとこれだけ言っておけば十分だ、敵味方問わずみんなを救う決断を、どうか、」
彼女が言い終わらないうちにオレは飛ばされた、
そう、異世界に(倒置法)。
なんか転移のタイミングがすごい悪くて早く地球に返してくれとばかり思ってたけど、異世界か、
なにか長い夢でも見たあとのような感じだ、オレは森の木々に囲まれた草原のようなところにいる、吹き抜けるそよ風は心地よく、どこか旅の始まりって感じがする。
しばらくそこでくつろいでたらいきなり場違いなホログラムの文字が出てきた、
それを見るにオレはどうやらレベル1らしい、種族は天使族?漫画とかだと悪魔の方が強いイメージだけど多分当たりかな?魔法属性は水、武器は、弓?そんなん使ったこともないぞ、絶妙に弱そうだな、スキルはどうなんだ?大体異世界転生ものはチートスキルあったりするけど、
それでね、それでなんだけど、
オレのスキルは時止め5秒だった、時止めとは、漫画でよく出てくるあの時止めだ、かなり強い、はず、なんだけど、5秒ってさ、一般人5秒で何が出来んの?戦闘中のシンキングタイムプラス5秒がいいところ、オレの異世界チート能力は5秒間考える時間を与える能力なのか!?せいぜい超再生超パワー超スピードと近距離パワー型の条件備えさせてくれよ、
「弱すぎる!?」思わず叫んだ、だがそのオレの声は、なんか高かった?
その後気になって近くの池の水面の反射を見たら
「わお、」思わずそういうくらい
オレは美少女になっていたのであった。
銀髪オッドアイに黒のモード系の服、
天使のヘイローとか羽はないけど、
やったー!と叫ぼうと思ったが、
これって要するに一生童、、って事だよな!?
いつか地球に戻れる保証もないし、あの金髪の人どっかぬけてそうで信用出来ないし、
いいや、例え見た目が美少女でもオレは男!
多様性の時代だ、この世界だってそういう人はいる、多分!
まぁこの姿もそこまで悪くはないが、、
これからどんな冒険が待ってるんだろう
オレの奇妙な冒険は伏線とTSと妙な意地から始まった
最後まで読んでくれてありがとう、感想、アイデアとかあれば是非お願いします!