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クラスメートを飼ってみる

作者: いぬいぬ

久しぶりの投稿。

勢いでかきました。

都内のまあまあ人気の立地にあるマンション。

この一室が今日から私の城である。

「3LDKはちと大きすぎたかね、、、」


今までの暮らしから逃れたくて。

現実から逃れるように小説投稿サイトに見切り発車で書いた物語が私の人生をかえた。

出版社の目にとまり小説化、漫画化を経て実写映画化ととんとん拍子に決まり、どんどんお金が入ってきた。

家族に秘密にし、叔母を保護者にした自分の判断を褒めてあげたい。

あの時の家には私の味方はいなかったから。

バレていたら全て妹のものに消えていただろう。

この後も、ちょこちょこと書籍化し、またそれを元手に株などにも手をつけた結果、1人で楽に暮らせるくらいには貯蓄ができ、今日から晴れて一人暮らしをスタートさせたのだ。


もちろん小説家であることは叔母と幼馴染、そして高校の担任しか知らない。


学校では教室の隅でおとなしく同じような面々と当たり障りのない付き合いをする、一見どこにでもいそうな女子高生である。


最近の趣味はネタ探しを含めた人間観察だ。


この趣味と収入の結果、クラスメートに対し


「私が、助けてあげようか?条件付きで」


などと提案することなど、引っ越しをしたばかりで浮かれている今の私には予想もできないことである。

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