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『キス』
真っ白な清潔な部屋。
つんとこの施設特有の匂いが鼻をつく。
窓から外を見れば、ぽつりぽつりと静かに雪が降っている。
「今日も寒いね」
ベッドに横たわる彼女に呼び掛ける。
ベッドで眠る彼女に呼び掛ける。
その儚い寝顔はどうしようもなく愛しくて。
頬を優しく撫で、軽く軽く口づけをする。
眠ったままの彼女は、変わらず規則正しい呼吸を続けている。
後ろから声をかけられる。
「本日の面会時間は終了です」
眠り姫はまだ目覚めない。
真っ白な清潔な部屋。
つんとこの施設特有の匂いが鼻をつく。
窓から外を見れば、ぽつりぽつりと静かに雪が降っている。
「今日も寒いね」
ベッドに横たわる彼女に呼び掛ける。
ベッドで眠る彼女に呼び掛ける。
その儚い寝顔はどうしようもなく愛しくて。
頬を優しく撫で、軽く軽く口づけをする。
眠ったままの彼女は、変わらず規則正しい呼吸を続けている。
後ろから声をかけられる。
「本日の面会時間は終了です」
眠り姫はまだ目覚めない。
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