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少しエグい描写があるので短めにしています。

補完程度の話なので、飛ばしても問題ないです。

次回から本編に戻ります。

逃げろ 逃げろ 少しでも遠くへ!


木々を縫うように走りながら弓弦を引き絞り、心眼を持って敵に渾身の魔力を込め矢を放つ!ドラゴンでさえ容易に一撃で仕留めるその力は[闇]に当たる寸前で霧散する。


攻撃の手は止めず続けて術式を詠唱すると私の周りに尾を引いた光球が7つ現れる。更に改良された術式を唱え7つの光球は一つに収束する!光線が尾を引きながら文字通り光の速さで貫かんとするがまたも[闇]に当たる寸前で霧散する。


あらゆる攻撃があざ笑うように、かき消される・・・何の冗談だこれは!?

付かず離れず気配が追ってくる。森の中だというのに引き離すことが出来ない!

・・・結界か!?

森の中限定で私達の力は全ての種族を凌駕する筈だ!この状態の私が傷一つ負わす事が出来ない存在・・・まさか!?

急いで通信術式を唱える。結界が張ってあるようだが私の全魔力を使えば通信程度なら!


(  か進展はあったか?)繋がった!『こちらの世界に魔』 


「それは駄目だよ?」


反撃する暇もない、口に手を突っ込まれ、[闇]を流し込まれる、術式は中断された。ああ・・・間違いない・・・こいつは!!!


「今、何されてるか分かる?[君たち]なら分かるよね?」


恐怖が心のダムを崩壊させる 下半身から力が抜け足元が水浸しになる イヤダイヤダ


「汚いなあ、殺しちゃおっか」


私は激しく頷く 死にたい 殺して これはイヤダ


 「嘘だよ」


ああ・・・イヤダ・・・・イヤダ!


「ふひひ、その顔最高だよ!さあ少しずつ[食って]あげる」


ああ ああ 私の体が黒く染まっていく 黒く 黒く


美しい白い肌は黒い肌へと変化する 目だけが赤く爛々と輝いている


魔種が全ての種族の敵である理由 魔種の従順な家畜へと変える能力 


誇りと尊厳を踏みにじる災厄 魔種


影で力を蓄えし闇は世界を侵食しつつあった・・・。



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