限界突破(補足回)
ギルドのデータを上から調べていく、手元には情報部からの資料が散らかっている、
私は後継者を探していた、もし私が死んだ時にギルドマスターを指名するために。
ずっと探していた。人の限界を超えるすべを、あらゆる修行を自分に課したが駄目だった。
しかし私は遂に限界突破の方法に気付いた。
一人の少年との試合で
少年は私に負けると分かって挑んできた。
只の無謀だ
しかし敗れたのは私だった。ルールなんて些細なことだ。私は間違いなく敗北した。
私の[全力]を出せば少年に勝てる、それは私の[力]ではない、だがそれを使ってこその[全力]だ。
だからあの少年が私の[全力]を超えた時、それが限界を超える最後の機会
100%勝てぬ相手に勝つ、それこそ限界を超える条件
条件を満たした事により大量の経験値を獲得しました。
え、負けたじゃん?いいえ試合に負けて勝負に勝っていたのです。
ギルドマスターは自分が負けた事を自覚してます。
それをアトリに悟らせない所がまた凄い部分であったりします。
本来話の中に組み込む筈だったのですが、うっかり入れ忘れており(ごめんなさい)
能力覚醒に疑問があったようなので補足しておきます。




