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目覚めと好奇心

異世界トリップにおいての夢見の役割って結構大きいと思ってたんだ。

例えばその世界の神だか創造主だかが現状の説明に現れたり、もしくはその世界の光景が絶えず現れて自分の役目を理解したり、とかね。


いわゆる睡眠学習をしてるみたいに状況把握ができるわけじゃん?



でもそんなにウマくいかないのが現実よね……。



だってわたし何が起こって今までこのベッドに眠らされてたか分からない。

ただ、頭も体もなんかズキズキするな。



まあ、それはおいとくとして。



なんか…このベッドの寝具使い古されてるせいか分からないけど…うーん、人間のニオイがする。

バフっと枕に逆戻りして布にスリスリしてみる。



別に嫌とは思わないし、むしろちょっと安心するニオイだけど誰かがここで生活しているんだなってぼんやりとは感じさせるぐらいには生々しい。



あれ‥?



それじゃあ、此処に住んでる人がいるのかも!!

もしかしてベッドに寝かしてくれたのもその人?

今更だけどなんか焦ってきたかも!



ガバッと今度こそ上体をちゃんと起こして周囲を観察する。



…誰もいない、よね。



少しホッとした。

途端に好奇心がわいてくるのは罪じゃないはず。


キョロキョロと部屋の中を見渡してみる。


物はあんまり置いてはないけど、見たことのないものが多いなぁ。さすがトリップしただけあるなぁ。



変に感心しながら部屋中をそれこそ舐め回すように見続ける。




それはドアが勢いよく開け放たれるまで続いた。



あんまり進まないですね。。

次回こそは名実共に…

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