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真っ青などんぐり?
携帯の画面と言えばご存知だろうが、短時間でも操作をしなければ自動的に発光を停止する。
もちろんどこかのボタンを押せばまた光りだすわけだが。
そう、たまたま光りが消えちゃってたわけなんですよ。
でも惰性で足は歩いてたわけね。
この間多分二秒ぐらい?
まさかちょうどその時に生暖かい壁に顔からぶつかるなんて思いもしなかったから、つい、
ウアーっっ!!
って叫びながら右に飛び退いたのがいけなかったのかな。
端的に言えば飛び退いた先に有るべきはずの壁が無くてですね、勢い余って落下したのですよ。
それはドングリも真っ青なほどゴロゴロと…。
耳元で響く何かがぶつかり合っている大きな音と天地無用になっている世界、痛みは鈍く鋭く全身を貫いているようで。
全ての音と衝撃が消えた時、薄れゆく意識の中で誰かの声を聞いた気がした。
タイトル脈絡ありません!
ある意味出会いましたよね?