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逞しきことはよきこと哉

ふと二階から物音がして、猫かと思ったが見に行くことにする。


まさか泥棒もわざわざうちに入りはしないのはわかっている。

盗まれるものは何も無いほど貧乏なのに加えて若い男の一人暮らしだ。


もし盗めるものがあるとしたら、それは…


俺の心だ!


いやいやいや、冗談。これ冗談。


しかし極端な話し、うちの隣の隣のそのまた隣の隣は逆隣というほど小さいことを誇れる我が村でもぐりはできない。


だとすると考えられるのは2つに1つ、猫か夜這いか、だ。


だが後者の場合、今村に年頃の独身の女子はいない…いるのはゆりかごまでと墓場手前だ。

となると、想像逞しい俺はまだ見ぬ禁断の野郎共の世界をつい思い浮かべてしまった。

そしてなんか色々萎えてしまった。ションボリである。


その時である、今度は明瞭にドアを開け閉めする音が聞こえた。


猫じゃないとすると…。


嗚呼、さようなら俺の純潔。



視点変わりました。

逞しいのは妄想ですが;


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