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耽美奇譚

絶対に付き合ってはいけない人

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


すげぇ物騒な話。

昔から何をする飲も駄目。勉強も運動も人付き合いだって、上手くいかない。だからお母さんの口癖は何時もこうだった。『なんでアンタは何も出来ないの!?』

それでも私と付き合ってくれる人は皆口を揃えて最初にこう言った。『そのままで良いんだよ』『何も出来なくて良いんだよ』。

だから手放したくなくて、ずっと傍にいて欲しくて、ずっとずっと連絡を取った。『今、何してるの?』『好きって言って』『私の事が嫌いなの?』そうしたら皆離れて行った。

今も彼氏から『面倒臭い』『付き合ってらんない』と言われて別れを切り出された。最初のうちだけ、最初のうちだけはみんな優しい。だから、次からは付き合って一週間で此方から別れを切り出そう。そう……思っていた。


そう決心して付き合った相手は、優しい人だった。私の言うことを何でも聞いてくれて、寂しくないようにずっと傍に居てくれた。それこそ私に優しくしてくれた彼らの様に。

『今何しているの?』『買い物流れだよ』『好きって言って』『好き、大好き、ずっと好き』幸せで幸せで幸せだったから、私は彼にこう言った。『もう大丈夫。一人でも生きていけるよ』。これがきっと、引き金になったのだと思う。


目が覚めると私の手足は縛られたまま、ベッドの上に転がされていた。口には猿轡を嵌められて、ろくに声を出すことが出来ない。

「あぁ起きたんだ」

ベッドの横から彼の優しい声が聞こえて来た。其れは何時も私に愛を囁くような甘い声音だった。

「君はね、ずっと僕に依存していれば良かったんだよ。でも離れるなんて言うから、こうしちゃった」

分かり切っていた事だが、どうやらこの手足の拘束と、愚痴の猿轡は彼が施したものらしい。

彼は未だに優しい声音で私に語りかける。

「君って魔性の女って奴だよね。僕と付き合う前にも、沢山の、沢山の、沢山の男友達番ったんだろう? あぁ、忌々しいな。だからね、全部、全部、全部、居なくなったよ。全部君のせい」

其れから優しく私の髪を撫でながら、右手に持っていたりものを私の目線付近まで近づける。其れはベッタリと血の着いたナイフだった。

彼は優しく幼子に語り掛ける様に続ける?

「ねぇ、君もこうなりたい?」

優しい声音に反して冷たい言葉に私は慌てて頭を振った。ヤダ死にたくない。死にたくない。ただ以前のように、彼に愛でられたい。

「じゃあ、離れるなんて言わないね?」

最後に付き合った彼は、絶対に付き合ってはいけない人でした。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


散々、人のこと壊してきたメンヘラが、自分の行いによって地獄を見る話が書きたくて。

えぇ、私なりのざまぁ展開です。


※多分、同族嫌悪でメンヘラが大嫌い。


ヤンデレに脅されて、逃げられなくて、恐怖で顔が歪むところがもう、本当にざまぁ。こんな話が大好き。


※反面、口調の優しい、叫ばないヤンデレは多分好き。


長編にしたいなぁと思いながら書いたので、歪ながら起承転結があります。起がやたら長いですね。


なんか胡蝶が好きそうだな。入れておこう。

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