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茜音いろ  作者: 今安ロキ
23/24

第12話 丙午 2

全てはこの日この時のため。

この瞬間を迎え、そして一度捨てた未来を共に歩むために。


眼前より襲い掛かる"鵺"に対し、茜音は臆することなく立ち向かう。

第12話 丙午 2


 夜空を見上げれば、雲一つない快晴。

 数多の星が煌々と瞬いている様子は、今日という日が月齢において1日目―朔―であることを知らしめているようだった。

「神木の発光を確認」

 耳元のインカムから、前衛担当のチームから連絡が入る。

 手元の時計で、時刻は間もなく丑三つ時―午前1時―を指し示そうとしている。

 古来より丑の刻は鬼門である艮に入る時刻であり、鬼門が開き鬼や死者が現れる時間とされている。

 中でも丑三つ時と言えば、常世と現世の境目で魔物が最も活発に活動する時間と考えられており、オカルトに興味のない人でもこのフレーズだけは耳にしたことがあるだろう。

「間もなく”鵺”が出現する時間だ。各員、ぬかるなよ」

 この日、五味から伝達された指示は端的に言えば2つ。

 第一は”鵺”の殲滅または再封印で、果たすべき最優先事項であること。

 第二は生命を粗末にするような行動は慎み、全員大事なく地元へ戻ること。

 作戦開始前の最終ミーティングで下された指示は、その場に集まったメンバー全員の心にしっかりと届いていた。

「3班、配置完了しています」

「4班も同じく」

「2班もいつでも大丈夫です」

 常世に配置され”鵺”と直接対峙するチームからの連絡を受け、五味が小さく頷く。

 五味をリーダーとして茜音と勇翔が配置された1班から見て前方、神木に最も近い4班が前衛を務め、右翼には涼音が配置された2班が、左翼には陽咲が配置された3班が位置している。

 五味が部下に示した作戦は以下の通り。

 通常ならば真っ先に4班が”鵺”と接敵することとなる。

 明確な敵意さえ示さなければ常に”焔室”を最優先の標的にすることが予想され、4班は素通りされるものと想定している。

 事実上、1班に配置された茜音を囮として”鵺”を常世の広場中央部まで誘引し、四方より波状攻撃で”鵺”を消耗させ、茜音や勇翔など”紅葉村の血統の能力”により討伐する。

 紅葉村の血統を除く術式では決定打を与えられないが消耗は期待できるため、陰陽局は陽動と攪乱、防御―盾役―に徹する。

 五味の考えは、数の優勢を活用した堅実な作戦と言えるだろう。

「各位、臨戦態勢で待機。剱田、抜かるなよ」

「もちろんですよ」

 4班リーダーを務める副局長の剱田が落ち着いた声で返答する。

 敵意を向ければ”鵺”は真っ先に自分たちに牙を剝くだろうし、そうなれば4班は孤立無援の状態で猛威に曝され、これまで積み重ねた準備の全てが水泡に帰す。

 五味は重要なポジションに、最も信頼できる部下を配置していた。

「神木の発光が減少、”鵺”の出現を視認した」

 剱田からの情報が全員に共有され、勇翔は時刻を確認する。

「丑の刻に入った」

 時計の針が、午前1時を指し示している。

 常世に響く“鵺”の咆哮は正しく、戦いの始まりを意味する合図となった。



 目に映った、あるいは何らかの形で”敵”を知覚したからか、”鵺”は茜音を目掛けて最短ルートで突き進む。

「動くなよ。目を閉じ、自身の内面と向き合え」

 剱田は自身に、そして班員へ静かに指示を飛ばす。

 ”鵺”は想定された通りに直進しており、そこからややズレた場所に位置する彼らの眼前を通過した。

「――よし、追うぞ!」

 一先ずは幸先良い、と言えるだろう。

 剱田は安堵と共に報告を入れ、”鵺”の後を追う。

「来るよ」

「あぁ、見えている」

 暗闇から巨体がゆっくりと迫る姿を、茜音と勇翔は認識する。

 松明の明かりに照らされ徐々に明らかとなったその姿は、平時のものと相違はない。

 だが、肌で感じる圧迫感は前年の比ではなく、勇翔と陽咲はそれぞれ、心拍数の上昇を音として捉えた。

「受け止めるぞ!」

 五味の声に呼応し、茜音の前に陰陽局員が展開する。

 複数人が連動して五味を中心に術式を組み上げ、茜音へ向け吶喊する”鵺”の進路上に多層の防御結界が形成される。

 非科学的に生成されたハニカム構造の障壁に”鵺”が衝突し、鈍い音と共に衝撃波が空気を振動させた後、後方へと弾き返される。

「いきます!」

 体勢を崩した”鵺”に対し、茜音は”狼”と書かれた札を投じる。

 札は狼を象った炎へと変化すると、勢いそのままに巨体へと襲い掛かり、“鵺”は雷鳴にも似た咆哮をあげた。

 それでも”鵺”は大きな身体を震わせて”狼”を振り払い、体勢を立て直すと、茜音を視界に捉えて再度吶喊を試みる。

「2班、3班、行動開始」

 五味はインカムで両翼に待機するチームに指示を出し、”鵺”の前進に合わせて進路妨害を都度繰り返す。

 陰陽局員が守り、茜音が攻める。

 作戦行動で取り決めた根底部を徹底し、”鵺”の力を削ぎ落とし続ける。

「ぐゎっ!」

 当然の如く、万事が思い通りに進むわけではない。

 油断などする暇もない状況だが、”鵺”の巨体が何らかのアクションを取るごとに、盾役の陰陽局員も消耗し、生じた僅かな隙を着実に攻められる。

「負傷者は無理せず下がれ!動けない者がいると、行動が制限される」

 五味は事前の取り決めを徹底するよう、部下に通知する。

 保護対象がその場に留まれば、それだけ個々の行動は鈍くならざるを得ず、更なる被害を誘発することは明白だった。

「"鵺”の活動に変化が!」

 剱田がインカムを経由して情報共有する。

 茜音や勇翔が改めて”鵺”へ視線を向けると、その巨体が大きく震え、振り撒かれた体毛が白蛇を象った多数の分身体へと変化し、陰陽局員へと襲い掛かり始めた。

 分身体とはいえ、当然の”鵺”の一部であることには変わりなく、陰陽局員が使用する一般攻撃術や退魔刀では対抗できない。

「邪魔者を一気に片付けようって魂胆か」

「みんな下がって、ここは私に任せて!」

 茜音は”刀”の札を構え、炎と共に現れた漆黒の段平を手に取る。

 刀身を一閃、低い姿勢から横薙ぎさせて発生させた炎の斬撃が白蛇を呑み込んで消滅させる。

 打ち漏らした分身体は勇翔と陽咲、涼音が連携して対応した。

「――?」

 肌にピリピリとした感覚を覚え、勇翔が視線を”鵺”へと戻す。

バチバチと音を立て、静電気を存分に溜めた巨体が、今まさに雷撃を放とうとしていた。

「”鵺”を防壁で囲め!!」

 五味の指示、術式による防壁の展開、”鵺”の雷撃はほぼ同時だった。

 防壁の隙間から漏れ出た雷撃を受けて一部の局員が感電し、行動不能となる。

「なるほど、さすがは迦具山一帯の土地神の化身。炎の力だけでなく、火山の噴火で生じた摩擦電気で発生する火山雷のような電気の力まで操るとはな。古来より”鵺”は雷獣を指し示すのではとも言われていたが、あながち間違いでないかもしれない」

 五味は負傷者の退避を指示しながら、何か改善の手掛かりに繋がるかもしれないと、文献情報を踏まえて”鵺”に対する考察を深める。

 状況はまだ、事前に想定していた範囲内で進んでいると信じたいが、如何せん丙午の”鵺”に対する情報が少なく、対象の力を図り切れていないことも事実である。

 自陣の戦力は明らかに削られており、今はまだ何とか成立している算段がいつ崩れ去ってもおかしくはない。

 慎重かつ大胆に。

 五味は”娘”の姿を視界に一旦収めて小さく息を吐き、再び思考を研ぎ澄まさせた。



 俯瞰して見る限り、現状の推移は陰陽局側を不利な方向へ追いやりつつあると言っていいだろう。

 懸念されていた通り、大規模災害を引き起こす怪異に対する本質的な警戒・経験不足が響き、練度は決して高いとは言えない。

 ”鵺”の猛威の前に負傷する、あるいは”電池切れ”を起こして戦線離脱する局員が続出しており、”鵺”の包囲網は着実に綻び始めていた。

「”鵺”は着実に弱ってきているぞ!」

 しかし、前線が疲弊しようとも、どのような経過を辿ろうとも、陰陽局の目的である”鵺”の討伐が成されればいい。

 戦略目標さえ達成されれば、目先の戦術的不利は目をつむる。

 傷付く部下を見る苦しさはあるが、五味はあくまでも責任者としての基本方針を揺るがせることはない。

「すまん、すり抜けた」

「任せて下さい!」

 陰陽局が盾を、紅葉村の血統者が矛を務める役割分担は嵌っている。

 4班を除く各班に近接援護として配置した勇翔、陽咲、涼音が、防御術式を展開する陰陽局員をよくフォローしており、主攻である茜音は掠り傷一つ付いていない。

「茜音、”鵺”の動きが鈍ってきている!」

「大きいのいきます。皆さん、下がって!」

 涼音の声を受け、茜音の赤い瞳に宿る輝きが増したよう、勇翔には感じられた。

 大規模術式を発動すると術者には当然の如く隙が生じ、その僅かな時間が致命的となる恐れもある。

 茜音が何の憂いなく攻撃に集中することで、この1年鍛えぬいた力を存分に発揮できていた。

「火蓋」

 茜音の言葉、”燉”と書かれた札が燃え尽きると同時に、“鵺”の周囲および天井方向に火焔が現れる。

 1年前、勇翔が見たものと同じ名の術式のハズだが、見た目も、全身で感じる熱量も、前年の比ではまるでない。

 火焔の塊に圧し潰された”鵺”は黒く焼け焦げた姿と化すが、無数の亀裂とともに表面がボロボロと崩れ、内側から脱皮するかのように新しい身体が現れる。

「まるで不死鳥か、それともサラマンダーか」

「灰の中から蘇るとされる伝説の獣だな。どこかで関連しているかもしれないが、今はどうでもいい。身体を再生させるにも相当なエネルギーが使用されると見ていい。畳みかけるぞ!」

 五味の号令とともに、”鵺”を取り囲む面々が再び動き始める。

「動きが鈍い、これなら私の”水”でも捕らえられる!」

 涼音は”瀑”と書かれた術札を取り出して術式を発動させる。

「水の檻に閉じ込める、周囲を防御術式で固めて!」

 肌に若干の乾燥を感じると同時に大量の水が現れ、まるで意志を持つかのように”鵺”を中心とした立方体を形成し、それを補強するように陰陽局員たちが術式を展開することで、水の檻が完成する。

「近寄らないで、ケガするよ!」

 茜音は涼音と事前に打ち合わせた攻撃パターンに従い、”燉”と書かれた術札に力を籠める。

「火牢」

 茜音は特定の範囲内に火焔を発生させる術式を立方体内部で発動し、熱せられた水が徐々に泡立ち始める。

 茜音が力をこめると泡立ちが加速し、”鵺”に姿が泡の中に消え見えなくなる。

 密閉空間で高温に加熱された水は膨張しようにも、涼音が構築し陰陽局員が補強した檻がそれを許さず、内部の圧力はどんどんと上がり続け、通常では100℃を超えることのない液体の水も120℃を優に超えるまでに昇温した。

 加圧加熱の原理は専門分野で言えばバイオテクノロジー分野における器具や試薬の滅菌に、一般社会にはレトルト食品製造として市井の価値に貢献している。

 それを知ってか知らずかはともかく、茜音単独、それも陰陽局員の協力なしには成立しない攻撃手法を前に、”鵺”はみるみる消耗していく。

「頃合いだと思う、術式を解除しよう!」

 高難度かつ出力の大きな術式は、術者の負担もそれだけ増加する。

 それぞれの疲労度が表情に現れ始めた頃合いで、茜音は術式を少しずつ解除する。

「順番ミスるとみんなケガするからね。慎重に!」

 圧力を強制解放してしまうと、内部に閉じ込められたエネルギーが爆発的に拡散し、周囲に展開するメンバーが高熱蒸気を浴びることとなってしまう。

 茜音がまず術式を解除し、次いである程度まで水温の低下を待ってからまず涼音が、最後に陰陽局員が檻を開け放つ。

 熱気を伴った湯気で視界が遮られ、取り囲んだ面々は奇襲を警戒して身構える。

 しかし、いつまで経っても何かしらが動く気配はなく、湯気が晴れるとともに巨体がその場に蹲る姿が明らかとなった。



 高温高圧の環境に曝された巨体は身動き一つせず、呻き声もない。

「――慎重な判断が必要だ」

「そこは”やったのか?”が先じゃない?」

 五味の呟きに、涼音が苦笑する。

 生物は高熱に曝されると、生命活動を維持するために体内で作用し続けるタンパク質が変性し、機能を失ってしまう。

即ち、活動停止を意味し、生体としての死を迎えることとなる。

「そんなもの、常に考えている。そもそも眼前の巨体は実体のない幻獣だ。自然の摂理が働くとは限らん。むしろ、”働かない”と思うべきだろう」

「......それもそうか」

 五味の言い分に、涼音も納得する。

「私が確認します。最も繋がりの深い私なら、何かしらの判断ができるかもしれない」

 茜音が足を前へと踏み出し、”鵺”の巨体に近付いていく。

「気を付けろよ」

「分かってるよ」

 勇翔から投げかけられた懸念の声に対し、微塵も油断してないことをアピールするかのよう、茜音は表情を崩すことはなかった。

 至近まで近付いたところで左手を開いた状態で前へと突き出し、”鵺”の様子を探る。

「微弱だけど、まだ活動の予兆がある。だから消滅しないのか」

 茜音は小さく呟くと、炎の中から漆黒の段平を手に取り、大きく振りかぶってから巨体を切りつける。

 刃先は”鵺”の中央部で止まったが、切り裂くことも容易だっただろう。

 茜音の行動が”あえて”の動きだったのは、勇翔にもすぐ分かった。

「火葬」

 声と呼応するように、段平を通じて茜音の力がいくらか黒色交じりの赤い炎となって注ぎ込まれる。

 もちろん、”注ぎ込まれる”というのは勇翔から見た感覚にすぎず、茜音の力は”鵺”の内部に残った僅かな力は濁流の如き力強さの前に成すすべなく飲み込まれ、”鵺”の巨体は瞬間的に燃え尽きた。



 “鵺”の消滅を確認したところで、関係者全員の緊張の糸がようやく解ける。

 ある者は大きく溜め息をつき、またある者は目を潤ませ、別のものは呆然とその場に立ち尽くしていた。

「茜音......どうだ?」

 しゃがみ込み、“鵺”の存在していた場所に視線を落とし続ける茜音のもとへ、勇翔が歩み寄る。

「間違いなく消滅した。私たちは勝った――んだと思う」

「どうした?」

 全てが上手く行き過ぎている。

 大きな山場を越え、茜音は一度捨てた未来を手に入れた。

 高揚感があってもいいだろうに、茜音はどこか浮かない表情を浮かべている。

「現実として受け止められないのかな。本当にこれで終わったのか、分からないんだもの。この結末を経験した人は今までにいない。少なくとも記録は残っていない。だからかな、明確な理由は無い、何故だか分からないけど、胸騒ぎもする」

 茜音は真剣な眼差しで、神木の方向を見る。

 神木から発せられていた怪しい光は、徐々に弱く収まっていくようにも見える。

「考えすぎじゃないか?」

「考えすぎるくらいが、丁度いいと思うけど」

「それもそうだが......いずれにせよ、このままここにいたら身体が冷える。実感もしばらくすれば沸いてくるだろうし、今は戻って身体を休めよう」

 勇翔はそっと茜音へ手を差し出す。

 実際、真夏とはいえ標高の高い紅葉村の深夜は肌寒い。

「勇翔の言うことにも一理あるね。ありがと」

 茜音は勇翔の手を取り、立ち上がる。

 勇翔の言う通り、”鵺を倒した”という実感も徐々に沸いてくるのだろう。

「この道が正しかったんだ。私一人では、やっぱりどうにもならなかった。最後の最後で軌道修正してくれて、ありがとう」

 勇翔は振り返ると、茜音は立ち止まり夜空を見上げていた。

「実感、沸いてきたのか?」

「そだね」

 勇翔は視線を戻し、再び前へと足を踏み出す。

 しかし、後ろから地面を蹴る足音が聞こえてこない。

「......茜音?」

 まだ夜空を見上げているのだろうか。

 勇翔は茜音の様子を伺うべく、後ろを振り返る。

「は......やと」

 茜音は訳の分からないままに苦しそうな表情を浮かべ、苦痛に耐えている。

「......に......げ......て」

 茜音の背中に鈍い紅色の紋様が浮かび、そこから少しずつ”見慣れた”禍々しい外観の巨体が現れる。

「嘘だろ......?」

 忘れたくても忘れられない。

 確かに先ほど消滅した存在が目の前に現れ、”鵺”の圧倒的な”強さ”は推し量らずとも肌で感じることができる。

 足が動かない。

 その場から動けない。

 勝てる気がしない。

 勇翔の脳が瞬時に優劣を判定すると、自然に乾いた笑いがこみ上げてくる。

 再び現れた“鵺”は大きく右前脚を振りかぶる。

 勇翔はその脚が、自分に向かってくることを理解する。

 それでも、自分の脚が脳の意志に従って動くことはなかった。

「(そうか、死ぬ直前は世界の動きがゆっくりになるのか。走馬灯ってやつは、あるんだな)」

 思考だけはハッキリと働き、”鵺”の右前脚が自分目掛けて近付いてくる様子をしっかりと視認する。

 その視界の端に、膝を付く茜音の様子が映る。

 身体に力の入らない様子の茜音の虚ろな瞳からは涙が溢れ出ており、その姿は勇翔の意識がブラックアウトする直前に見た、最後の光景となった。

Pixiv様にも投稿させていただいております。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21786189

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