2/2
エピローグ
あれから一年が経った。僕もひとりでミキちゃんのお家に来られるようになり、夏休みの間はほとんど毎日、ミキちゃんに会いに来ている。
ミキちゃんの占いはまた当たらなかった。でもそれは、明日が雨だったり、ミキちゃんが未来屋さんになれないこととは違う、とっても良い間違いだった。
「ほらほら、大きなカブトムシ捕まえたんだ」
「私が昔に捕まえたやつのほうが大きいよ」
嘘だー。
本当だよ。
じゃあまた捕まえて見せてよ。
……。
また一緒に山で遊ぼうよ。
……うん。
僕は、そんな未来を信じている。
このエピローグを付け加えるか否か、当時はすごく悩んで省きました。
今は悩まず付け加えます。
これが年をとるってことなんでしょうか。




