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あとがきに代えて、おまけ


 本作を読んでくださった皆様。

 おはようございます。

 いや、こんにちはでしょうか。

 あるいは、こんばんはでしょうか。


 まあ、挨拶はどうでもいいとして。

 本作を読んでくださり、ありがとうございます。


 作者の一布と申します。


 本作ですが。

 いでっち51様の企画「歌手になろうフェス」参加作品です。

 他の作者様達も色んな作品を発表してますので、ぜひぜひ読んでみてください。


 ……と、軽く宣伝したところで。


 実は、一布は、音楽業界に関してはプロアマ問わず素人です。さらに、歌えばジャイア○というオマケつきです(笑)


 そんな一布が書いた本作。リアルに音楽に関わっている方から見ると拙い部分があるかと思いますが、どうかそこは、優しく生温かく見守ってあげてください(・∀・)えへ


 さて。


 このおまけを読んでくださっているということは、本編はすでに読破いただいたものと思います。そう信じます。固く固く信じます。


 どうか信じさせてっ!


 と言いますのも、少しばかりネタばれ要素のあることをこれから書くのです。


 何の話かと言えば。

 母親に関する話。


 多くの方がお気付きかと思いますが、作中の「マザー・オブ・ベスト賞」は、かの有名なベ○トマザー賞(一応伏せ字)がモデルとなっています。


 んで。

 あくまで個人的な意見ですが。


 一布は、この賞が嫌いです。


 ちょっと自分語りをしますが。

 一布の家庭は母子家庭でした。家庭環境が理由で嫌な思いをしたことも何度もあります。偏見を持たれたこともあります。


 自分の親を褒めるのはマザコン臭がしてちょっと恥ずかしいのですが。

 一布のようなクソガキ(当時)を女手一つでよく育てたなぁ、と母に感心してます。


 一布が子供の頃の労働環境は「労働基準法? 何ソレどこの法律?」なんてくらい労働環境が劣悪で、母は、毎日クタクタになるまで働いていました。


 夜勤のある職種だったのですが、三日連続で夜勤なんてこともありました。

 夜勤の日は午後四時くらいに家を出て、帰宅するのは翌日の午前十時頃。それを三日連続です。

 食事中に寝落ちする姿も見たことがあります。


 そんな激務(よく倒れなかったな)をしながら、クソガキ(当時)一匹を育てきったのです。


 当たり前のことですが、一布の母だけが苦労しているわけではありません。本当に我が子を愛し、本当に我が子のために一生懸命な母親は、誰であれ、大きな責務を背負いながら生きているのだと思います。


 自己顕示欲を満たすためではなく、また、自分の理想を押し付けるためでもなく、ただ我が子の幸せを考えている。


 そんなお母さんは、例外なく偉大だと思います。もちろん、一布の母を含め(マザコン説が浮上しそうだ(笑))


 だからこそ、母親に優劣を付けるような賞が嫌いです。


 ついでに言うなら、そんな賞を受賞した方々の不祥事 (というのだろうか)がニュースになったときは、つい鼻で笑ってしまいました。


 とはいえ、そんな母親のせいで、子供は偏見の目で見られる可能性があるわけです。イジメに繋がる可能性もあります。


 そう考えると、笑いはあっさり引っ込みました。むしろ、憤りが湧きました。


 子供は親を選べない。

 ベストと称えられなくても、愛情深い母親のもとに生まれる子がいる。

 ベストと称えられても、子供を大切にしない母親もいる。


 もし、自分の母親が、自分を大切にしてくれないのなら。

 もし、自分の母親が、自分を「都合のいいもの」として以外に愛してくれないのなら。


 それでもどうか、強く生きて欲しい。

 いっそ、そんな母親なら踏み台にできるくらいに強く生きてほしい。


 そんな気持ちを、本作主人公である美月に詰めてみました。


 ちなみに、本作の会話の中だけで登場するJekyllというミュージシャンや、その曲の「ghost ship」には、キッパリとモデルがあったりします。完全に一布の好きなことを詰めています(笑)


 さらに裏設定ですが。


 美月のおっπは、Cカップです。

 ライブ中のTシャツは黒でブラの色は青なので、透けることもブラのラインが目立つこともありません(本編参照)。


 そんな下品な裏設定とともに、本作を完結といたします(おい)


 おまけまで読んでいただき、ありがとうございました!!m(_ _)m


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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルがずいぶん攻めているな! パンクだな! というのが、まずはめっちゃくちゃ気になって拝読しました。 バンドをやっているということで、なるほど、尖っているタイトルなのはそういうことか~…
[良い点] タイトルからは想像できませんでしたが、まさか歌のタイトルだったとは! 複雑な家庭環境の殻を破っての青春ストーリーに、心が踊りました。 読ませていただきありがとうございました。
[一言] ∀・)感想のおまけです。こうしたあとがきを拝するに、やはり本作は一布様の力作と感じて疑いません。そして世の父親や母親に優劣をつけるというのは甚だ可笑しい事だと僕も共感をする者でございます。こ…
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