29.武術大会①予選
目が覚める。
今日から武術大会が始まる。
総司:(おはよう。)
マリカ:(起きたか。昨日は熟睡出来たね。)
総司:(うん。寝覚めもバッチリだね。
一か月頑張った成果が出るといいな。)
マリカ:(大丈夫だよ。本番は4日目だ。)
総司:(そうだね。)
僕は起きてリビングに行く。
アイさんとアクアさんは起きて朝食の準備を始めていた。
総司:「おはよう。」
アクア:「総司様。おはようございます。」
アイ:「お、総司君起きたね。おはよう。
今日から4日間頑張ろうね!」
総司:「うん。アイさんと対戦するまでは負けないよ。」
アクア:「またアイ様と総司様の対戦が見れるのですね。
私も楽しみです。」
アイさんは今日も元気だ。
アクアさんはアイさんのすることに、上手く手助けしている。
立ち回りがアイさんの秘書みたいだ…。
フラン:「おはよう!ちょっと早いけど迎えに来たよ。」
アクア:「おはようございます。」
総司:「フランさん、おはようございます。
今日から4日間よろしくお願いします。」
フラン:「お!いいね!準々決勝まで残る気満々だね!」
アイ:「おはよう。私も残る気満々だよ!」
フラン:「頑張ろうね!」
フランさんも朝からテンションが高い。
アイ:「朝ご飯は食べた?」
フラン:「食べてないからご馳走になっていいかな?」
アイ:「もちろんいいよ。
もうちょっとで出来るから待っててね。」
フラン:「ありがとう!」
みんなも次々に起きてリビングに降りてくる。
白狐:「おはよう。私達は見学だから、気楽だけど、
総司達は頑張ってね。」
楓:「総司君おはよう。
蘭と一緒に寝たら掴まれてて会いに行けなかった。」
蘭:「総司君の快眠を守るのも私の仕事だからね。
みんなおはよう。」
暫くしてみんな揃ったので朝食にする。
フラン:「会場は北門の外だからちょっと遠いの。
早めに行きましょうか。一番最初は総司君だからね。
第二会場で9時からだよ。
ソフィさんが14時から第六会場、
アイちゃんが16時から第一会場だよ。」
朝食を食べ終わって、みんなで予選会場へ移動する。
僕達は走って移動する。周りの人達もみんな走っている。
参加者もいるだろうけど、見学の人も多そうだ。
「アイちゃん頑張ってね!」
走っているとアイさんは街の人からよく応援を受ける。
アイ:「私の試合は16時から第一会場だよー!」
「応援に行くよー!」
すっかり街の人気者みたいだ。
アイさんは試合時間を言ったり、笑顔で手を振って答えている。
デル:「さすがアイさん…。すっかり人気者ね…。
試合を見たら、みんなドン引きするだろうけど…。」
白狐:「アイさんはそんなに強いの?」
デル:「間違いなく、この世界で一番強いよ。」
アクア:「人魚の島でアイ様と総司様は一度対戦しています。
その時はアイ様が勝利しました。」
白狐:「そうなんだ…。総司に勝っちゃうのか…。
見るのが楽しみね。」
フラン:「もうすぐ北門よ。会場は門を出てすぐだから。」
門を出たらすごい人の数だった。
既に前の試合の人達が戦ってる。
街中の人がいるんじゃないかと思うほどだ。
暫く行くと第二会場の立て札がある。
試合会場は直径50mほどの円形でメッシュの
フェンスで囲まれている。
その周囲を立体の座席が囲んでいる。
観客はフェンス周囲の座席から応援したり観戦したりしている。
ソフィ:「すごい人と熱気だね!」
フラン:「今日は参加者だけでも3500人以上いるからね。
応援も含めると20万人くらいいるかも。
応援の他にも誰が強いかを見て回ってる人もかなりいるよ。
予選を勝ち抜いた人が賭けの対象になるからね。
例年はイルス兵団の魔法使いが有力候補ね。」
デル:「私もこれまでの武術大会はこっそり見に来てたんだけど、
今年の予測は超簡単ね~。
実は私が大昔に当時の領主と一緒に
武術大会と賭博のシステムを作ったの。
運営に必要な魔道具とかも作って提供したんだから。」
ダリア:「たまに居なくなるのは、そういう事だったんですね…。」
そうすると…。
もしかしたら、イルス兵団の設立もそれに関係するのかも。
昔の出来事は有ったことに対して、
その背景を後で推測するのは本当に難しいんだね。
こういう表に出ない要因が絡んでいたりする。
デル:「今回は一位は間違いなくアイさんよ。
二位はトーナメントの組み合わせ次第かな。
総司とソフィさんのどちらか。
アイさんと決勝まで当たらない方が残る。
お金が欲しかったら大量に突っ込んどきなさい。」
レン:「俺も買っておこう。
せっかくだから何かしら参加したい。」
ナギ:「良いこと聞いちゃった。儲けるチャンスね。」
フラン:「聞いちゃいけない話を聞いた気がするわ…。
武術大会と賭博に関して、特に魔道具が充実しているのは
長耳族の代表さんの魔法のお蔭だったのね…。
ええと…。武術大会の賭博についてだけど、
夜の22時くらいに明日からのトーナメント表が
各役場で貼り出される。それを見てみんな決めるのよ。
賭札が売られるのは、今日の深夜から明日の朝までよ。
知らないと忘れちゃうから気をつけてね。
今日から最終日の夜まで、
イリスの街は朝まで営業しているお店がたくさんあるよ。
出店もいつもより、たくさん通り沿いに出てる。
参加者以外の人はこっちで楽しむ人も多いわ。」
蘭:「楽しそうね!」
フラン:「予選だけど、各会場に審判が複数いるわ。
審判は引退した元兵団員がボランティアで
やっているから、見る目は確かよ。
周囲に観客もたくさん居るし、不正は心配しなくていい。
全員が中に入り、近い人同士で戦っていく。
後ろから攻撃するのは反則よ。
30分弱の間、負けずに残り、多数倒した人が勝者ね。
会場の審判が数を数えているわ。
敗北判定は戦闘不能状態、場外、
両手を上げてるか、降参宣言させることね。
負けた人はフェンス際に行くか、
会場から出て手当を受けてね。
最後に最多勝利数が同じ場合はクジで決める。」
アイ:「複数いる中で1対1か…。
大きな魔法は使えないね。」
総司:「腕とか斬り飛ばしちゃって大丈夫なの?」
フラン:「一番わかりやすい勝ち方がそれね。
止血が出来ない人はいないから、死ぬことは無いけど、
魔力が低い人は直るのにしばらくかかるくらいは
覚悟しないとね。でも、終わった後に親切な人が回復の
サポートをしてくれたりするよ。
総司君達は心配ないだろうけど。」
総司:「会場でも怪我をしている人を見たら直してあげよう。」
アイ:「そうね。」
ソフィ:「あの辺に怪我している人が固まってるね。」
アイ:「それなら私が行ってくる。総司君はもうすぐ試合でしょ。
頑張ってね。ちゃんと見てるからね!」
アイさんは怪我人が多い場所へ走っていった。
フラン:「もうすぐ総司君の試合よ。そろそろ第二会場の
入り口に集合の合図があるから準備して。」
「各会場、9時からの試合の参加者は、
それぞれの会場前に集合してください。」
アナウンスが流れた。
総司:「よし!行ってくる!」
みんなから声援をもらいながら、僕は会場の入り口へ行く。
途中でシモンさんとアガサさんを見かけたので声をかける。
総司:「おはようございます。」
シモン:「おはよう。総司君も第二会場?」
総司:「そうです。」
シモン:「一緒か…。お手柔らかにね。」
総司:「こちらこそ、よろしくお願いします。」
アガサ:「おはよう。総司君も頑張ってね!」
総司:「ありがとうございます。」
シモン:「そろそろ行こうか。
最初から対戦は気まずいから、最初は離れた位置にしたいな。」
総司:「そうですね。」
第二会場の入り口が開き、前の試合の対戦者が出てくる。
僕は出てくる人達の中で大きな怪我を負っている人達に
回復をしながら会場に入る。
「ありがとう。助かった。会場の外から応援させて貰うよ。」
会場に入ると参加者は適度にばらけて立っている。
それぞれ、最初の対戦相手に決めた人同士で目を合わせている。
僕の近くの人も僕を見て観察している。
最初の相手はこの人だね。
イルス兵団の人達が身に付けている鎧を着ている。
参加者の半数以上がイルス兵団の人だから、
装備で判断出来る材料が少ない。
まだ構えてはいないので、わかるのは、
この人は剣を使うということくらいだ。
対戦者1:「最初は綺麗なお嬢ちゃんが相手か。」
相手はとても落ち着いている。30代くらいに見える男性だ。
武術大会も何度も参加しているのだろう。ベテラン兵の雰囲気だ。
総司:「僕は男ですけど…。お手柔らかにお願いします。」
「開始10秒前!」
アナウンスが流れる。会場にいる参加者全員が構える。
相手も剣を抜いて構える。僕も刀に手をかけて戦闘態勢に入る。
各会場も時間を合わせていて、一斉に始まる。
観客席からの声援も消えて静かになる。
みんなマナーが良いね。
10秒が長く感じる。周囲にも注意を向けつつ集中出来ている。
「始め!」
開始の合図と同時に超加速で刀に手をかけたまま突進する。
相手は慌てて剣を振り上げる。更に速度を上げて抜き打ちして
振り上げた両手を切り落とし、相手の首に刀を当てる。
対戦者1:「降参する。」
僕は直に相手の両手を復元する。
対戦者1:「ありがとう。すごいね…。」
僕は笑顔で答える。
対戦者1は周囲のフェンスに向かって行く。
僕は周囲を見回し、次の対戦相手を探す。
最初の対戦相手に漏れた人がいたので、そちらに走って向かう。
相手が僕に気が付き、槍を構える。
僕はそのまま突進すると相手が槍を突いてきた。
僕は突き出された槍の穂先から刃を滑らせて相手の左手を斬り、
返す刀で相手の首に当たる瞬間に刀を止める。
対戦者2:「降参!」
周囲の参加者はまだ対戦している。
僕は一呼吸おいて周囲を眺める。魔法使いは居ないみたいだ。
少し離れたところで対戦が終わった。
僕は直にそちらに走って向かう。相手もこちらに向かってくる。
間合いに入った所で相手が剣を上段から振り下ろしてくる。
僕は左に躱し、振り下ろされた相手の両腕を横薙ぎ斬りおとす。
対戦者3:「マジか…。参った…。予選落ちか…。」
対戦相手の両腕を復元する。まだ周囲の人は戦っている。
対戦者3:「ありがとう。俺もイルス兵団では強い方だけど、
お嬢ちゃんみたいに桁違いに強い人は見たことが無い…。
今回の優勝は間違いなく、お嬢ちゃんだよ。
負けたけど、賭けで勝てる確率が上がったと思えば、
むしろラッキーかな。」
清々しい爽やかな笑顔だ。
これまでの対戦相手の3人は全てイルス兵団の人だ。
この人の太刀筋は特に鋭かった。強い人なんだろう。
総司:「優勝は無理ですね…。それと僕は男ですから…。」
対戦者3:「そうなのか?まあ、どっちでもいいか。
予選落ちは悔しいけど、相手が悪かったな…。
負け惜しみじゃないぞ?本戦で見たら応援するよ。」
再び対戦が終わった人のところへ走っていく。
こうして僕は12人ほどの人と対戦し勝利した。
全員で30人弱だったから半分近くを倒したことになる。
時間も半分以上残して終わった。
観客席から大歓声を受ける。
会場内の怪我をした人の治療をする。シモンさんもいた。
シモン:「ありがとう。ビックリするくらい強いね…。
武術大会にはずっと参加しているし、見てきたけど、
今回の優勝は総司君で間違いないね…。」
総司:「優勝は無理ですよ。もっと強い人がいますから。」
シモン:「アイちゃんかな?
一か月仕事を見てたけど、すごい魔法使いだね…。
街でも、もう人気者だよ。
だけどアイちゃんが、戦う姿は想像できないな…。
あんな可愛い子がねぇ…。」
全員の治療が終わると、対戦者の人達が僕のところに来て
声をかけてくれた。
「第二会場は試合が終了しました。会場の入り口を解放します。」
全体アナウンスが流れる。周囲からどよめきと歓声が起こる。
予選で制限時間前に試合が終わるのは珍しいみたいだ。
僕が会場を出ると、入り口にはたくさんの人が集まっていた。
「お嬢ちゃんすごいね!」
「本戦も応援するよ!」
「優勝はお嬢ちゃんで決まりだね!」
総司:「ありがとうございます。本戦も頑張ります。
それと…。僕は男です。」
どよめきと黄色い歓声が起きた。
僕はみんながいる観客席へ行く。
アイ:「お疲れ様!カッコよかったよ!」
ソフィ:「総司君強くなりすぎ。」
アクア:「お疲れ様でした。」
楓:「総司君すごくカッコよかった!」
蘭:「流石だね!」
白狐:「お疲れ様。総司ならこのくらい当然だよね。
入り口で迎えたかったけど、人が多くて行けなかったわ。」
ナギ:「総司君ヤバいわね…。」
マリン:「ほんとヤバい…。本能が抑えられなくなりそう…。」
フラン:「うひゃ~~。総司君こんなに強かったんだね。
冗談抜きで優勝しちゃいそう。
というか勝てる人が想像できないわ…。」
総司:「ありがとう。本戦が本番だね。」
僕は笑顔で答える。
マリカ:(お疲れ様。私が何もしなくても問題なかったね。)
デル:(すごいわねぇ…。同じ転生者とは思えないわ…。)
ソフィ:(お?デルさんも念話が使えるのか。)
デル:(そうなの。ソフィさん、よろしくね。)
ソフィ:(こちらこそ。)
マリカ:(言ってなかったな…。ごめんごめん。)
アイ:「次のソフィさんの試合は午後だし、
ただ観戦してるいるよりも、みんなで怪我している
人達の治療をして回ろうよ。」
総司:「そうだね。さすがアイさん。僕もそうしたい。」
アイ:「班に分けよう。私と総司君は一人ずつ、
狐人族さん、長耳族さん、人魚族で3班。
ソフィさんは狐人族の班と一緒にお願い。
全部で5班だね。
フランさんは総司君について行って。
総司君を一人にしておくと、女性がドンドン増えて
いっちゃうから。」
フラン:「わかったわ。総司君とデートね!
お姉さんに任せて!」
楓:「む…。」
アガサ:「来て丁度良かったわ。
アイちゃん一人だと寂しいだろうから、
私と旦那がアイちゃんと一緒に回るね。
この一か月、いつも一緒だったし。」
アイ:「ありがとう!昼食はどうしようかな。」
フラン:「お昼近くになると会場にも露店がたくさん
出来るから、そこで食べようよ。」
アイ:「それがいいね。
それじゃ、集合は午後のソフィさんの試合会場で。
昼食は各班で各々露店で済ませよう。
ソフィさん。14時から第6会場よ。
忘れたり、間違えたりしないようにね!」
ソフィ:「大丈夫よ。心配ないわ。」
危険な匂いがする…。時間が近くなったらソフィさんに
声をかけた方が良いかな…。白狐さん達もいるから大丈夫かな?
いつもながら、アイさんが仕切ると、どうしても仕事っぽくなる。
僕もそれが一番良いと思うから問題無いけど。
アイさんと僕でみんなにお金を配る。デルさんは大丈夫そうだ。
アイ:「それじゃ、回復班出発!」
僕はフランさんと一緒に走り出す。
怪我人を見かけては治療して回る。
手や足が無い人、身体に包帯を巻いている人もいた。
フラン:「すごいわね…。一瞬で手足が生えてくる…。」
「ありがとう。助かるよ。数日は動きにくくて困るとこだった。」
総司:「いえいえ。」
治療した人と一言二言話をして次の人へ移って行く。
そうしていると怪我をしている人の方から近くに来てくれた。
「ありがとう。こんな綺麗なお嬢ちゃんに治してもらうと、
前よりも調子が良くなった気がするよ。」
総司:「そう言ってくれると嬉しいです。
それと…僕は男ですから…。」
もう周りに怪我をしている人はいないみたいだ。
総司:「思いの外すぐに終わっちゃいましたね…。」
フラン:「もうすぐ試合が終わるから、怪我した人が
たくさん出てくるよ。」
総司:「わかりました。」
フラン:「総司君は物質化の魔法が使えたよね。
手に持てる看板に「治療します。」って書いたものを
作ってくれれば、私が持ってるよ。
その方がわかりやすいでしょ。」
総司:「良いアイデアですね。」
僕は持ち手の付いた看板を作り、両面に文字を書く。
総司:「僕が持っているので、怪我人が来たらお願いします。」
フラン:「わかったわ。総司君は本当に何でも出来るね。
見た目は女の子みたいに綺麗で可愛いし、
親切で、物腰は柔らかくて丁寧で優しいし、
おまけに戦闘では圧倒的に強くてカッコいいし、
お姉さんも困っちゃうわ…。」
総司:「どこに困る要素があるのかわからないですけど…。
僕はフランさんが一緒にいてくれて助かってますよ。」
フラン:「総司君は危険だわ…。」
怪我をした人の治療を続けているうちに昼食の時間になる。
「昼食をご馳走させてほしい。何かお礼がしたいんだ。」
「俺も。」
「私もそう思って来たの。」
「一緒にいる人も遠慮はいらないよ。」
人が集まって来る。怪我の治療をした人達だ。
総司:「ありがとうございます。ありがたくご馳走になります。」
「おお!良かった。あそこで座って待っていてくれ。」
「俺はあっちの露店からいろいろ買ってくる。」
僕は座れるところに案内される。
みんな露店に食べ物を買いに行ってくれた。
たくさんの種類の食べ物が用意されていく。
「どれでも好きなだけ食べてくれ。
足りなければまた買ってくるよ。」
もう食べきれないほど、一杯ある。
総司:「こんなに食べきれないので、みんなで食べましょう。」
「武術大会の参加者なのかい?」
「応援に行きたい。」
総司:「僕も参加者ですが、僕の試合はもう終わっています。」
「そうなんだ…。見たかったわ。」
フラン:「総司君は9時からの第二会場の試合の勝利者よ。
すごく強かったの。もうビックリするくらい。
みんな一撃で倒しちゃって。
勝数12って間違いなく大会記録だよ。」
「制限時間前に終了のアナウンスが有った試合か!」
「勝数12って半分近く一人で倒しちゃってるじゃん!」
「違う違う。最初の一人を倒した相手の
ほぼ全員を倒したってことだよ!」
「すげー!」
「本戦は絶対に応援に行くね!」
「私も!もう総司君のファンになっちゃった!」
「俺も!」
「私も!」
フラン:「確かにアイちゃんの言う通りになりそうね…。」
総司:「いや、フランさんのせいですよね?」
フラン:「誇張もしてないし、嘘も言ってないもん。」
たくさんの人が来てくれて賑やかな昼食だった。
午後の14時からソフィさんの試合だ。




