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アイの新世界(物語)  作者: 夢のファイヤー
北の大陸
32/89

21.人間の街イルス②家の購入

役場で市民権を得て、

イルスの大通りを街の中心に向かって歩いて行く。


大通りは広く、馬車や荷車を引いた人も大通りを走っている。

走っている人も結構いるが、

街を眺めながらなので徒歩が丁度いい。


ソフィ:「お腹空いたからご飯にしようよ。」

アイ:「そういえばもうお昼ね。」

総司:「そうね…。」

アイ:「総司君も元気だそうよ?」

総司:「そうね…。」

ソフィ:「揉めるなら私かアイさんかと思ってたけど、

  まさかの総司君だったねー。」

アイ:「別に揉めた訳じゃないよね。仕方ない事だよ…。」

総司:「そうね…。」


アイさんが心配そうに僕の頭を撫でている。


アイ:「あ、あそこでワッフルみたいな食べ物が売ってる。

  美味しそうだから買ってくるね。」


アイさんが露店に走っていく。


マリカ:(なんかごめんね…。)

総司:(マリカさんが悪い訳じゃないし…。

  ちょっと女性寄りになったけど、元々こういう顔だったし…。)


アイ:「買ってきたよ。総司君。はい。あ~んして。」


アイさんが僕の口にワッフルを持ってくる。

僕はそれを食べる。結構美味しい。


アイさんが気を遣ってくれている。

不貞腐れてても仕方ない。

アイさんに気を遣わせちゃダメだね。


総司:「うん。美味しい。もう大丈夫だよ。ありがとうね。」

アイ:「良かった。」


笑顔で答えるとアイさんも笑顔で答えてくれた。


アイ:「ソフィさんも、はい。」

ソフィ:「美味しいね。でもこれだけじゃ足りないなー。」

アイ:「他にもいろいろ露店があるから、

  お昼は露店で美味しそうな物を、適当に買って済ませよう。

  午後は家を買って、また役場に行かないといけないしね。」

ソフィ:「そうだね。そういうのもいいね。」


露店は軽食が多い。

城門から入った旅人や商人を対象にしているのかもしれない。


肉串、串揚げ、揚げパン、ドリンク類、いろいろある。

適当に美味しそうなものを歩きながら食べていく。


アイ:「あれアイスじゃない?

  アイスはまだ作ってないし、食べてない。

  盲点だったなー。買ってくるね。」

ソフィ:「アイス?」

総司:「アイスか!良いね!美味しいから期待していいよ。」


アイさんがアイスを買ってくる。ジェラートっぽいアイスだ。


ソフィ:「冷たい!でも美味しいね!」

総司:「久しぶりだ~。やっぱり美味しいね。」


マリカ:(確かに盲点だったね。

  冷却の魔法で凍らせるだけで、すぐに出来るし。)


アイ:「うん。美味しい!

  これからは食事にアイスも付けられるね!」

ソフィ:「満足満足。美味しい物でお腹いっぱい。旅っていいね!」


確かに楽しいが、僕達は一般的な旅人ではない。

お金と安全と持ち物の心配が無いのは相当に恵まれている。


歩いて移動しているが、街並みにあまり変化はない。

上空から見て、かなり大きい街なのは分かっていた。

歩いていたらなかなか中心街には着かない。


総司:「街並みを見るのも楽しいけど、

  中心街の方で家を買った方が良いだろうから、走って行こうか。

  歩いていたら中心街に着くのは夕方になっちゃいそうだし。」

アイ:「そうだね。」


三人で大通りを走る。

飛ぶわけじゃないし、それなりに速く走っても大丈夫だろう。


しばらく走ると街の雰囲気が変わってきたので、

少し速度を落とす。


総司:「この辺はもう中心街かな。

  立派だけど全体的に古い建物が多いね。」

アイ:「そうだね。大きな建物も見えてきたし。」

ソフィ:「大きい街だね。

  あの大きな建物の先にも、同じ様な街並みがあるんだよね。」

総司:「ザウルと規模は違うけど、都市構造は一緒だよね。

  大通りはちゃんと広く真っすぐだし、

  最初からデザインされて都市が作られてる感じがする。」

アイ:「そうだね。

  先進的な知識を持った人が最初にいたんだろうね。

  規模からしてイルスが先でザウルがそれを真似たのかな。」


マリカ:(これだけ広いと家を選ぶのも大変じゃないか?

  適当に選ぶにしても、

  何も考えないで選ぶわけじゃないんでしょ?)


総司:「この街に住む…んだよね?少なくとも一時的には。

  目的を設定した方が良いよね。」

アイ:「そうだね。

  全然計画通りに行かないから、失念してた…。」

ソフィ:「人が多い所で生活してみるのも経験した方が良いよね。

  これまでのペースだと、数年で世界一周しちゃいそうだし。」

アイ:「そうね。少なくとも一か月は滞在するつもりで選ぼう。

  それと人が増えても問題無い様に、

  それなりに広い敷地の家にしようね。」


総司:「とりあえず建物は古くてもいいよね。

  後で何とでもなるし。」

アイ:「今後のことも考えて、

  貸家じゃなくて購入できる物件にしよう。」


マリカ:(不動産屋もいくつもあるだろうし、

  また三人バラバラでお店に行ってみる?)


アイ:「うーん…。

  それ、あんまり良い思い出がないけど、効率は良いよね。

  そうしようか。」

総司:「集合は逆の東の大通り側にしようよ。

  中心側の大通りの入口はどう?」

ソフィ:「いいよ。」

アイ:「それなら探すのと移動も考えて、二時間後に集合ね。」

総司:「僕は東の大通りで探すね。」

ソフィ:「私はこのまま西の大通りで探すよ。」

アイ:「それじゃ、私は南だね。」


僕達は各々別行動で不動産屋に向かう。

僕は東側なので、走って東側の大通りへ向かう。


西と南はそれぞれ人間族の街に近い方向だから、

物流が多く人も多くなり、良い物件の空きは少ないと思う。


逆に揉めそうな大森林が東側だから、

良い所でも空きが有りそうだし、

今後のことも含めて良いと思うんだよね。


東の大通りへ着くと、予想通り西の大通りに比べて人は少ない。

西側では見かけなかった他種族も少しだけど見かける。


総司:(とりあえず東門の方へ向かって小走りで探してみるね。)

マリカ:(細かく見る前に何軒か店に入って、

  張り出してる物件数が多いところで話をしよう。)

総司:(そうだね。)


三軒回って、明らかに物件数が多かった不動産屋に入る。

もう他を見る必要が無いくらいに違いがあった。

お店には40代くらいの男女がいる。夫婦だろうか。


総司:「こんにちは。

  ここは他に比べて物件数がとても多いですね。」

女性:「いらっしゃいませ。

  ここは他の不動産屋の物件の情報も紹介しているんですよ。」


なるほど。紹介した分、仲介料を取ったりして儲けてるのかな?

僕達は金額を気にしないで選ぶことが出来る。

物件数が多い分、ここが最適だろう。


総司:「なるほど。だから多いんですね。僕は家を探してます。

  今は三人ですけど、今後増えることも考えて、

  それなりに広い家が希望です。

  改装しますので、貸家ではなく購入できる物件が希望です。

  改築も可能ですので、建屋は古くてかまいません。

  それと、金額に関しては、ひとまず上限を設けずに、

  周辺の環境も踏まえた上で、

  いくつか良い物件をご提案頂きたいです。

  僕と別に二人も別の不動産屋を回っています。

  最後に三人で話し合って決めたいと思っています。」


女性:「承りました。失礼ですけど、市民証はお持ちですか?」

総司:「はい。」

女性:「拝見させて頂いてもよろしいですか?」

総司:「どうぞ。」


僕は店員の女性に先ほど発行してもらった市民証を渡す。

女性は少しビックリした顔をして、

男性と話をしてから市民証を返してきた。


女性:「ありがとうございました。」

男性:「商人とのことですが、

  購入する家を店舗として利用することも考えていますか?」


総司:(う…。そういえば、そういうことも

  話しておいた方が良かったね。)

マリカ:(一階は店舗に利用できる方が良いな。

  そういう選択も大いにありえると思う。)


総司:「そうですね。後で改装も可能ですが、一階を店舗にして

  商売をすることも視野に入れて選びたいと思います。」

男性:「だとすると大通りに面した土地が良いでしょうね。

  少々お待ちください。」


男性がファイルをいくつか集めて、中身を流し読みしている。


女性:「私はアガサと言います。こちらは亭主のシモンです。

  総司さんはお若いのに、ずいぶんとしっかりされていますね。

  失礼ですが、最初はどこかのご令嬢かと思ってしまいました。

  市民証を見て男性と知ってビックリしましたよ。」


なるほど。女性が接客で男性が実務を担当する役割分担なのかな。

待っている間の暇つぶしに会話に誘ってくれているみたいだ。


総司:「シモンさん、アガサさん、よろしくお願いします。

  性別ですが、ほぼ毎回間違えられていますので、

  失礼という事は無いです。

  逆に、一目で男と分かってもらえる方法が

  あったら知りたいです。

  髪は事情があって短くは出来ませんが、

  服装などで違和感なく

  見た目で伝えられる方法ってありますかね?」


僕の言葉が聞こえたのかシモンさんも僕の方を見ている。

しかし、良い考えが浮かばなかったのか

再びファイルに目を落とした。


アガサ:「珍しい悩みですけど、そうですね…。

  服装は男性っぽい恰好をすでにしていますしねぇ。

  いっそ上半身は裸にジャケットとか…。」

総司:「流石にそれは…。」

アガサ:「そうですよね。全然似合わないですね。

  変なのが寄って来ても良くないですよね。

  簡単そうでなかなか難しい問題ですね…。」


失敗した。会話が弾まない内容だったね…。

直近の出来事のせいで、つい聞いてしまった。


アガサ:「服に、男、って刺繍で書いちゃうとか。」

総司:「目立ちそうですけど、

  方法の一つとして、どうしてもという時は考えてみます。」

アガサ:「綺麗なお顔で羨ましいですけど、

  男性だと、そういう悩みもあるんですね。」


この話はもう良いだろう…。自分で振っておいて申し訳ない。


総司:「話は変わりますけど、ここから更に東の大森林に

  狐人族と長耳族が住んでいると聞きましたが、

  なにかご存知な事はありますか?

  例えば最近起きた揉め事とか。」

アガサ:「揉め事があったとは聞いた事は無いですね。

  変わらずお互い不干渉な状態だと思います。」


まあ、確かに揉めてたら、

もう少しピリピリした雰囲気になっているか…。


総司:「ここ数年で常備兵の数が増えているという話も

  聞きましたけど、関係はしていないのですか?」

アガサ:「雇用政策だと聞いています。

  前領主は歳費を抑える方向、

  今の領主は歳出を増やして経済を回す方が良いとか

  言っているそうですね。

  詳しい事はわかりませんけど。」


なんか全然違う話に思えてきたな…。

事実は一緒だけど、目的が全然違う。

そう思わされているのか、どちらかが勘違いしているのか。


総司:「他種族に不利な規則に変わったと聞きました。

  理由を知っていますか?」

アガサ:「人が増えてきましたからね。

  みんなが仲良く出来るのが一番ですけど、

  それが難しい場合は優先順位を付けるしか無かったのだと。

  そう理解しています。

  古くからこの街に住んでいる他種族は市民権を持っていますし、

  無い方は、まだ余裕のあるザウルやヤルザに移住した方が

  結果として良いという事もあるでしょうから。」


そう言われると確かにありえる選択に思える。

同じ事実でも、外から見て考える事と、

内から見て考える事はこんなにも違う。


総司:「とても勉強になりました。

  お答え下さり、ありがとうございます。」

アガサ:「いえいえ。総司さんは勉強熱心ですね。

  商人はそういう話は重要ですものね。

  私の話程度でも参考になっていたら嬉しいです。」

シモン:「要望に沿った物件を3つ選びました。

  コピーを取ったから、持って行って良いですよ。」

総司:「ありがとうございます。

  一旦持ち帰って検討させて頂きます。」


頂いた物件情報を見てみると、どれも良さそうな物件だった。

僕は店を出て集合場所へ向かう。


シモンさんとアガサさんのお蔭で速やかに目的を果たせた。


マリカ:(アガサさんの話は参考になったね。

  私も考えさせられたよ。)

総司:(ね。僕も思いもしなかった考えだった。

  真実かは置いておいて、広い視野が大事だなって思ったよ。)

マリカ:(素直に受け止められる総司も偉いぞ。)

総司:(そう?ありがとう。)


集合場所に着いたが、まだ誰も来ていない。


マリカ:(ちょっと早かったな。

  みんなが集まったら、ゆっくり出来るように

  会話しやすそうな喫茶店でも探しながら待とうか。)

総司:(そうだね。)


丁度いい喫茶店を見つけたところでアイさんが来た。


総司:「お疲れ様。」

アイ:「総司君もお疲れ様。」


こういうのも良いな。

僕を見つけて笑顔で走って来てくれるアイさんを見てそう思った。


総司:「ソフィさんが来たら喫茶店で話そうか。

  あそこにある店が良さそうだよ。」

アイ:「先に着いて探しておいてくれたんだね。」


アイさんと会話しているとソフィさんが猛スピードで走ってきた。


ソフィ:「待たせちゃったかな…。」

総司:「大丈夫だよ。話はあそこの喫茶店でしようよ。」


三人で喫茶店に入る。

メニューにケーキがあったので、ケーキと紅茶を頼んだ。


ソフィ:「この街は甘いものが多くて良いね。」

アイ:「そう言われてみるとそうだね。」

総司:「物件だけど、どうだった?

  僕はこの3軒を選んで貰ったよ。」


物件情報のコピーを出して二人に見せる。


ソフィ:「う…。私はこういうの貰ってないな…。

  最初に行ったお店では口説かれて面倒だったから

  すぐに出たんだけど、次も似たような感じでさ…。

  女性店員の店が良いって気が付いて、

  そこでやっとまともに会話が出来たんだよね…。」

アイ:「私はそういうの無かったね…。

  物件情報だけど、私は自分でメモしたよ。

  私も3軒選んできた。」


アイさんもメモを出す。

とりあえず、6軒分の情報をみんなで見る。


ソフィ:「良い物件を選んで貰って、その場所は聞いてきたよ。

  後でみんなで見て回るかと思って…。」

総司:「それで全然良いと思うよ。

  その前に、確認したいんだけど、

  この街に滞在中は商売ってする?

  一応商人ってことでこの街に滞在するわけだけど。」

アイ:「そうよね。私もせっかく買うんだから、

  私達が居ない時でも維持してくれる人を雇うか、

  人魚の誰かにお願いして来てもらうかして、

  拠点に使える様にした方が良いかなって思ったの。

  だから、一応大通り沿いの物件にした。」

総司:「うん。僕も大通り沿いを選んで貰った。」

ソフィ:「私もそう思ったけど、西の大通り沿いは

  空きが無かったんだよね。」

総司:「とりあえず、全部見て回ってみようか。」

アイ:「そうね。時間も無いし、走ってサッと見て回ろう。」

ソフィ:「私は口説かれ損だね…。」

アイ:「まあ、西は通った時に見てたけど、

   空いてるところが無かったしね…。」


候補の7か所を全て回り、

東の大通りの中心街に近い建屋に決めた。


南の大通りもやはり人が多く、

空いている物件は周囲に何かしらの問題があった。


西の大通りの場所は大通りから離れていて、

商売をする場合、あまり適さない場所だった。


人が多いところで良い場所は、空きを待つなど必要なのだろう。

決めた家を買いにシモンさんとアガサさんのお店へ三人で行く。


総司:「こんにちは。」

アガサ:「いらっしゃいませ。あ、総司さんでしたか。

  お連れのお二人もすごく綺麗な方ですね。」


シモンさんとアガサさんはアイさんとソフィさんを見る。


アイ:「アイです。」

ソフィ:「ソフィアです。ソフィと呼んでください。」

アガサ:「総司さんがお店を出た後にも、

  ちょっと考えてみたのですけど、

  男性はスカートを履きませんので、

  女性はスカートを履けば女性とわかります。

  逆にズボンの場合は女性も履きますので、

  ズボンを履いていれば男性ということにはなりません。

  考えてみると男性だけが着る服の系統ってないんですよね…。

  服装で男性と判断出来るようにするのは、難しいですね。」


アガサさんはアイさんとソフィさんのスカートを見ながら

困った顔で言った。


シモン:「私も私なりに考えてみたけど、

  良い案は思い浮かばなくてね…。」

アイ:「総司君、そんなこと相談したの?」  

総司:「え?うん…。ちょうどあの後だったしね。」

アガサ:「あの後?」

ソフィ:「今日だけでも、見た目と申請書類の性別の違いで、

  確認のために城門と市民権の申請の時の二回、

  検査で下を触られたの。」

アイ:「城門では周りの人も見てる前だったから

  きつかったよね…。」

アガサ:「そうですか…。」

シモン:「それは厳しいね…。」


ソフィ:「そういえば、城門では男性、市民証の時は女性、

  どっちが嫌だった?」

アイ:「ソフィさんも突っ込むね…。」

ソフィ:「総司君のことは知りたいからね。」

総司:「変なこと聞くね…。どっちも嫌かなぁ…。

  まあ、市民証で公式に書かれたわけだから、

  今後は検査される事なんて無いよね。

  だからもう良いんだ。」

アガサ:「そういえば、物件は決まったのですか?」

総司:「それです。これに決めました。」

アガサ:「ありがとうございます。

  それでは引き渡しのために

  一緒に物件を確認に行きましょう。」

総司:「お願いします。」


僕達はさっき見てきたばかりだけど、

必要な事なので、アガサさんに付いて行く。


物件の場所に着き、注意事項や、

周辺の決まりなどを説明してもらった。

お店に戻り、お金を払って権利証を受け取った。


アガサ:「今後もお困りのことがあったら

  遠慮なく相談に来てください。

  出来るだけお手伝いします。」

総司:「はい。いろいろありがとうございました。」


この後すぐに最寄りの役場に行き、

住所登録をして市民証に記載してもらった。


家主を決める必要があり、

アイさんから言われて僕がなることになった。


ちょうど日も暮れ、ギリギリ今日一日で予定通り住処を得た。


アイ:「さて。これからしばらくの私達の家だね。

  明日は改装だよ。ここで何をするかも決めないとね。」

総司:「貴金属、服、装飾品、武器、飲食、道場、

  アイさんが居れば何でも出来るから、選ぶの難しいね。」

ソフィ:「私にも出来る商売がいいなー。

  今日は特に思ったんだけど、

  私は総司君やアイさんに比べて頭を使うのは苦手だね…。

  だからって強いわけでも無いんだけどね…。」

総司:「いつもソフィさんには助けられてるよ。

  それに頭が良いのは僕じゃなくてマリカさんだからね…。」


マリカ:(私の計画は全然変わっちゃうけどね。)


アイ:「三人いるから、いろいろ上手くいってるんだよ。」

総司:「そうだね。」

アイ:「この家だけど、拠点としての維持も考えて、

  人を雇うとかも考えた方が良いかもね。」

ソフィ:「ナギさん達に相談するのもいいね。

  人間の街に慣れているだろうし。」

アイ:「そうだね。とりあえず、中に入って夕飯にしよう。

  今日からアイスも付けちゃうよ。」

ソフィ:「アイスいいね!」


午前中はいろいろ厳しい事があったけど、

午後はシモンさんとアガサさんという親切な方とも会えた。


明日から本格的にイルスでの生活が始まる。と思う…。

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