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なんでも屋の店員ですが、正直もう辞めたいです  作者: 高葉
登場人物紹介と補足

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癒し手


◆癒し手 (メイエスタ・アーレンス)※ノイル命名。

???歳(肉体年齢は25歳程度)

美しい金髪碧眼に抜群のスタイルを持つ装人族の女性。


魔装

《???》

《???》

※魂だけの状態になる前に発現させていた魔装。傷を癒すものと、その力を広範囲へと拡散させる魔装であった。

《癒し手》

天の癒し手(アマノイヤシテ)

※ノイルと協力して発現させる魔装。


ノイルの中に宿っていた魂の一人。

初めて顔を合わせたのは彼が5歳となった頃であり、『六重奏(セクステット)』に限らず、ずっと一緒に居たためグレイやシアラより更にノイルとの付き合いが長い人物。

だが、その魔装の使用回数は非常に特殊な《変革者》を除けば最も少ない。しかし、傷を癒す力であるため、本人は自分の力を使う機会が少ないのはむしろ良い事だと思い満足していた。

殆どのマナを使い切る代わりに、その回復力と速度は常軌を逸したものであり、どちらかといえば他者に自身の生命力を分け与えていると言うべき力である。《天の癒し手》はノイルのマナに余裕が生まれた事もあり、その辺りの調整も可能になっている。


ノイルに対しては、『封魂珠』から解放してくれた感謝と共に好意を抱いているが、幼き頃から成長をずっと見守っていたこともあり、母性愛という側面が強い。ノイル自身も、自分に母親が居らずとも寂しさを感じなかったのは、彼女の存在が大きいと思っている。しかし、幼いノイルには散々悪戯をしていた。彼についてはもはや知らない事はなく、内面はもちろんだが物理的な肉体の隅々までもを把握している。ノイルの性の目覚めも微笑んで見守っており、彼がどちらかといえば歳上の女性に惹かれるのも、彼女の擦り込みによる影響である。幼いノイルに少し歪な性教育を施していた。とはいえ、ノイルを我が子のようにも感じていたため、いつでもやろうと思えば可能であったが、彼の貞操を無理矢理奪うような事はしなかった。そんな風に少々性的な接触はあったが、おそらく、ノイルが最も無邪気に純粋に甘えていた人物であり、そんな彼の姿を知っているのは彼女だけである。


温和で優しさに溢れた大人の女性であり、相手の度が過ぎて少々険しい態度になろうが感情を爆発させる事は殆どない。『六重奏』の中でも最も大人で、守護者と共にかつては皆の保護者的な立ち位置であった。ノイルと出会ってからは魔法士との喧嘩が絶えないが、それでも基本的には心に余裕を持って接している、彼女の言葉のナイフや煽りなどの精神攻撃が通じない人物。魔法士も、かつては尊敬の眼差しを彼女に向けよく懐いていた。そもそも、魔法士が現在の彼女に異常に辛辣であるのも、女性としての劣等感を覚えているからという側面もあり、無意識的なノイルの好みの容姿が彼女のよう女性だと知っているからである。それは本人すら気づいていない程の趣向ではあるが、その内から彼の視線を追っていた魔法士からすれば由々しき問題であった。当然ながらそれに気づいているのは魔法士だけではなく、彼女に対しては一部の女性陣を除いて多くの者が一際警戒心を抱いていた。

とはいえ、彼女は本人も時折はっきりと口にしていたように、元より多くを求めてはいない。どちらかといえば母親のような立場でノイルやその関係を見守る姿勢であり、あわよくば彼の貞操を奪えればと考えてはいたが、全員を敵に回し争うような選択はしなかった。ノイルの気持ちを尊重し、彼の周りの女性陣にも基本的には優しさを持って接した。ただし、ノイルの気持ちに関係なく結ばれる可能性のあったエイミーに対しては、しばらくの間は目を光らせ、後に認めたという。


彼女のアーレンスというファミリーネームも、狩人同様彼の義姉になった故のものである。そして、彼の家族になれた事は、多くを求めていなかった彼女にとっては、これ以上ない程の喜びであった。たまに悪戯はするが、出逢った頃と変わらず彼を見守り、時に相談を受けつつ良好な関係なまま過ごし続けたという。

また、母親代わりのようにノイルと接してくれていた彼女に、ネレスは素直に感謝し、息子の幼少時代の話をよく訊いていた。そのため、会う機会があれば二人でお茶をしたり飲みに出掛けたりと、非常に仲を深めるに至った。


ノイルの子供たちに関しても、複雑な感情を抱くそれぞれの母たちと違い、分け隔てなく純粋な愛情を持って接した。そのため、ソフィ、テセアと同様に、子供たち全員から好かれ頼られる存在であった。一部の子供たちの間では、『ゴッドマザー』等とこっそりと呼ばれる程だったという。そうして、彼女はその優しさと寛容な心を持ってあまりにも複雑なノイルの人間関係を癒し続けていた。


彼女は最期までノイルの事を「ノイルちゃん」と呼び続けた。そして、「本当に沢山のものを、もらっちゃったわね」と、穏やかに、満たされた笑みを浮かべ、その生涯を終えた。

彼女の葬儀には、成長した子供たち、その息子や娘も、全員が駆けつけ参列したという。

小ネタのようなもの


アリスの『双鳴耳』により、ネレスとは会わない間も良く話をしていた。そのため、グレイを始めとした『曲芸団』、所謂保護者組とも自然と仲良くなっている。

オルムハインにひ孫に懐かれる方法を訊ねられた事もある。


ファッション誌のモデルの件でポンコツを晒した狩人に、代わりにと勝手に紹介され、仕方なしに少しだけ活動していた。


本人も一部の子供たちに『ゴッドマザー』と呼ばれている事は知っていたが、特に言及はしなかった。


就寝の際は基本的に衣服を身に着けない。


恐ろしい程の速さでどんな衣類だろうと脱ぐ事ができる。

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