反社会勢力
とある放課後の事。
原稿を書く、少女の手が止まり
そのまま、何かを考えるように
思考の渦へ潜り込んでいくのだった。
少し経った頃
自身の机で寝ていた、変わり者の少年が起きだし
それに合わせて、リーゼントの少年が
スマホでしていた調べ物を中断し
教室にいた、少女に声を掛けた。
「よう
手が止まったなら、遊びにいかね～か？」
考え込んでいた少女は
むずかしい顔で・・・
「やっぱり、少女漫画にも
コンプライアンスは、存在すると思うでござるか？」
リーゼントの少年は
「はぁ？
そんなもん無いだろ？」
「で、ござるか・・・
話の内容に、ヤクザが絡む話しがあるでござるが
編集者に変えれないかと話があったでござるよ・・・
反社会勢力・・・
やくざや、振り込み詐欺・・・
アレらについて、どう思うでござるか？」
「まぁ、全部ひっくるめて
反社と言われるのは、腑に落ちはしなけど
善し悪しは、その見方しだいだしな
ただ、最近、ニュースで色々騒がれてるから
そんな話しになってんだろうが
そのニュースも元々が間違いなんだよ。」
「間違いでござるか？」
「あぁ
みんなが言ってる、振り込み詐欺の【記事】だが
記事に出た芸人も悪い所はあったんだろうが
問題は、そこじゃねんだよ
記事の話、それは、詐欺師や嘘つきの言葉だろ
それを信じて記事にした記者やポライデーがおかしんだろ？
ポライデーは、記者は【その話】を聞くために
反社の人間に金を払ったのか？
まぁ、その雑誌は金銭のやり取りは無いと言ってるが
反社の人間が利益が無い事をするわけがないだろ？
もし、金銭のやり取りが無かったとしても
金銭以外、金銭より利益を生む【何か】があったに違いないだろ？
他組織を潰すためとか、自分の上を潰すためとかな
なら、反社の人間の利益を生んだポライデーが
処罰されないのがおかしんだ
いや、反社と繋がりのあるポライデー
その情報誌を買う事が、反社を援助してる事になるんだ
そんな単純な事も
一般人は分からないんだ
自分で考えようとしない
テレビが正しいと思うなよ
テレビに出ている人間が正しいと思うなよ
テレビなんて、嘘ばっかりだ
いや、誰かがついた嘘を、それを信じたデレクターが
その嘘を放送してるだけ
それに、アレだ
関係者の証言って
誰だよ！
視聴率を上げるため
雑誌の販売数を上げるために
勝手に作った【嘘】だろ
当事者の保身の為の【嘘】とは別モンだ
ただ、利益を視聴率を販売数を上げるための嘘
それは、保身の為の【嘘】よりタチが悪いと思わないか？
つねに視聴者、読者を騙してんだ
それは、詐欺師って言うんだよ
まぁ、見て、読んで楽しんでる視聴者もどうかと思うんだがな
どっちにしろ
有名人や、おわらい芸人を叩いたほうが
テレピも雑誌も売れるしな
ただ、テレピも雑誌も
裏では・・・いや、その業界の上の人間は
どこかで反社の人間と繋がってるからな
それに、警察だって反社と繋がってるだろ？
それに、政治家だって繋がってる
いや、政治家こそ反社だろ？
あ～反社ではなく、反日本国民的政治の方が的確か
国民の意見も聞かず
アメリカの言いなりで、戦争賛成って憲法まで変えようとしてるしな
あぁ、言っとくが
選挙にでる人間の言葉も嘘だぞ
結局、その党の党首の言いなりの
投票数を稼ぐための、働き蟻だ
比例で上がった政治家、その党首
数が多ければ、その党の党首が
選挙に出てもいないのに、総理大臣
総理大臣になったら最後
好き勝手にして
企業と手を組んで、政界に裏から手を回して
色々やってる
見つかっても、知らぬ存ぜぬ
政治家を裁けない、いやらしい法律なんてものがあるからな
ある意味、反社なんて政治家に比べれば
なまやさしいと思うんだがな・・・。」
「反社会的勢力はそんなに悪くないと？」
「悪くないとは言ってないだろ
ただ、それと同じくらい
それ以上に政界が腐ってると言う話だ
そして、そんな政界に【忖度】して
雑誌も、テレビも、報道の自由を放棄して
大きく報道しない、国民に伝えないってな
反社も反日そうだが
そんなモノと、繋がってるのが
情報誌の記者だ
なら、その記者が反社の情報を
そのまま警察に売ればいい
まぁ、反社と繋がっている警察は買わないし
表面上、警察が金銭を出すことはない
だから、記者は警察に売らないし
警察に問われても、黙秘や守秘義務とか言って
情報を明かさないし、嘘を書いてもその証拠や
反社の人間の情報は
警察が知る由もない
いっさい明かさないし
裁判になっても、その情報は明かさない
だから堂々と、嘘を書けるんだ
いいな嘘つきは
いや、反社の嘘をまた
好き勝手に嘘にして記事にする記者
まぁ、その嘘 (ネタ)で金を貰ってるわけだから
世間を多く盛大に騙したほうが【金】になるってわけだ
そして、そんな情報に踊らされているのが
【バカな日本人】って事だな
平和でいいよな日本人て
横でミサイルとんで
地球の反対側では戦争がおこってるのな。」
長話に飽きたのか
机でだらけていた、変わり者の少年は
だるそうに起き上がり
そんな話を続ける２人の横まで来ると
「話がずれてんぞ
まぁ、少年誌でヤクザ漫画はあるし
そのヘンは、気にしなくていんじゃね？
それより
Ｒ１５ネット小説で
セックスをどこまで書いて表現していいか教えてくれよ
有名どころ、ＰＶ数稼いで、サイトの観覧数を稼いでる小説は
結構融通されてるのに
俺の好きな小説が、Ｒ１８指定されて
サイトから消えたんだよ！！
どういう事だよ！！
おっぱいは正義だろ！！
ふとももは聖域だろ！
●●●は開くものだろ！
うわ！、伏字にされた！」
「さすが変態！」
リーゼントを揺らす少年と
変態と呼ばれた変わり者の少年が
２人して、ケラケラと笑う姿を見て
少女は、深く考えていた事がバカバカしくなり
机の上を片付け
２人の後を追い
気分転換にあ遊びに（漫画の資料、情報集めに）いくのだった。
