表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/23

第23話 天の神の怒り

長らく、お待たせしました!久しぶりに続きを書いてみました。今後もよろしくお願いします!

「その子は地獄の女王に呪いが掛かった包丁で刺されたのです」

真愛さんが頭を上げて、そう言った。

「嘘をつくんではない!地獄の女王がそんな人間を、呪い殺そうとするわけがない!そんなやつだったら、そいつの手下がやるわい」

天の神様の話し方がさらに恐ろしくなった。

すると、真愛さんは私のところに来て、包帯をはずし始めた。

「ちょっと、ごめんね」

と真愛さんが言った。

すると、私の腹部にどす黒いあざがあった。

「これが地獄の女王にやられたとゆう、証拠です」

真愛さんはどす黒いあざを指した。

さすがに天の神様もそれを見た。

「たしかにこれは地獄の女王が残していった、ものに"似ている"。じゃがなぜ、ここに人間を入れておるんじゃ。様子から見て、もうえぇじゃろう。早く追い出せ」

孝太さんも動いたが、真愛さんの方が早かった。

「ふざけないでください。まず、なんで"似ている"なんですか?このあざを他に出せる者がいるんですか!?しかも、この子の呪いを解いてから、そんなに時間がたっていないんですよ!?だから、この子には、まだここで休む必要なんです!」

真愛さんは天の神様を睨みながら言った。

「・・・もういいですよ」

私は上半身を起こして言った。

「私が家族のもとに戻れば、この問題は解決するんですよね」

と言ったら、真愛さんに左ほほをビンタされた。

「ふざけないで。あなたは今、重傷をおっているのに、家族のもとに帰ったところで何になるの?包帯を巻かれたあなたを見て、家族はどう思うと思っているの?今から、家族のもとに行って、体力が持たなかったらどうするの?あの包丁の呪いは危険度3だったの、せっかくその呪いが解けたのに、そんなことをしたら、自殺行為よ!!」

真愛さんがベッドに泣き始めた。すると、私もつられるように泣いた。

しばらく、それ以外は聞こえなかった。




「仕方がない。今回は目をつぶろう」

天の神様がそう言ったのは、私と真愛さんが泣き止んだ時だった。

「いいんですか?」

孝太さんが言った。

「ただし、その人間の傷が完治するまでだ。いいな?」

天の神様はそう言い、帰った。

「あの、天の神様」

「その嫁さんを大事にしなさい」

天の神様の返事は少し遠くからした。

ここで真愛さんを見ると、泣き疲れたのか、寝てしまっていた。

「ふぅ、ひとまずこれでよし」

孝太さんはのびをした。

「あの、孝太さん?天の神様ってどういう方ですか?」

「あっ、あの人は天の神と言って、人間で言う王様だよ。だから、それより位が低い者は~の神の後に様をつけないといけないんだ。で、あの人が人間を作ったそうだ」

天の神が人間を作ったんだ。

「君には悪いがここからは人間の悪口になるが、いいか?」

「いいですよ」

孝太さんは私が言ったことに少しびっくりしていたが、やがて話始めた。



「天の神が人間を作ろうと言い始めたのは、地球に猿ができてからだ」

「そんなに昔から言ってたんですか?」

「形とか知能を決めないといけないから案を出すのは、だいぶ前になるんだ。そして、知能はその当時に作りだすことが、出来た一番、すごいものをつけて、形は2足歩行で人間を作ることになったが、人間に近い動物が4足歩行の猿しかいなかった。だから、いろいろな進化をさせてついに作ることが出来たんだ。最初の人間は人間言葉を話し、お腹が空いたら、他の動物を狩り、みんなで助け合いながら生きていた。しかし、ここからはその当時の者が誰も、考えもしなかった行動を始めた」

「それはなんですか?」

私が聞いたら、孝太さんが少し驚いた。

「あっ、そうか。海ちゃんはまだ幼稚園に通っているのか」

孝太さんが納得したように言った。

「で、その話の続きは?」

私が急がせると、孝太さんは話した。

「大陸の移動だよ。最初の人間はアフリカに居たんだ。ここのものたちは天の神も含めて、全員そこにとどまると思っていたが、一部の人間が北の方に移動を始めたんだ。さすがにみんな驚いた。その時代は氷河期と言って、とても寒い時代だった。いくら人間でも、生きていくのは無理だと、思っていたそうだ。しかし、考えは甘かった。なんと、今のユーラシア大陸にまで広がったのだ。ここまで来てしまったら、今のアメリカ大陸に来るのも、時間の問題かと思われた。そして、人間は地球全体に広がった。けれど、他の動物が人間を食べて減らしてくれると、思っていた。しかし、それも甘かった。他の動物が人間を攻撃すると、他の人間がやりなどを使って攻撃してくる。だけど、その時には人間にたいしての苦情はほとんどなかった。苦情が本格的にきたのは、ヨーロッパで蒸気機関と言われる空気を汚す、ものが使われ始めたときからだ。その時から人間が空気を汚し始めた。さらに地球温暖化のせいで、絶滅した動物もいるほどだ。それでも、人間は空気を汚している。さらには核と言われる危険なものをいつ使うか、あたしたちにも分からない。しかも、核は僕たちにも被害がくるほどだ。天の神はこの事で他の者から、責められているんだ」

「あの、天の神はいったい、何歳なんですか?いくらなんでも、長生きしすぎではないですか?」

「あぁ、今の天の神は確か、3000歳だよ」

私からすると、すごい長生きだと思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ