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閑話part2 シャルティアの過去

閑話二話目です。次からは本編に戻る予定です。

 私はシャルティア、今は依頼を受けているところなのだー。

 依頼というのは山の近くに巣食う、ファイアードラゴンを討伐することなのだー。出発する前にアスタは



「やらかさないでくれよ……」



 と言っていたけど、私がファイアードラゴンに負けるわけないだろーワハハー。

 そんなことを考えながら、魔族領の方へとずんずん歩いていくのだー。駆けていったら、もっと速く進むことは出来るのだけど、この旅のような感じが好きなのだー。

 あっ、ファイアードラゴンが出てきたのだー。



「うわー、おっきいのだー」



 その巨体はゆうに自分の100倍を超えていると思うのだー。でも臆することは無いのだー。自分が負けるイメージはないし、そんなイメージを植え付けられるほどの相手に出会ったことなどなかったからなのだー。



「私の暇つぶしに付き合ってもらうのだー」



 そういって、ファイアードラゴン向かって飛び出したのだー。そのまま鉄拳を食らわすのだー。暇を潰すために来ているので手加減して攻撃したのだー。でも、



「グォォォォォォォォォォ」



 ファイアードラゴンは後ろの山に向かって吹っ飛んだのだー。こいつも私を楽しませることは出来なかったのだー。自分は、ドラゴンにトドメの一撃を放ったのだー。でも、ドラゴンを倒すだけで終わってはくれなかったのだー。またやらかしてしまったのだー。トドメを刺す時に、手加減するのを忘れてしまったのだー。魔族領を向いていたから、人間領には被害が少なかったけど、人間領と魔族領を分断する大きな山が更地になってしまったのだー。



「あわわ」

「どーしよ」

「そうだ! 隠蔽するのだー!」



 自分は隠蔽作業に入ったのだー。ただ、山の形やら材質なんてわからないし、材料も魔族領に散ってしまっていたので、すごく小さい山になってしまったのだー。でも、自分の心は満たされていたのだー。



「お山作るの楽しかったのだー」



 そう言って自分のギルドへと帰っていったのだー。

 その後アスタさんが上層部に怒られ、自分はアスタさんにこっぴどく怒られたのは言うまでもないのだー。

 まあ、自分は気にしてないのだーワハハー。

シャルティアたんの怖さが少しでも伝わっていたら幸いです。

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