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第百七十八話目~関西風ソバと姫始め!?~

 晴れ着を着たディシディアとカジュアルな服装に着替えた良二は車である場所へと向かっていた。

 そこは島にある神社の一つ『六社神社』と呼ばれているものだ。割と遠いところにあるものの、車ならあっという間に到着する。

 近くの駐車場に車を停めた後で二人は車を降り、左の方に見える石段を見やった。その奥にはこぢんまりとした本殿が見える。他に参拝者はいないようだ。おそらくみんな一日目で済ませてしまったのだろう。

 人混みが苦手な二人にとっては好都合だ。

 ディシディアは良二にエスコートされながら階段を昇りきり、敷地内に足を踏み入れた後で少しばかり表情を険しくする。それを目ざとく見ていた良二は不安げに彼女の顔を覗き込む。


「どうしたんですか?」


「……いや、少々ね。ふふ、やはりこういう神聖な気に満ちている場所に足を踏み入れると身が引き締まるものだ」


 彼女は含み笑いをしながらそんなことを言い放つ。

 エルフ族は周囲の気の流れなどを感じる能力にも長けている。この小さな島だからこそ丁重に祀られている神々の気配を感じ取ったかのように、彼女はスゥッと背筋を伸ばす。

 普段はそんなことはしないものの、良二も彼女に倣って背筋を伸ばして手水がある場所まで向かい、


「こうやってやるんですよ。よく見ていてください」


 柄杓を取って彼女に手本を見せてやる。まずは両手を洗って、次に柄杓を握る手とは逆の手を器として水を口に含み、綺麗にゆすいでから吐き出す。


「ふむ。儀式的なものか。なら、そうさせてもらうよ」


 良二から柄杓を受け取り、同じようにやってみせる。晴れ着は借り物なので、否応なく所作はゆっくりとしたものになったが、良二は特に気にした様子はない。

 なにせ、今日は腐るほど時間があるのだ。良二はグッと背伸びをして晴れ渡った青空を見やる。

 この島は高い建造物がないのでどこまでも広がる空を見ることができる。この感覚はウィスコンシンに行った時も感じたものだが、あれとはまた違うように思えるのはここが日本だからだろうか?


「リョージ。終わったよ」


 ハンカチで口を拭うディシディアはきょろきょろと辺りを見渡す。思えば、こうやって神社に足を運んだのは今回が初めてかもしれない。少なくとも、キチンとお参りするのは初めてなはずだ。


「お疲れ様です。次はこっちですよ」


 次には本殿の方へと向かう。そこには古ぼけた賽銭箱がぽつんと置いてあり、その上には年季を感じさせる本坪鈴がある。

 良二はそこまで来た辺りで一旦立ち止まり、あらかじめ出しておいた五円玉を彼女の手に握らせた。


「まずはこれを投げてください。ほら、こうやって」


 軽く手を振り、五円玉を放ってみせる。チャリン、という小気味よい音と共に賽銭箱に吸い込まれていったのを受け、ディシディアも同じようにやる。

 その後で、良二は本坪鈴から垂れ下がる太い紅白の紐に手をかけ、ディシディアも同じく手を重ねた。そうして、二人揃って腕を振るとガラガラ、という何とも心地よい音が響いてきた。


「で、次は二礼二拍手をして、次にお願いごとを言ってください。その時、自分の名前と住所を言わないとダメらしいですよ」


「むぅ……色々と作法があるのだな。勉強になるよ」


 彼女は良二の見様見真似で二礼二拍手を行い、手を合わせて自分の名前と住所を心の中で呟いた後で願い事を思い浮かべる。


(……できるだけ、彼と長くいられますように)


 ――それは大賢者として崇められてきた彼女にしてはありふれた願いだったかもしれない。もしこれを故郷の誰かに聞かれていれば、きっと呆れられることだろう。

 けれど、これこそがまぎれもなく彼女の本心だ。

 純粋で、儚くて、何よりも美しい。そんな願いだ。

 このような願いを抱いたのをかつての師匠や友人たちが聞いたならば、きっと祝福してくれるだろう。あの者たちは自分のよき理解者だった。

 大賢者となってから色々な人物と出会う機会が増えた。弟子たちも大勢いた。けれど、心の底からわかりあえたものはいなかった。少なくとも、賢者時代に出会った彼らと――この世界で出会った最初の人間、良二以外には。

 彼女はふぅっと息を吐き、わずかに口の端を歪める。


(……みんな……心配しないでくれ。私は元気でやっているよ。もし、いつか私が死んで君たちがいるところへ行ったら、その時は飽きるほど土産話を聞かせてあげるから……それまで、ゆっくりと待っていてくれ)


 かつての友人たちへこの祈りが届くことを祈る。目頭が熱くなるのを感じたが、横で良二が一礼する気配を感じ、遅れて自分も一礼。それから目尻を指の腹で拭い、良二に問う。


「さて、次はどうするんだい? もう帰るのかな?」


 しかし、良二は首を振る。彼はサッと三本指を立ててみせた。


「まだです。なんでも、この島では三つの神社を巡る決まりがあるらしいですよ」


「ほぅ。初耳だね。じゃあ、またドライブかな?」


「そうですね。歩けますか?」


「まぁ、今のところは大丈夫だね」


 肩を竦めて、履き慣れぬ草履に戸惑いながら歩いていく。良二はひとまずは彼女の意思を尊重し、少し手を貸す程度に留め、車まで彼女を誘導して自分も乗り込んですぐにエンジンをかけて車を発進させた。


 ――それから数時間後。ディシディアたちは最後の神社へと赴いていた。そこは海岸付近にある神社で、最初に訪れた神社よりもやや大きい。

 二番目に訪れた神社は林の中にあり、最初に訪れた場所よりは寂れた印象を受けた。が、木々に囲まれた本殿というのは中々に情緒があるものであり、特にディシディアにとってはかつての故郷のように思えたほどだ。


(なるほど……住宅地、森林、海辺。どれもこれも役割が違うな)


 ディシディアは顎に手を置いて考察を行う。最初に訪れた場所は比較的栄えた場所にあり、辺りには住宅などもあった。

 二番目は森林地帯の中。『日本名松百選』というものに選ばれるほど優れた松林に囲まれた本殿は三つの内で一番神聖さを感じさせた。

 三番目は海辺付近のせいか、外界から隔離されたような錯覚を覚えてしまう。遠くに見える鳥居をくぐってしまえば二度とこちらに帰ってこれないような……そんな感じだ。


(いやはや、面白い……こういうのも旅の醍醐味だな)


 ディシディアはてくてくと歩きながら、遠くの方に見える海辺を見やった。本殿とは逆の方に鳥居が置かれ、その先には海が広がっている。階段を下りればすぐに砂浜に着くだろう。


「参拝を終えたら行きましょうね。まずはこっちです」


「わかっているとも。さぁ、やろうか」


 流石に三回目ということもあり、彼女の所作は手慣れたものだった。

 粛々とした様子で参拝を終えた彼女はいよいよ、と言わんばかりに鳥居の方へと足を向けた。良二もその後を追いつつ、ごくりと息を飲む。

 鳥居付近まで来ると、急な角度の階段が見えた。ここから足を滑らせたなら、石段で頭をぶつけてしまって即死だろう。そう考えただけで、足がガクガクと震える。

 対するディシディアは胸いっぱいに新鮮な海風を吸い込んだ後で、慎重な足取りで階段を下りていく。流石にここで見ているだけではもったいない。良二も戸惑いながら降りていき、彼女と共に岩場へと昇る。


「おぉ……これまたいい景色だな」


「ですね。とても綺麗だと思います」


 ゆらゆらと揺れる水面は日の光を浴びて煌いている。それに照らされたディシディアの横顔はいつもよりも美しく思えた。良二は胸が高鳴るのを感じながら、それを抑えようと無理矢理彼女から視線を逸らす。

 ――その時だった。ディシディアがポツリと口を開いたのは。


「なぁ、リョージ。華から聞いたのだが、何かを始めるのは二日がいいらしいね?」


「え? あ、あぁ、はい。書初めとか、仕事始めとか、初売りとか……」


「姫始めも、だろう?」


 一瞬、頭が真っ白になった。彼女が何を言っているのかわからず、脳がフリーズする。

 が、氷が熱に当てられて溶けていくように、顔が火照っていくのを感じると同時に彼女の言葉が徐々に理解できるようになっていき、


「え、ええええええぇっ!?」


 良二は向こう岸まで届くのではないかと思うほど大きな声で驚きを露にする。ディシディアは耳を両手で押さえていたかと思うと、ジト目を彼に向ける。


「そう驚くこともないだろうに、君は大げさだね」


「いや、だって、その……え!?」


「少しは落ち着きなさい。姫始めをするというのに、それでは不安だよ」


 訳がわからない。彼女は何を言っている。

 だって姫始めとは男女の交わりを示すもので……しかも彼女の言葉をうのみにするなら、


「こ、ここでですか?」


「別にいいだろう? 外でやろうと中でやろうと大差ないじゃないか」


 くらっときた。めまいのような感覚だ。

 流石はエルフというべきか、異世界出身というべきか、とんでもない発言だ。

 顔を真っ赤にして狼狽える良二をよそに、ディシディアは呆れたような顔をして肩を竦めるなり、彼の方に両手をサッと広げてみせた。


「ほら、何をぼさっとしているんだい? なるべく早く頼むよ」


「え……あ……はい!」


 据え膳食わねば何とやら。良二は彼女に迎え入れるままその小さな肩に手を置き、彼女の方に顔を――


「待った。リョージ。君は何をしようとしているのかな?」


 寄せようとしたところで、彼女の小さな手が顔に当てられる。良二は身を離しつつ、不思議そうな顔をしている彼女を見て応えた。


「いや、だって……姫始めでしょう?」


「あぁ、そうだよ。姫始め……つまり、初お姫様抱っこのことだろう?」


「……はい?」


 また脳がフリーズした。良二は素っ頓狂な声を漏らし、額を抑える。一方のディシディアも合点がいかないように首を捻り、


「ふぅむ。どうやら私たちの間では認識に齟齬があったようだね。華からそう聞いたのだが、もしかして意味が違ったのだろうか?」


(あの人は……ッ!)


 サムズアップをしている華の姿が脳裏に浮かぶ。彼女はこういうことを面白がってやりそうだ。特にディシディアのことは子どもだと思っているから、からかいのつもりだったのだろう。

 だが、本当の意味を知っていて、ディシディアを一人の女性として見ている良二としては溜まったものではない。

 彼はしばし悶々とした後で観念したように息を吐き、彼女にそっと真相を耳打ちする。

 と、先ほどの自分と同じく彼女の顔も真っ赤に染まった。ディシディアは慌てふためきながら顔を逸らし、火照る顔に手を当てる。


「す、すまない! まさかそういう意味だとは……」


「いや、いいんですよ……華さんのせいですから」


「ま、まぁ、それはさておき、だね。慣れない服で歩き疲れてしまった。正直歩くのが辛い。お姫様抱っこをしてもらっても……構わないだろうか?


 ほんのりと朱に染まった顔で言われて断れるわけがない。良二は神妙に頷き、彼女の小さな体を抱きかかえた。

 ディシディアは落ちないようしっかりと彼の首に手を回す。そうして、まんざらでもなさ気に微笑んだ。


「ふふ、やはり君にこうやって抱かれているのは安心感があるね。これからもお願いしようかな?」


「……いいですよ。お姫様」


「ふふふ、言うじゃないか。なら、君はさしずめ騎士様だね……高所恐怖症の、かな?」


 上るだけとはいえ、徐々に地面から離れていく感覚がある。階段の中腹辺りに着く頃には良二の足は小刻みに震えていた。

 が、それでも何とか昇り切り、後は逃げるようにして神社を後にして車を乗りこむ。

 ここまで来ればもう安心だ。後は帰って昼食を取るだけ。

 良二はすぐさまエンジンをかけ、らしくないほど荒い運転で家へと急行する。その甲斐あってかすぐに到着するにはしたのだが、隣にいるディシディアは不満げにむくれていた。


「そう急がなくてもいいじゃないか。景色を見るのも一興だろう?」


「あ……そうか」


 確かにそうだ。彼女は景色を見るのも楽しみにしていたのだ。

 が、先ほどの爆弾発言のせいか、まだ脳が沸騰しているような感じがしてどことなく思考がまとまらない。それが何となく伝わったのか、ディシディアは嘆息すると同時に車を出て玄関を潜る。良二も車の鍵を取ってから玄関を潜った。


「あ、おかえり。もうお昼できとるよ。ウチらはもう食べたけん、入れ替わりでお参りしてくるよ」


 晴れ着に着替えた華といつも通りゆったりとした服を着た美紀ばあが玄関にやってくる。美紀ばあだけはディシディアの頭を優しく撫でた後で先に外へと向かっていく。

 一方で華は一旦厨房に戻り、何かを作り始めたようだ。良二は首を捻りながらもディシディアの待つ居間へと足を踏み入れる。予想通り彼女はこたつに入ってリラックスしていた。

 彼はため息交じりに彼女の隣に腰掛ける。が、互いにちょっと距離を取っている。先ほどの発現がまだ響いているらしい。ろくに顔を合わせることも難しいようだ。


「ほい! お待ちどうさん!」


 数分もしない内に華が持ってきたのはざるそばとかけそばだった。彼女はかけそばをディシディアに。ざるそばを良二の方にやる。


「んじゃ、行ってくるけん。じゃね」


「ちょ、ちょっと華さん! ウチのディシディアさんに変なこと教えないでくださいよ!」


「あはは。ごめんごめん。ウチも龍兄ちゃんにそう教わった時があったけんさ。やってみたくなったんよ。ごめんね~」


 彼女はひらひらと手を振ってその場を後にしていく。良二はひとまず言いたいことが言えた安堵からかほっと息を吐き、それから箸を手に取って呟く。


「いただきます」


「いただきます」


 ディシディアもそれに続け、目の前にあるかけそばを見つめた。

 かけそば、といっても何も具材がないわけではない。

 おそらくだしに使われたと思う鰹節や紅白かまぼこ。白ネギと青ネギがそれぞれ少しずつ入っている。実に彩りが鮮やかなソバだ。

 しかし特徴的なのは香りだ。いつも食べているのは関東風だが、こちらは関西風。

 関西風の方が出汁の風味が強く、関東風は醤油の味わいが強い。

 芳醇な出汁の香りが空腹時には殺人級の威力を発揮する。ディシディアはゴクリと喉を鳴らすや否や、ソバをズズズ、と音を立てて啜り始める。

 香りに違わず、豊かな風味が感じられるつゆだ。スープは出汁によって味が決まると言っても過言ではない。少しでも雑味が混じれば一瞬で味が破綻する。

 しかし、これはそんなことはない。上質な出汁が引かれたスープが茶そばに絶妙に絡む。

 茶そばにしているのは色合いが鮮やかになるからという理由だけではない。普通のものよりも香り高いものになるからだ。

 普通のソバならひょっとしたらこのスープに負けていたかもしれない。だが、これは互角以上の味わいだ。喉越しもよく、つるつると啜ることができる。

 入っている具材たちも絶妙な味わいを醸す。それにディシディアが舌鼓を打っていると、良二が隣から麺つゆの入った皿を差し出してくる。


「よかったら、食べますか?」


「いいのかい?」


「当然ですよ。さぁ、どうぞ」


「ありがとう。なら、取り換えっこだね」


 自分の料理と彼のものをトレード。良二が美味しそうにそばを啜るのを視界の端に納めてから自分もざるそばを啜る。

 こちらの麺つゆは市販だろう。けれど、そんなことは些細な問題だ。

 市販品だって馬鹿にできたものではない。むしろ、かけそばの時よりもそばの風味を強調してくれるなど一風変わった楽しみ方をもたらしてくれる。

 ちょいと七味をかければ味がグンッと奥深くなる。ディシディアは多少の辛味にピクッと身を震わせるものの、病みつきになったようにずるずると啜り始める。


「……ディシディアさん。その、さっきの話ですが……」


「いや、わかってる。言うな。私の勘違いで君に恥をかかせてしまったね、すまない」


「いえ、そんな! ただ、その……つ、つかぬことをお伺いするのですが、ディシディアさんは誰かとお付き合いされたことは……?」


 彼女は悲しげに首を振る。その目には確かな憂いが湛えられていた。


「いいや、ない。エルフの結婚適正年齢は二百歳だし、それに至るまでに伴侶を見つけるのが慣習なんだ。それに、君もよく知っているだろう? 大賢者となった私は軟禁生活を送っていたんだ。色恋にかまける自由があると思うのかい?」


「……すいません」


「謝るな。すぐ謝ってしまうのは君の悪い癖だよ。別に私は気にしていないさ。まぁ、長い人生だ。色恋の一つや二つもしてみたいと思っているが……もしかして、立候補してくれるのかな?」


「え!? あ、俺は……」


 言い淀む良二。それを見て、ディシディアは目を細めた後で深いため息をついた。


「……そうだろうね。私と君では種族が違う。それに、こんな年寄りなんて嫌だろう」


「ち、違います! そうじゃないんです! ディシディアさんは頭もいいですし、可愛いですし、それに優しいですし……とっても魅力的な女性です! 俺が知る中で一番だと思っています! だ、だから、その……俺なんかじゃ釣り合わないんじゃないかって」


「……馬鹿だね、君は。大馬鹿だ」


 ぷいっと顔を逸らす。今顔を見られては何と言われるかわからない。

 彼女は耳まで真っ赤にしながら照れているのか喜んでいるのか、はたまた戸惑っているのかわからない不思議な表情をしながらソバを啜ることになるのだった。


挿絵(By みてみん)

Thukuneつくねさん(@thukune0421)が晴れ着のディシディアさんを描いてくださいましたよ!

どうぞご覧ください! 

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