これから!
最近、閲覧数が増えてきて嬉しいです。
よければ、ブクマをホチッとしていってください。
次はEXユニークなんだけど……
その前に、今までずっと疑問に思ってたことがあるんだよね。
ソフィアさーん、このスキルの区分ってどんな基準があるのー?
『ユニークスキルは、生まれつき持ったスキルで、EXユニークは神、あるいは神格が関係しているスキル。そしてそれ以外が通常スキルですね』
なるほど、そんな分け方だったのか……
あれ?でも魔眼とかは初めてここに来た時は持ってなかったよ?
『それは、そのスキルを持った装備が完全にマスターと同一化したからですね。例えば、鑑定眼や魔眼はバロールの魔義眼の影響ですね』
ソフィアさん凄い物知り!まるでグー〇ル先生みたい!!
気を取り直して、EXユニーク行ってみよう!
『ソフィア』・・・神格神器ソフィアの擬似人格。その本質は、演算と補助。
『神器作成』・・・神格に宿る、神器を作成する能力。ペルセウスの義腕と魔導機神の補整を受けている。
『眷属選定』・・・神格に宿る、眷属を選定する能力。眷属になるには、心から信頼しあっている必要がある。
『加護付与』・・・自らの認めた者に加護を与える。
『神性魔法』・・・神域を展開し事象に干渉する魔法。
…………さあ、次行こう、次!!
お次は装備ー!
『神格神器ソフィア』・・・脳に埋め込まれた演算処理装置。全知の神ソフィアの神器。 装備スキル『ソフィア』
『バロールの義魔眼』・・・左目に埋め込まれた義眼。魔眼の神バロールの神器。 装備スキル『鑑定眼』 『暴圧の魔眼』
『万能者の義腕』・・・左手に装備された義腕。万能の亜神ペルセウスの神器。 装備スキル『道具作成』『戦闘スキル成長加速』
『イカロスの神翼』・・・心臓と一体化した翼。天翼の神イカロスの神器。 装備スキル『封印』
『八咫烏の義足』・・・右足に装備された義足。神の使い八咫烏の三本目の足。 装備スキル『地形影響無効』
次でラストだね!
称号ーー!
『断罪者』・・・罪に対し正当な罰を与えた証。 称号スキル『救済の刃』
『魔導機神』・・・多くの魔導具を身に着け、一体化した者の神格。所有眷属格は七つ。 称号スキル『神器作成』 『眷属選定』 『加護付与』 『神性魔法』
確認終了しましたよ、ええしましたとも。
ただね…意味が分かんねぇ……
神器って何!?眷属って何!?でもってソフィアさんは脳に埋め込まれてるってどゆこと!?
ソフィアさん!説明プリーーズ!!
『神器とは、神が作った魔導具の総称ですね。ものすごい魔導具、という認識で大丈夫です。眷属というのは、神が決める部下のようなものです。私に関しては、そういうものだと認識してください』
お、おう、そういうものなのか……まだまだ聞きたいことはあるけど、なんかアリスに関して何かあるって言ってなかったっけ?
『はい、それなのですが……』
******
ソフィアから話を聞いた俺は、事情を伝えるために、アリスを呼んだ。
「アリスに伝えなきゃいけないことが二つあるんだ。一つ目は、俺が神様になったらしい。そんで、アリスが俺の眷属になって、年を取らなくなったみたいなんだ」
「?」
アリスは首を傾げいる。
かわいい……じゃなくて、ソフィアさんの話によると、俺が亜神になるとすぐににアリスが眷属になったらしい。
一応、眷属になるには双方の合意が必要だから、アリスが嫌がることはないだろうとソフィアさんは言っていたが、何にも伝えず急に「あなたは年を取らなくなりました」なんてのはどう考えても不誠実だろう。
たっぷり十分ほど時間をかけて説明を続けると、アリスもしっかり理解できたようで、
「お兄ちゃんが一緒にいてくれるなら大丈夫!」
と、胸を張って答えてくれた。七歳児なのでもちろんまな板だが。
「ありがとな、アリス。んで、次は相談なんだが俺は冒険者になる予定なんだが、一緒に冒険者にならないか?アリスの親御さんも探さなきゃだし」
アリスの頭を撫でながら伝える。
ここで、冒険者になろうとするのはもちろん理由がある。
まずは言った通りアリスの両親探しだ。
次に身分証明。そして最後に俺自身が旅をしてみたいということだ。
病院にいた時間の長かった俺は、旅というものにかなりあこがれた。
だから、この世界に来ることになったときにこの世界では旅をしてみようと決めていた。
冒険者になるには12歳という年齢制限があるとレナードから聞いていたが、実力があればそれ未満でもなれると聞いた。
冒険者には危険が伴うらしいが、ソフィアさんも眷属格を持ってるアリスなら大丈夫だと言っていたし、俺が全力で守るので大丈夫だろう。
それに、もともとそんなに危険なことをする気もないしね。
「んー、ぼうけんしゃになるのはいいけど、アリスの親はいないよ?アリスは、やくたたずのごみだから、要らないって言われたの!だから、お兄ちゃんには要らないって言われないように頑張るの!」
アリスは曇りのない笑顔で答えた。言い切った。
え?どういうことだ?役立たずのゴミだから要らない?
どう考えても親の吐くセリフじゃねえだろうが!!
落ち着け、俺。まだ大丈夫だ。
まだ、手遅れじゃない、レナードの時とは違う。俺にもまだできることがあるはずだ。
気が付くと、俺はアリスを抱きしめていた。
「大丈夫だよ。俺は絶対にアリスを見捨てない。大事な俺の眷属なんだから」
「お兄ちゃん、泣いてるの……?」
泣いてなんかないやい!ただ、目にゴミが入っただけだもん!