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宴会をしよう!

一話で模擬戦までやるつもりだったのに……

まーた考えなしに書いちまったよ。


あと、若干タイトルを変えました。


やっとしっくりくるタイトルになった気がします。

「リョーガ、そろそろやらなきゃいけない事があるんだ」

「は?やらなきゃいけない事?一体何なんだ?」

「ふふふ、それは――宴会だ!!」


バロンがドヤ顔で言う。かなりウザいですね。


「宴会って、なんでさ?」


何かあったのかな、宴会するような事が。


「はぁ、やっぱり分かってなかったんだな」

「?」


いまいち何を言っているのか分からん。


「お前らBランクになっただろ?

Bランクってのは、小さな町なら英雄って言われたりするくらいの凄さなんだよ。

その割に、お前ら見た目があれだしな。

あちこちで絡まれるのは嫌だろ?」


む、確かにそうだな。


実際俺は日本人フェイスでこの世界の人に比べたら子供に見えるそうだし(自分の年を初めて言った時にヴィオラが吃驚してたのが記憶に新しい)、アリスにユキは言わずもがなだ。


一度顔合わせでもして、絡まれないようにした方が良いだろう。



二人に不快な思いをさせる訳にはいかないのだ!





******


結局、宴会はギルドの主導で行われる事が決まった。


真っ昼間からギルドで行うのだそう。


かなり大勢の冒険者が来るだろうとバロンは言っていたが、いい大人がそれでいいのか……


準備をする必要があるから早めに来いとも言われたが、一応俺達は主役のはずなんだけど?





「こんちはー!」

「こんにちは、なの!」

「こんにちは」


やって参りました、宴会!


前世でもあんまり宴会なんてやったこと無かったから、実は結構楽しみなのだ。


「おせーぞ!さっさと準備手伝え!!」

「そうですよ、人手は全然足りてませんからね」


ギルド内では、バロンやレナさんを初めとする職員達が走り回っていた。


「いや遅いって……。ちゃんと時間通りに来たんだけどなぁ」

「お兄ちゃん!アリスお手伝いしてくるね!!」

「おう、行ってきなさい」

「ふふ、それでは私も行ってきますね」

「迷惑はかけるなよ?」

「むぅ、大丈夫ですよっ!子供じゃないんですから!!」


いやいや、俺からすると十分に子供だよ。


そんな俺も地球基準だとまだ未成年こどもだけどな。



さて、アリスとユキだけを働かせて俺がサボっている訳にもいかないので、俺も準備をすることとしよう。


「俺もなにか手伝う事はあるか?」

「ああ、じゃあ向こうから皿を――」



こうして、昼頃まで準備を続けたのだった。




******


「それじゃ、パーティー『ファミリア』の三人の、Bランク昇格を祝して、乾杯!!」

「「「「乾杯っっ!!!」」」」


音頭をとるのは我らがギルマスことバロン。


本人は隠せていると思っているようだが、ほとんど全員が、バロンがギルマスである事を知っているのだ。


哀れバロン、隠す意味はなかったようだぞ!



ちなみに、ざっと見たところ、約五十人程が参加しているようだ。冒険者は暇なのだろうか。



乾杯といっても、流石にアリスとユキは酒は飲んでいない。こちらの世界で換算しても未成年の二人に、酒を飲ませようとするヤツはそうそういないだろう。


もしそんな事をする者がいれば、一刀のもとに……



とまあ、二人に酒を飲ませる気は無いが、俺は一応成人している年齢である。


つまりは、誘われた時に断る口実がないという事だ。


酔いつぶれる気は無いが、飲み過ぎには注意が必要なのである。





******


「お前らぁ!これからデモンストレーションやるぞー!!」

「「「オオォーーー!!!」」」


「うぇっ、うるさっ!」

「なになに!?」

「デモンストレーション、ですか?」


急に叫びだした野郎共を疑問に思うのは二人も同じだった様子。


目を丸くして驚いている。



デモンストレーションを疑問に思っていると、横から声を掛けられた。


「その様子じゃデモンストレーションについて聞かされてはいないみたいだな」

「ん?そうだけど……」


その声に反応して横を見ると、そこにいたのはジョンさんだった。


「お久しぶりですね、ジョンさん。試験の時以来ですか?」

「そうだな。あれからまだひと月なのに、お前達はもうBランクまで来たのか。それとも、ようやく、か?」

「いえいえ、二人は兎も角、俺はまだまだですよ。それより、デモンストレーションについて教えてくれませんか?」


そう言うと、ジョンさんは嘆息して答える。


「お前も十分に規格外なんだがな……

で、デモンストレーションってのはBランクになったやつの実力を証明するために、誰かと模擬戦をするのを見せる事だな。

まあ、うちのギルドの風習だな」


なかなか面白い事をやるようだ。更に、俺らは絡まれないようにする、という目的があるが、それにも繋がるだろう。


「それじゃ、組み合わせを発表するぜ!!準備はいいか!!??」

「「「オー!!」」」


某ウルトラクイズを彷彿とさせる歓声。


何でこの人達こんなにテンション高いんだろうね。


「組み合わせは、アリスさんVSナゼルさん、ユキさんVSジョンさん、リョーガさんVSバロンさん、に決定しました」


レナさんが告げる。



ふむ、ナゼルという人がどのくらい強いかは知らないが、こうして選ばれるくらいだから強いのだろう。


てか、俺はバロンが相手なのか。そう思ってバロンを見ると、ニヤリと笑い返された。



あの野郎…………




デモンストレーションは、この後すぐに行うそうだ。
















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