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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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あのとき見た...

 情報の収集を一通り終え、朝食(夕方)も食べ終わった。


 腹ごなしも兼ねて外に出ることにした。

 実際の目的はスーパーなどに行って食べ物があるかの視察、工事現場のゲート付近の様子見、そして確認が一つだ。



 まずはスーパーに向かおう。



 *********



 案の定食べ物系はすべて売り切れていた。

 これでは他の店に行ったところで似たような状況だろう。


 あきらめて次の目的地に向かうことにする。



 *********



 次の目的地は、例の工事現場だ。

 今すぐにダンジョンに入ろうとしているわけではないが、他の人に見つかっていないか、他の人に見つからずに入れそうかの確認をしに行く。


 今更だが、別に隠さなくてもいいのでは?という意見もあるだろう。


 バカ言っちゃあいけない。


 もちろん自分以外の人もあのダンジョンを発見して攻略すれば、より早く攻略、探索できるだろう。


 しかし、それでは様々な問題が生じる。

 そもそも、あのダンジョンの中で行うのは武器を使った殺し合いだ。

 敵味方問わず人数なんて少ない方が良いに決まってる。


 それに何より!!!あのダンジョンをいち早く見つけ、既に二層目まで攻略しているというアドバンテージを手放したくない。


 情報の独占、アイテムの独占なんぼのもんじゃい!

 他の人より優位に立ちたい!!

 なにより今後、この現代ファンタジーな世界を生き抜くなら必要な事だろう。


 と、いうことで出来るだけ情報は隠すしアイテムも独占する方向で行きます。


 まあ、あのダンジョンが既に見つかっていたらすべてがパァなんですが。




 **********



 角を曲がってあの工事現場が見えてきた。

 遠目から見たところ、人だかりが出来ている様子もないし大丈夫そうだ。


 近くまできてみた。

 ゲートは朝の状態と同じく、ブルーシートをかぶったままだ。

 どうやら、発見されるのは防げたようだ。一安心。


 掲示板では、あの【門】のことを【ゲート】と呼んでいたので、今後はそうしようと思う。


 どうやらここの通りはそこまで人通りがあるわけではないので、気を付けていれば誰にも見られることなくダンジョンに通うことが出来そうだ。




 では、最後の目的地に向かうことにしよう。



 **********



 最後の目的地はここ、小学校だ。


 そう、あの日ミサイルの警報が鳴って、地下に逃げようとした目的地。



 どうやらあの時の道を塞いでいた車も炎上大破した車も既にないようだ。撤去されたのだろうか。


 目的を果たすために、小学校の正門に向かう。


 ここで調べたいことがあったのだ。

 小学校の正門、工事現場の曲がり角からちょうど見える位置。


 まさにここだ。


 あのとき、私はここに確かにライオンのようなものを見た。遠目ではあったが見間違えのはずがない。目すら合っていたのだから。


 残念ながら痕跡なんかは残っていないようだ。

 となると調べる方法は...





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