漆黒の堕天使ミュリエルさん(下ネタ)
※この物語に不適切な表現が含まれています。苦手な方は迷わずバックしてください。
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんと漆黒の堕天使ミュリエルがすんでました。
おじいさんはやまにしばかりに、おばあさんは川に洗濯に、漆黒の堕天使ミュリエルさんは、混沌の闇に飲み込まれし暗黒竜の討伐に向かいました。
おじいさんが、やまでしばかりをしていると、失われし楽園に在るとされた世界樹を見つけました。
「なにこれでけぇ」
しかし、それはよく見ると漆黒の堕天使ミュリエルさんの下半身についているユグドラシルでした。
漆黒のユグドラシルはもぅ、それはもぅユグドラシルでした。
漆黒の堕天使ミュリエルさんのユグドラシルを目の当たりにしたおじいさんは、たまげて尻もちを付きました。
「アババババ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル」
その驚き用と言ったら、休憩時間や、休み時間にYou Tubeを再生した際、思ったよりデカ目の音量で再生されてしまい、しかもよりにもよって如何わしい漫画風広告が流れてしまって、一同に視線を集めてしまった時くらいのビビリ具合でした。
「あれほんとやめてほしい。子供が再生した時とかマジで慌てる」と知人女性が言ってました。
そしてそんなおじいさんを知らずに、暗黒竜を討伐に行ったはずのユグドラシルさんは、昼寝を決め込んでいました。
その姿にちょっと嫉妬したおじいさんは、ユグドラシルさんのミュリエルを軽くはたきました。
「おぅふっ」
と言いながら眠気眼のち○んこ野郎は、「なん!?なに?!へ…っ? え…なに…?」とリアクションをとりました。
すると、おじいさんは
「そんなとこで寝てると、また風引くぞ」と言って歩き出しました。
それを聞いたミュリエルさんは、のそのそと起き上がり、「待ってよじいちゃん!」と孫のようにあとをついて歩きます。
おじいさんは振り返らず、夕暮れの林をくだっていきます。
それを、追うミュリエルさん
「じいちゃん、今日さ、暗黒竜と倒す戦いに行ったんだ!」
「そうか」
「うん!結構強かったよ」
「そうか」
そこにある当たり前の時間が、当たり前のように流れる幸せを、まだ、ミュリエルさんは気付けません。
そして、大きくなった時に、ふと思い出し、少しだけ微笑むのです。
※※※
「…なに笑ってんの?」
彼女は言いました。
「ん…?ははっ、いや、ちょっと昔のこと思い出してさ」
「昔のこと…?」
「あぁ…昔さ…」
fin
運営に怒られたら消します(´・ω・`)
さて、ウォーミングアップしたので、続き書いてきます。