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追放者たちの悲しき戦争、タイトルは長ければ長いほど良いわけじゃないとは言うがテイマー、獣医、鍛冶士、エルフ、使い魔、獣人とりあえず検索ワードにひっかかるようにしとこ!っていう魂胆

作者: 桃太郎

アホな作者のアホな作品です。

怒られたくないので言っときます。

この物語はフィクションです、実在の人物や団体などとは関係ありません。

「すごい・・・」


目の前には激戦という言葉では表せないほどの光景が広がっているのだから、この女のように見た者の語彙力が失われるのは仕方のないことなのであろう。


そう今この時、この星で行われてきた争いで類を見ないほど、いや間違いなく最大規模の戦争が行われているのであった。


戦争それは個人、所属しているグループの意見の違い、些細な食い違いから行われるものであり、絶対的な悪は存在しないと言われている。


両者共に守りたいものがあり、両者共に譲れないものがあるそういう争いが激化し、口喧嘩から、喧嘩、個人での争いがグループに段々と大きくなった結果が戦争なのである。


ただ一つ確実に言えることは、この星ナローウ星で行われたこの戦争は客観的にみると馬鹿らしいものであることが特徴であるだろう。


それは20年前のことであった。


20年前なんの因果かはわからないが、偶然、運命のいたずら、とにかくタイミングが悪かった、世界各地で権力争い、喧嘩、仲たがいが同時期に発生したのであった。


厳密にいうとある争いが最初だということだが、その争いがどれなのか私は正確に知ることができない。


その国々で行われた権力争いというものはまた不思議なことだが、とても、とっても、とってもおおおおお似ていた。


これは第三者である私が見ても似ていることが明確であるため不思議だ。


まあその話は置いておき、その行われた争いというものは国に貢献していた重要な役目を負っていた貴族を解雇し国を追い出す、仲間からある男、女を外す。所謂追放を行ったのである。


例えば、王宮に仕えていたテイマー略して王宮テイマー、王宮獣医、王宮魔術師、王宮鍛冶士、貴族だけでなく重要な機関にいた重要な人間、勇者のパーティーメンバー、錬金術師協会の素朴な錬金術師、万能だが器用貧乏だと言われた男、補助を専門的に行う冒険者・・・


数えきれないほどの追放がなぜか同時期に行われたという。


それらの男、または女は実は!実は国や仲間、そのグループに対して重要な役目を持っていたことが後に発覚するのである。


その結果国、やがて世界は荒れに荒れた。


だがその中でも追放された者たちは持ち前のスキル、技術を使いのし上がっていく。


これまで世界にあった国々は世界から消え新しい国が乱立したのである。


ちなみにその国の中心人物はなぜか一様に「やれやれだぜ・・・」という言葉が口癖であったというのも記録されている。


閑話休題


とにかくこの事件を機に世界は変わっていった。


それぞれの国は凄まじく発展していき、国に住む人たちは王様のおかげですと王を、リーダーを、それはそれは崇めたてたという。


だがしかし、追放者たち実はあほなのであった。


そもそもあほでなければ国や所属グループ等々追放される前に根回し、相手との会話を行うそのような対処を行う、または自分から出ていくという選択肢も取れたであろう。


その頭が招いたのであろう。


その結果が戦争だ。


初めは小さな小競り合いだったという、それぞれの主張の食い違い、勘違いによって争いが起きた。


だがそれぞれの王が持つカリスマ性(笑)によって争い仲間になりという展開が繰り広げられ、そのたびに融和が繰り広げられていたのだが、ついにそのようなことだけでは収まらなくなってしまった。


それもそうだ追放者たちは少し感性も常人、一般人とは異なっていたからだ。


そもそも殺されかけた、殺された相手を許すという行為が常人には難しいのである。


私はそれを許すことができる者たちが異常なのであると思っている。


もし自分が、家族が殺されかけた、殺されたその相手を許すことは可能なのだろうか、もちろん全員が全員許せないとは言わないが、許せない人が多数派を占めるのは確かだと考えられる。


その結果敵対者に毎回毎回情けをかける追放者のカリスマ性(笑)を民意、いや常識的な思考が許すことができなくなってしまったのである。


その結果が最初に女が驚いていた戦争、戦争のたびに国がまとまりにまとまった結果最後の二か国になってしまった世界戦争である。


オレガオリージナル帝国、ワタシガオリジナル国の世界戦争である。


あっちでは魔物が暴れ、こっちでは動物も暴れ、ドラゴンも大暴れ、鍛冶士が作ったと思われる武器が振るわれ、魔法も飛び交う、空には鉄の鳥(飛行船と命名)と飛竜、エルフが弓と魔法で、ドワーフが岩を投げ、魔族だ、魔王だ、勇者だ、英雄だ、もうなんでもござれな状態だ。


この戦争はどうして起こってしまったのか・・・


それぞれ特別な人生を歩み、刻んできた者たち、所謂物語の主人公、綴り手に問題があるのか・・


もしかしたら私たち、この世界にはいないがこの世界を観測するものにも責任があるのではないか・・・?


責任の所在は置いておくとして。


この争いの結果この世界ナローウ星はこの戦争で不毛の大地となり滅びたという。


「やれやれだぜ・・・」


おしまい


罵倒や罵声、指摘なんでもいいので感想頂けると見ていただけたんだと思い作者は喜びます。

もしお時間ありましたらよろしくお願い致します。

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― 新着の感想 ―
[一言] エッセイで良くねと思いました
[良い点] 適当〜にランキングとかに載ってそうな追放ものを集めてちゃんぽんにして、適当〜に割って薄めて汎用性持たせた感じ笑 [一言] タイトルって1番簡潔に纏めたあらすじであるはずなのに3.4行も使っ…
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