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青春代行課-今井歩の部活動青春  作者: ゆうま
2周目
72/75

#14-1

今日から新しい学校へ通う

校舎を背景に何度も見たパンフレットを出し、部活動のページを開く


「よし、決めた」


職員室に行き、担任と顔を合わせ教室へ一緒に入ると自己紹介


「今井歩です。よろしくお願いします」


申し訳ない程度の小さな拍手が起きる


「今井くんの席はあの空いてるところね。なにかあったら隣の男子に聞いて」


「分かりました」






ホームルームが終わり、隣の男子に声をかけようとする


「よろし…」


「宇崎!今日遊びに行くわよ」


「おう!あ、えっと…転校生くんも一緒にどう?」


たったひとりの名前も覚えられないって…

それだけ僕に興味がないってことなんだ


「え?誘うの?」


本人の前であからさまに嫌そうな顔をしない


「一応世話係頼まれたし…さ、初っ端から放り出すわけにはいかないだろ」


「言ってることは分かるけど…」


「気にしないで大丈夫。ありがとう。実は荷解きが全然済んでなくて、やらなくちゃいけないんだ。だからすぐに帰るよ、大丈夫」


「そうか…。なんかあったら言ってくれよ?」


「うん、ありがとう」


その後気を遣って話しかけてくれる子と少し仲良くはなったけど、遊びに行ったりはせず友達とは言えない仲だった

以前いた学校に比べれば上手くやっていたと言えるけれど、青春をしているとは言い難かった

TRUE END 1

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