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青春代行課-今井歩の部活動青春  作者: ゆうま
帰宅部編
25/75

#4-6

「本、読んだ?」


「うん、読んだよ。とっても面白かったよね」


「今日時間ある?」


「ごめん、今日は先約があるんだ」


一緒に語ろうってことなのかな

でも僕言葉にするの得意じゃないし、正直そんな時間があるなら別の作品を読みたい


「そう。じゃまた」


「うん、また明日」








「赤城さんに話しかけられてたけど」


顔がうるさい


「偶然会って、同じ本を購入したんだ。それだけだよ」


「それで話しかけてきたんでしょ?もう決まりじゃん!」


なにが決定されたと言うのだろう

ため息を吐かれても分からないものは分からない


「よく分からないけど、あまり人気の作品ではないし同志を見つけた気分なのかもね」


その人がその作品をどんな風に楽しんでいるかなんて、知らないくせに

まぁ僕はどの作品も一般的に普通とされる楽しみ方をしてはいるけれど


宇崎くんに肩ががっちり抱かれる


「今井くんに乙女心は難しいみたいだな」


「乙女心…」


いやいやいやいやいやいやいや


「お、気付いた?気付いた?」


「し、知らない!ほら着いたよ」

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