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青春代行課-今井歩の部活動青春  作者: ゆうま
帰宅部編
24/75

#4-5

「出掛けるの?休みの日なのに珍しい」


「今日は新刊の発売日だからね」


「外でやる趣味も見つけなさいよ」


「はいはい。いってきます」


「いってらっしゃい」


家を出たは良いけど、どこに行くか決めていなかった

どうしようかな…

駅中の本屋だと入荷の数に対して購入する人が多いかもしれない

近所に書店があったから、探索がてら行ってみようかな

なかったら取り寄せれば良い




「どうしたの」


「赤城さん、おはよう」


「おはよう」


自ら声をかけてくれたのは、恐らく僕がきょろきょろと辺りを見回していたからだろう


「この辺りに書店があると思ったんだけど、道に迷っちゃったみたい」


たはは、と苦笑いをしてみせる


「私も行く。付いて来れば」


「ありがとう」








「同じ本だったんだね」


「じゃ」


「待って」


「なに」


僕の視線が泳ぐのを見るとため息を吐く


「家どの辺」


「学校から北にほぼ真っ直ぐ歩いて10分くらい」


「じゃあ学校から5分くらいのコンビニまで行けば分かる?」


「うん」


どうやらそこまで案内してくれるらしい

ありがたい


「この道の1本あっち。じゃ」


そんなに近くだったんだ


「ありがとう」


歩き出していた背中に言うと、軽く手を挙げて返事をされた

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