あらすじ
初めての投稿作品となります。
不慣れな為、至らない部分もあるでしょうが、優しく見守って戴けたら幸いです。
嘗て世界は1人の能力者によって滅亡の危機に晒されていた。
その能力者は1人の少女であり、圧倒的な力を以て、国連軍等を次々と掃討。やがて大陸の1つを消し去った。
素性の知れない彼女に対して、各国はその圧倒的な能力値を保有する事から、二次創作に於いて世界観を破壊する者の名を取り、彼女を「メアリー=スー」と名付け、全人類共通の敵として認知した。
やがて、同じ能力者による彼女の討伐部隊が結成され、長き戦いに終止符が打たれた。
1人の青年「七瀬 鏐」の手によって彼女は討ち倒されたのだ。
斯くして、平和を取り戻した世界だったが、各国機関は崩壊し、世界情勢はバラバラになった。
その為、新たなる統制機関「世界政府連盟」通称W.G.F.が組織され、新たなる世界の形が出来上がったのである。
W.G.F.は対能力者用の兵士を育成する目的で「聖組織」を結成。2度とこの災いが起きない様に対策を練った。
そして、現代。
嘗て世界を救った鏐の弟である「七瀬 寥」は、兄の様な正義の味方に憧れ、聖組織の運営する学園へと入学する為に、切磋琢磨していた。