色々と推測憶測ありますが。
誰も知らない生命が途絶えた先の世界。
もしかしてそうなのと思うけど、これがそうだと分かりゃしないし。
小さな個は大河の流れるままに。
ただそれだけなんだろね。
生まれ変わりなのか。
昏睡状態での夢なのか。
分からない。
ただこの精神的五感からいや五感以上の何ものかの知覚で僕は感じる。
この小学生の自分と思われる少年と一体化している事を。
この少年の日常の想いや思考が重なり合う。
重なり合うこの感触は非常心地よく。
懐かしく。
生命力の高まり若返りを精神で感じている。
心地良い。
命の根源、魂の存在を身近に感じる。
ダウン、ダウン、もっともっと深層に沈む。
<うーーーー>
「至高…」の感覚が押し寄せる。
一体何が僕に起きてるんだ。
少年は進み続ける。
少年の思考が僕の思考として頭に響く。
聞いている僕も同じ考えだよ!と擽ったいほどに同じ考え方。
あそこか、あそこにあるのは、炎を纏った不動明王像。
纏いし炎も石で造形されている。
真っ赤に染められた岩の炎。
ただし、今はね、それ岩なのに揺れてるんだよ炎見たいに岩なのに…。
# 求めてるのかな自分が。炎が揺れる事を…。岩だけど炎が揺れている。。。#
風は~、ちょうど炎を揺らすように不動明王像の後ろから吹いてくる。
やはりその後ろが気になるから、
不動明王像に真言〝ノウマク サンマンダ バザラダン カン〟唱えて精神をしっかりさせて横を通る。
# 不動明王真言は、何事にも揺るがない剣の強さを精神に纏うだったかな。
母方の婆ちゃんから沢山教わってるから知ってる訳#
なんとなんと、不動明王像の後ろは、少し凹みだけど木の根とかが絡み出ている行き止まりだ。
#何故揺れる?風とそれに揺れる炎、岩なのに。。。は、どう解釈するのよコナン君(笑)#
凹みをよくよく観察すると、そう岩清水の源泉が絡み合う根の向かう先にトクトクと湧き出ている。
その岩清水の源泉から風は吹・い・て・いた。
ゆらりゆらりと、岩の炎が揺らし照らす洞窟の壁面。
岩清水の源泉の水の中から不思議だけど風が吹き上がる。
よくよく見ると、岩清水の湧き出る源のポコポコ砂が舞う水底には、青い雪のクリスタルのような光が<チカチカ>と瞬いている。
冷たい水面に触れ、少年はそのまま指先を光り瞬くクリスタルに近づける。
キーンもドンドン大きく鳴り響く…。
<キーーーーーーーーーーーーん>
指先がクリスタルに触れたと、思った瞬間、消えた、止まったキーン。
<ポコリ、ポコポコ、ボコボコガガガ~>と、クリスタルから水が噴き出して炎揺らめく炎の岩の背面に吹きかかる。
「うわーっ」
とほぼ水を浴びながら見ているとクリスタルからの水は和らぎ、元の穏やかな湧き水の源泉に戻った。
ビックリしたなモー。
と、クリスタルを覗き見ようとした時、猛吹雪のような荒れ狂う雪と風に背中から襲われる。
痛っ、寒い~と、振り返ると…。
石の炎の背面に、ぽっかりと空洞が空いている。
その先には、雪景色とよくセットな針葉樹の木々が丸い望遠鏡で覗いたように遠くに見える。
そして、冷気が足元からコ~と、這い寄る芯から冷える本物雪国の冷気。
#幾ら夢の中とは言え、記憶の扉の記憶の断片は真夏。
雪国の冷気で凍結していく地面、岩清水の源泉も凍りが張っている#
空洞は、雪国へのゲートのようにぽっかりと、招き入れるように<しーん>と静かに佇む。
さてと〜。




