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第2話 終わりの始まり

俺は生きる目的を見失っていた


明るい人生を送るべく都内でも有数の難関大学を卒業し大手IT企業に就職した、だがその企業はいわゆる『ブラック企業』だった 毎日の激務に加え上司のパワハラ、終電ギリギリのサービス残業、ブラック企業数え役満だ


何度も辞めようと思ったがその度に大学生時代から付き合っている彼女の顔が頭に浮かぶ、こいつとは結婚して家庭を築きたいと思っている だから今無職になる訳にはいかないそう思い続け月日が流れ入社3年目の夏



俺は倒れた


過労、ストレス、睡眠不足、色々な要因が重なった結果だ、その時俺は精神的にかなり参っていたらしく懸命に看病してくれる彼女に耳も傾けず挙句の果てに罵詈雑言を浴びせ部屋から追い出したらしい。それから3日彼女の姿を見ていない 後悔してもしきれない


俺は思う

俺は何の為に勉強した?

俺は何の為に就職した?

俺は何の為に身を賭して働いた?

何の為に何の為に何の為に何の為に何の為に何の為に何の為に......


「死にたい」


この言葉が全ての終わりでありそして始まりだった






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