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第1話 死にたいのか?


白い箱それは....何の前触れも無く現れる白い部屋




白い箱それは....全てを閉ざす無限の檻




白い箱それは....虚像で作られた偽りの場所




白い箱それは....死ぬことさえ許されない永遠の地獄




白い箱それは....暇を持て余した者が行う只の遊び






「死にたい」


そう呟いたのは俺だろうか あまりにも無意識に発した言葉に一瞬戸惑ったが俺の言葉で間違い無さそうだ


「死にたいのか?」


誰の声だ? 低い声に靄がかかったような男の声が頭の中に響いた


「誰だ?」


そう声に出して尋ねた


「死にたいのかと聞いている」


急に頭に響く声に混乱しながらも質問の答えを考える。そして...


「ああ、そうかもな」


そう答えた その瞬間急に辺りが眩しくなり咄嗟に目を閉じる、目を開けるとそこは白い空間...否、白い箱だった




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