俺の自己紹介2 名探偵コナンver
ユーチューブ等でコナンのBGMをバックグラウンドに読むと、より臨場感的なものが味わえます。https://www.youtube.com/watch?v=jOQEO3YHfQI&list=PL6A3E34A79AC7458F
俺はそこらにいる普通の県立高校生、高崎健一。幼馴染で同級生の男友達と公園に遊びに行って、3歳児ショタの怪しげな道路への飛び出しを目撃した。
ゴムボールを追いかけるのに夢中になっていたショタは、横から高速で近付いて来る、ヤンキーの改造車に気付かなかった。
俺は咄嗟にショタへと駆け寄り、目が覚めたら体が浮いてしまっていた!!
高崎健一が死んでいると気付いたのは、目の前の死体と、まわりの阿鼻叫喚を尻目に地上が遠くなる光景を目の当たりにしたからだった。
黄色い雲が立ちこめるその場所であの世へと通じる行列に並んでいた俺は、死んだじっちゃんの助言で「交通安全の神様」にお目通りすることになり、じっちゃんの猛抗議の末、記憶と姿形はそのままに、新たな人生を別の世界で送ることを承認された。
なぜ俺だけが承認され死んだじっちゃんが猛抗議してくれたかというと、ここだけの話、俺は幼い頃死んだじっちゃんに貰った『孫への想いが深く込められた交通安全のお守り』を義理堅く普段から肌身離さず持っていたにもかかわらず、こうした事態が起こってしまったからだった。
交通安全の神様は怒り心頭のじっちゃんの話を終始面倒くさそうに聞いており、俺が別の世界に送られることも半ば投げやりに決めたようなものだった。無事に転生を果たした俺は自分の身体に異変があることに気付いた。
そこにはステータスなるものが眼球を通過し、脳に詳細が送られてくる。
パラメータ∞。
何を血迷ったか、何をしくじったか、何をとちくるったか。
どうやら交通安全の神様も、俺の詳細には気付いていない。知っているのは俺と、じっちゃんのみ。
じっちゃんはぐっじょぶをして天国へと戻っていった。
俺のパラメータの正体は、依然として謎のまま・・・!
「転生したら異世界最強! 迷宮だらけのチート野郎! 真実はいつも無限大!!」




