第八話 隠された真実
『賭けを成功した人はいませんのでチップはすべて没収といたします。そして0枚になられましたハイバラ様、ジョウノ様はここで敗者となります』
黒服の男二人が二人に寄ってきた。黒服の男がハイバラを掴もうとした。
「待て」
俺は口を開いた。
「ハイバラさん、アダチさん。なぜツキシロさんは俺に寝返ったと思う?」
「そ、そんなのお前の策が一番いいからに決まっているからだろ」
アダチがすぐに答えた。
「いいや、それだけでは彼女は寝返ってくれなかった。彼女は僕に条件を出したんだ…………全員を救うことを」
「えっ」
「なっ」
「そうです。私はフカミさんと皆さんを救うことを条件に手を組みました」
「そう、このゲームの賞金5億は全員に返す。だからプラスマイナスゼロだ」
「………あ、ありがとう」
アダチさんが小声で言った。
「お礼を言うなら彼女に」
そういって僕は席に戻った。
最後のツキシロさんのターンは、俺のチップの36枚が没収となった
『ではこのゲームの最終結果をお知らせします』
そういうと画面が変わった。
フカミ 1枚
ジョウノ 0枚
アダチ 0枚
ハイバラ 0枚
ツキシロ 1枚
『一位のフカミ様とツキシロ様には賞金の2億5千万円ずつ差し上げます』
斗真とツキシロの目の前にアタッシュケースが置かれた。そして黒服の男がアタッシュケースを開けた。そこには1億が入っているアタッシュケースが二つと5千万が入ったアタッシュケースがあった。
『KRONOS二回戦の詳細は後日にお送りします。ではこれでKRONOSの終了とさせていただきます』
するとKRONOSの関係者はすぐにこの会場から出て行った。
俺たちは賞金を分け合って、みんなと分かれた。他の人たちにはたくさんお礼を言われた。
でもその二倍くらい、ツキシロさんは言われていたが。
でも俺はその結果をよく思っていなかった。
やっと鼻風邪が治った黒狐です!
次の話で第一回戦は終わりです!
やっと一つのゲームを終わらせることが出来ました。
これも読んでくださった皆さんのおかげです。
明日に第一ゲームの最終話を更新するつもりです。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
これからもお付き合いできたらとても嬉しいです。
では、また!