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TRUTH  作者: 黒狐
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第二十五話 リミットビリヤード



 俺はあの後、誰とも話さなかった。

 何も考えられなかった。

 俺は兄さんに負けた。

 そう、負けたんだ。

 兄さんなら全員を倒せたはずだ。

 兄さんは、何を企んでいるのか……

 いつしか朝になっていた。

 でも起きる気はしなかった。

 ピンポーンーーー

 チャイムが鳴った。

 KRONOSの関係者が来るなら早すぎる。ゲームが終わってから来るのはおかしいはずだ。

 姉さん?月城さん?

 とりあえず俺は思い体を起こして、ドアを開けた。

 そこにいたのは、いつも俺にKRONOSの招待状を渡したあの男であった。

 いつものように無表情だった。

「……何しにきた」

「深見斗真。お前を迎えにきた。お前の兄が会いたがっている」

 兄さん……!?何を企んでいる?

「……連れて行け」

 俺は兄さんに会うことにした。すべての真相を知るために

 そうして、俺は高級車に乗り、どこかに向かった。

 ただ何も考えること無く……




 着いた場所はどこかの高いビルだった。

 周りにもそんなビルはたくさんあった。

 そして、俺は案内されるがまま、男の後ろをついていった。

 男は一つの扉を開けた。

 そこはカジノだった。

 そう、裏カジノだ。

 カジノも俺は入ったことは無い。

 どのギャンブルもレートが高額なものばかりだ。

 金の持ってそうな人もいれば、サラリーマンや、チンピラのような人もいた。

 中のゲームはルーレットや、トランプ、スロットなど様々なのもがあった。

 俺はそれらのゲームを少し見るだけだった。

 そして、男についていく。

 「「「「「「「「「「わーっ!!!」」」」」」」」」」

 奥に進んでいると、奥の方からたくさんの歓声が聞こえてきた。

 人ごみまで出来ていた。

「んっ?」

 俺は観客の視線が集まる先を見た。

「なっ!!!」

 その先にあったのは、二人の姿があった。

 一人は眼鏡をかけた中年の人。

 もう一人は賢吾の姿があった。

「これはこのカジノのメイン、VSだ」

「VS?」

「ああ、このゲームはKRONOSの支配者、深見賢吾と直接対決するものだ。その参加費は5000万。そして、賢吾に勝利すれば、その10倍の5億を手にすることが出来る」

「……」

「そして、このゲームはもちろん全て平等だ。まず参加者にはクジでやるゲームを決める。そして、そのゲームはこの一ゲームで破棄される。もう、ここでやることは出来ない。もちろん、どちらとも初めてのゲームだ。そして、そういうような条件の中で、賢吾は55戦で55勝0敗だ」

「っ!!!」

 そのステージでは挑戦者がクジを引いた。

 そして、ステージにビリヤード台が運ばれてきた。

 それが今回のゲームらしい。

 でも、ただそのゲームをやるだけであろうか?

「お前はただビリヤードをやるとでも思っているのか?」

「いや、思ってない。ここのメインなら、どうせKRONOSみたいにゲームのルールーを変えてくるんだろ?」

「ああ、その通りだ」

 そして、ビリヤード台には玉がセットされた。

 その玉は全てが黒色の玉であった。そして、逆サイドには白い玉が一個。

 この時点で、普通のビリヤードではない。

『今回のゲームは『リミットビリヤード』となりました。

 このゲームは普通のビリヤードと違い、玉の数が15個あります。但し、全部真っ黒です。番号など存在しません。

まず、コイントスで先手を決めます。

最初の撃ちはプレーヤーが行います。それからゲームスタートです。

普通のビリヤードなら順番通りに撃ちますが、このゲームは白玉以外の全ての玉が全て黒であることから、どれの黒いを撃って構いません。但し、普通のビリヤードと同じように白玉が穴に落ちたり、自分の番で二回連続、黒玉を穴に落とせなかったり、白玉が別の玉に当たらなかった場合は『ファール』となります。その時は、ペナルティーとして、相手に5000万円支払ってもらいます。黒玉を落とすことが出来れば、もう一度玉を打つことが出来ます。なお、自分の番に落とせる玉の数は3つです。それ以上落とした場合も、相手に5000万円支払ってもらいます。

最後の黒玉を穴に落としたプレーヤーの勝利です。ルールは以上となります。よろしいですね?』

「「……」」

 二人は黙ったままであった。

『では、これより『リミットビリヤード』開始です』

 そうして、ゲームの幕が開いた。




眠たい。

いきなり愚痴をこぼしたところで後書きにいきましょう。

最近、この小説のペーシ数少なくないと疑問に思い始めました。

みなさんはこんな感じでいいと思いますか?

もう少し、場面、人の心情を遠回しな表現にした方がいいのでしょうか?

出来るだけ伝わりやすいように頑張りたいと思います。

大泉洋にめっちゃハマってしまった黒狐でした。

ちなみに、映画『探偵はBARにいる』で爆発しました。

火がついたのは『水曜どうでしょう』からです。

好きな有名人が、福山雅治、大泉洋となりましたっ!!!

以上ですwww


黒狐の愚痴など聴きたい方はツイッターでっ!!!!!


感想、アドバイスなどお待ちしております。

誤字・脱字報告も出来ればお願いします。

評価の方もよろしくお願いしますっ!!!!!!!


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