第二十話 二人
第十八話のルール説明を変更しました。
肝心なものが抜けていましたので、確認をお願いします。
このゲームは一番玉の数が多いボックスには、次の投票時間に投票できないという非常に大変なルールが抜けていました。
すいませんwww
では本編をどうぞ!!!
「斗真、何か策でもあるの」
姉さんは斗真に言った。
「ああ、一つだけある」
「どんな策なんですか?人数の方は向こうが上だから……」
希は心配そうに言ってきた。
「確かに、人数が少ないのは不利だ。でもこのゲームは多数決ではない。そして今の箱の中身はこうなっていると思う」
赤 6
青 3
黄 0
「そして今回は赤に投票する事が出来ない。そして二回目の結果は」
青 15
赤 6
黄 0
「この結果はどういう意味かわかるか?」
「……っあ!もう青には投票できない」
希は何かをひらめいたかのように斗真に言った。
「そう、そこで俺たちは青を赤に投票はせず、ゲーム最終まで青を投票できなくすればいい。そして最後に赤に票を入れる。でもこの策には賢吾も気づいてくるはずだ。そしてこの勝負は7回目の投票で相手の色のボックスが投票不可になれば俺たちは負ける。逆に俺たちのボックスが投票不可になれば勝ちの可能性が上がる」
「どういう事ですか?」
「もし7回目に俺たちの色のボックスが投票不可になったとしよう。そのボックスは投票できないから敵がどれだけの玉を持っていようと投票する事は出来ない。そのうちに俺たちが相手のボックスを一番玉を多くいれた場合は俺たちの勝利となる。でもこっちの玉を投票できる数は向こうより圧倒的に少ない。だから8回目の投票で相手のボックスを一番玉を多く入れられなければ俺たちは負けてしまう」
「じゃあ、こっちは不利な訳だ」
姉さんが心配そうに言った。
「でも何か策はあるはずだ」
「最初の投票はどうします?」
希が言ってきた
「俺たちは最初の投票では何もしない。様子見だ。賢吾はどんな策を取ってくるか、それが一番の問題だ」
『では二回目の投票が終わりましたので、結果を発表したいと思います。ただいまの投票の結果は………
青
赤
黄
ご覧のような結果になりました。そして次の投票は青の箱に投票する事が出来なくなりました。では5分の休憩となります。』
まずは予想通りだ。まだなにもわからない。
賢吾は自分たちのチームを集めていた。
「次は黄にすべて投票する」
「なんでだ?」
チームのメンバーの一人が言ってきた。
「向こうは最後まで赤のボックスを一番数を多くしてきません。なぜなら青が投票可能になると俺たちの12個の玉が入って、思いっきり離されてしまうからです。そして、この勝負は7回目の投票で自分の色のボックスを投票できなくした方が勝ちなんです。8回目の投票に俺たちが青に投票する事が出来れば間違いなく勝てる。こっちは投票する玉の数が上ですから……」
さて、斗真はどういう策でくるかな?まあ、せいぜい俺を楽しませてくれよ。それにしてもあいつらは甘い、あんなことが起こったのにまだ人を信用しようとしている。ふっ、愚かな奴らだ。でも時期に気づくだろう。信用の無意味さを……。
賢吾は笑みを浮かべた。
ゲームが今までよりも難しさが増です。
なのでところどころミスってる所があるかもしれませんので、その点はご注意ください。
最近、違う小説の案が浮かんでしまいました。
早く書きたいなー。
でもいろいろな設定と時間がもっと必要になってくるのがつらいな。
この小説のピリオドをどうするか考えてないwww
さて、何回戦まで続くのか?
まだ4つくらいゲームが必要かなwww
もうすぐカイジの映画ですね。まだ二ヶ月もあるけどwww
沼がかっこいいので是非見に行きたいです。
これからはどんどん書いていこうと思いますので、応援よろしくお願いします!
twitterの方もお願いしますwww
以上、黒狐でした!
感想、アドバイスなどお待ちしております。
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