第十二話 チーム
コンコンッ―――
俺はドアを開けた。
そこにいたのはモウリさんだった。
「お待たせしてしまって申し訳ありません」
「かまへん」
俺はモウリさんを部屋に入れた。
「どうも、わしはモウリ。よろしくな、ツキシロさん」
「はい、お願いします」
ツキシロは頭を軽く下げた。
「ではわかっていると思うが、カードの番号教えてもらおうか?」
「わかっています。とりあえずこちらに来て下さい」
雄斗とモウリが考えているのはチームを組むことだ。チームを組むことによって、よりカードの情報がわかる。そしてチームが三人なのは、勝者が三人しかなる事ができないからだ。
三人は丸いテーブルに集まっていた。
「じゃあ、せーので自分のカードを出しましょう。いいですか?」
「大丈夫や!」
「・・・うん」
「じゃあいきますよ。せーの!」
テーブルに出されたカードは
フカミ 9、1
ツキシロ 5、1
モウリ 3、7
「じゃあ抜かれたのは3、4、6、8、10のどれかですね」
「せやな」
「でも二つのカードが揃うなんてついてますね」
俺はモウリさんが出したカードを手に取った。そしてモウリさんに渡した。それをモウリさんは受け取った。
「そやな、俺たちが1のカードを誰にも渡さへんかったら、どこのチームも最後は二者択一になるからな」
そう、テームに二つの同じ数字がある場合誰もその色は元々抜かれていたのもか誰かが止めているものなのかわからないのだ。
「じゃあわしは失礼するわ。少し休みたいねん」
「わかりました。ではまた」
そしてモウリは部屋から出て行った。
「月城さん、少し出てくるから」
「わかった」
そして俺は部屋から出た。
最近、サブタイトルを決めるのが遅くなってしまいました。
ゲームが進むたびかぶったりしてくるので少しきついです。
さて、チームが結成いたしましたが、これは吉と出るのか?凶と出るのか?
次回お楽しみに!!!
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