6話 ジャムる機関銃
「万物皆銃!!!!」
「何〜〜!!?」
ブルバドが来る前に早速大ピンチ。どうしようか。
どうにかしなくては。
「ん、待ってよ?あの銃、輪っかにしたらどうなるんだろ?試しにやってみるか。」
「なぁにを企んでいるのおおぉお?ぱらちゃああああん殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!ぶっ殺す!!!」
「Big・Donut!!!」
ヘアピンが輪っかになり、内部が変形したのか、弾丸が打てなくなったようだ。ジャムったのだ。
「な、何をしたぁぁぁぁのかなぁあああああ?ぱらちゃあああああああぁん!!余計なことしなくていいいからさああああぁ大人しく死んでねえぇえええ????」
カツーン、
「何?今度は何?なんの音??」
みいるは、足元にあった空き缶を実銃に変えたようだ。それを上に蹴り上げ、片方の腕でキャッチ。
腕を必死に伸ばし、私の方に向けて缶を向けた。
「缶は軽いぃぃいいぃい!反動無しで打ち放題ぃぃいいいいいぃぃ!今度こそォォオぉ!万物皆銃」
チュドドドドドドドドド!!
私の身体にも銃弾が当たりそうになったが、近くにあった街路樹を複数本ドーナツ状に変形させ、防御体制を取った。
「ふ、ふう。な、なんとか…」
その時だった。
「間に合ったぞ!!本当によくやった!羽羅ちゃん!」
ブルバドがやってきた。私はこの瞬間をどれだけ待っていたことか…
「精神呪縛!!」
みいるの動きが止まり、ぱたりとその場に倒れる。
「ハッ!!!あれ?あたし〜何やってたっけ〜?確か変な能力が〜うーん、、、あ、ぱらちゃん、私何やってた?」
みいるは正気に戻った。自分が何をしていたか覚えていないようだった。
普段のみいるからは想像出来ないほどの狂気があった。なんて説明しようか…
本を回収しながら昨日私に話していた事情を真顔でみいるに語るブルバド。
おいおいマジかよブルバドさん。こんなおっとり系女の子に残酷な話を…
……
「…………って事があってだな。俺は本の回収と魔術師と戦うために…」
興奮気味で話を聞くみいる。そして口を開く。
「面白そう!!!私も手伝う!!!」
「いや、みいる?冷静に考えてみて?宇宙スケールのヤバい事に巻き込まれてるんだよ私たち。命狙われてるんだよ?なのに楽しそうって…」
「だってさ、なってしまった事はしょうがないじゃん?それにさ、毎日受験勉強ばっかでウンザリだよもう〜」
「そりゃ、そうだけどさ。」
「生きてさえいれば後から受験できるんだよ〜?ぶっちゃけもうどうでも良くない?」
みいるはこれからの出来事にわくわくしているようだった。これにはブルバドも驚いていた。
「恐怖とか感じないのか?お前は?まあ、俺も対魔術師用の本を使ってそういう奴に能力を与えようとしていたが。まあ探していたような人材と合致しているな。それに羽羅ちゃんの友人なら話は早い。仲間内での連携が取りやすいだろう。よろしくな。ところで、お前の名前は…」
「葉荒 魅依瑠 (はあら みいる)っていいます!よろしく〜!」
続く。
キャラ紹介その4
葉荒 魅依瑠
高校3年生。誕生日2月29日。血液型はO型。
見た目は地雷系女子。性格はおっとり系の女子。楽観的な性格。
おっとり系だが意外とアツい(?)一面も…?
成績はトップクラス。勉強は苦手だが、彼女なりに必死に頑張っているようだ。




