とある夢?
モリモリチートです
「ぐぅ…すー…」
すっかり眠りについた玄助を光が包む…そして
「ん…んん…眩しい…」
あまりの眩しさに目を開く玄助、そこには…
『やぁ、玄助くん』
「んな!神様!?なんでまた」
『いやぁキミが上手くやってるか気になってね。』
「まぁ、ぼちぼちやってますよ?それで?」
『ん?それで、とは?』
「神様が出てくるってことは何かあるんじゃないかと…」
『ああ、警戒させてしまったか…、特に何も無い…ワケでは無いが…』
「んん…?」
『まぁキミには話しても良い頃合いだね』
「何の話?」
『立ち話もなんだし、座ってお茶でも飲みながら話そうか。』
そう言って指を鳴らすとイスとテーブル、そしてティーセットが出てくる。
『さぁ、座って。』
「なんかありそうだなぁ…」
『キミには隠しておいても無駄だろう…。今、キミが生活している外史はキミが知っている物語と違うだろう?』
「そりゃそうだけど…あらかた同じですよ?新キャラは居るけど…」
『そう、そこなんだ。私は新キャラが居る世界にキミを飛ばしてしまったのだよ…』
「ん?どういうこと?」
『本当ならキミの知っている外史に飛ばそうとしたんだが…途中で邪魔が入ってね。』
「それで大方、ストーリーは似てるけど新キャラの居る世界に飛ばしてしまったと?」
神様の淹れてくれたお茶を飲む。
『うむ…そうなのだ…そちらにはキミではなく他の人物が行くはずだったのだが…』
「まさか…」
『そう、そのまさか、だよ。行くのは【北郷一刀】だったんだ。』
「んじゃ、なんだ?俺は北郷くんの代わりか?」
『まぁキミの居る外史も括りとしては恋姫無双…代わりではあるけど、キミは恋姫無双の主人公になってしまったんだよね…』
「ンな、アホな…」
『そして、キミにはKAMIZONの他に特集な能力を授けることになったのだ…』
「へー…どんな?」
『KAMIZONの進化版、名付けて、恋姫ショップだ!』
「なんか、名前だけだと、スケールダウンしてるような…」
『元々名前なんてない能力だからね。』
「それで?恋姫ショップとKAMIZONの違いって何?」
『KAMIZONは元々のネタがあっただろう?そして機能的にも制限があった。』
「機能的な制限?」
『そう、現代日本でしか手に入らないモノを購入する』という限定的なモノだったんだよ。
「いやいや、それでも充分チートだと思うけど?」
『しかし、こうは思わなかったか?もし、楽に電気が使えれば、楽に戦を進められれば…と』
「いやぁ、まぁ、そりゃねぇ…」
『恋姫ショップはソレを叶えることの出来る要はなんでも欲しいモノは買えるアプリだね。目に見えないモノも買えるよ?技術とか。』
「ガッツリチートじゃん…」
『しかし、恋姫ショップはKAMIZONより便利だが、それ相応の対価が必要だ。だから今まで通り、KAMIZONを使いお金を稼ぎ、そしてソレを恋姫ショップで使ってくれ。』
「ふむ…なるほど…」
『と、言うわけで説明も済んだし、キミを元の外史に戻すよ。じゃあね。』
「は?いやいや、勝手に呼んどいてそれh…ってまたかー!」
『さて、三船玄助くん…キミはどんな外史を見せてくれるかな?』
「ハッ!」
ガバっと起きるが何も無い。自分の部屋だ。スマホを確認してみると恋姫ショップが追加してある。一体何なんだ?恋姫ショップ。うーん謎だな…。しかしアレは夢じゃなかったのか?
恋姫ショップ…どんなモノを取り扱ってるんでしょうね?




