帰ったぞー!
建業に帰ってきました。腕は治ったんですかね?
あれから戦後処理は着々と進み、ついに建業に戻ることとなった。今は建業に向け出発し、馬の上で揺られながら、数日…。ようやく雪蓮を始めとした先遣隊と炎蓮さん含む本隊が建業へと入っていく。
「帰ったぞー!我が建業!」
「うわ、びっくりしたー…玄助、そんなに叫ばないでよ…」
「仕方ないだろー。建業は俺にとって第二の故郷みたいなモンだ。それにタバコも切れてたし…ようやく補充が出来る。こんなに嬉しいことは無い!」
「分かったから、そんなに興奮しないでよー。でも、玄助が大好きになっちゃうくらい建業って良い所なんだね。」
「おう!民たちは元気だし、活気もあって、美味いメシもある。最高の街だと思うな。」
「そっかー私も馴染めるかな?」
「梨晏なら大丈夫だろ。明るくて性格も良い。それに美人。どこに嫌われる要素がある?」
「び、美人だなんて…玄助、お世辞が過ぎるよ。」
「俺はお世辞なんて言わねぇよ。ホントにそう思うから言ってるだけだ。」
「も、もう!そんな照れることを堂々と言わないでよー!」
「ははは!褒めてナンボだろー!」
そうやって梨晏と話している玄助を見て
「ねぇ、冥琳、玄助と梨晏…ちょっと仲良くしすぎてない?」
「ん?普通のやり取りではないか?」
「でも、玄助ったら私たちのことは褒めないのに梨晏には真っ直ぐ美人って褒めてたし…」
「なんだ、雪蓮は妬いてるのか。」
「玄助と初めて会ったのは私なのにぃー。それとも私って魅力無いのかなぁ…」
「ふむ…しかし、雪蓮の言う通り、三船がああやって人を褒める…しかも、女性を褒めているところは見た事が無いな…。なにか、あやつの中で思うところがあってのことではないか?」
「思うところ?」
「まぁそれは本人にしか分からんが…。あやつなりに考えているのだろう。」
「ふーん…でも、私も褒めてもらいたーい!」
「なら、褒めてもらえるように、まずは仕事を抜け出さず真面目に取り組むことだな。」
「むぅ…分かったわよ、善処しますー。」
「やる、と言わないところがお前らしいよ。」
「だって言い切っちゃったら休憩ですら許して貰えなさそうだし。」
「私もそこまで鬼ではないさ、しかし、抜け出した分の仕事はしてもらうがな」
「それは鬼と変わらないわよ。分かったわよ、しっかり仕事しますー…」
「ふふ、それで良い」(しかし、三船は今までよりも明るくなっている。それに今まで人付き合いには一枚壁があるように思えていたが、そのような硬さもない。余程、梨晏と気が合うのか?それとも、あやつの中で何か変わったのか?全く…計れん奴だな…)
そうして城に着くと早速KAMIZONでタバコとコーヒーを購入して自室で一服する。ああ…久しぶりのタバコとコーヒーだ。戦にカバンを持って行くことも考えたが、もし、壊れたりしたらKAMIZONが使えなく可能性もあるので辞めておいたが、欲しい時に欲しいモノが手に入らないのは辛い…何か良い案は無いものか…ソレにカバンを遠征に持って行ければ、こちらの兵糧とは違い美味い日本食も食えるし…。コッチの戦闘糧食は、干し肉、塩漬けの魚、それに干し飯…俺からしたら物足りない。腹が減っては戦ができぬ。それに美味いメシに慣れてるから糧食は俺の口には合わないんだよなぁ…まぁ戦に行くんだから贅沢は言えないけど…。そう思いながらKAMIZONを漁る、ヒマなときはこうやってKAMIZONをいじって様々な商品を見ているのだ。しかし、商品の購入、現金のチャージの方法は分かっているが…ホントにコレだけか?一応神様から与えられた能力だ。他にも俺の知らない機能があるのではなかろうか…。お?画面のマイページから右上にアイコンがあるな…なんだコレ。ポチッと、なんじゃこりゃ!様々な機能があるではないか!なになに…購入個数上限の拡張、5分に1回の何処にでも購入品を召喚できる機能…。コレだ!コレならカバンが無くてもスマホ1つで完結する!うぅむ、しかし、これらの機能を解放するには金が必要なのか…まぁ稼ぎならあるし、残高も500万はある。よし、必要で便利そうな機能を解放しよう。背に腹はかえられん。ポチッとな。うぐ、これだけで約300万の出費…痛いが、便利になるならコレに越したことはない。ふはは!これでまた商売が楽になるな!早く、店を開けたい。待っているお客さんが居るのだ。お客さんの為にも早々に俺が動かないと…
そうして新機能と、店の事を考えながらKAMIZONを漁るのであった
KAMIZON新機能です!もっと便利になりました。そして、なんか梨晏と良い雰囲気ですねぇ…まぁ梨晏は雪蓮や冥琳たちとすぐ仲良くなった印象なので、玄助ともすぐ仲良くなるだろうなと思ってましたが…コレは梨晏が1歩リードか?




